日本劇団協議会
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演
『少女都市からの呼び声』
2019年12月6日(金)~18日(水)
Space早稲田
作:唐十郎 演出:小林七緒
音楽:諏訪創 振付:スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)
プロデューサー:流山児祥
美術・舞台監督:小林岳郎
照明:横原由祐 照明操作:佐野淳子
音響:高塩顕
衣装:岩男海史(アヴァンギャルド×コンプレックス)
衣装助手:里見柚香 映像:浜嶋将裕
舞台監督助手:橋口佳奈 イラスト:ヨコヤマ茂未
宣伝美術:江利山浩二(KINGS ROAD)
舞台写真:横田敦史
アシスタント・プロデューサー:米山恭子
出演:
山下直哉(有沢)
原田理央[柿喰う客](ビンコ)
井村タカオ(男・田口)
山丸莉菜[流山児★事務所](少女・雪子)
勝俣美秋(医師/乞食老人/老人/兵隊)
佐野陽一[サスペンデッズ](医師/乞食老人/老人/兵隊)
祁答院雄貴(医師/乞食老人/老人/兵隊)
大久保鷹(老人/兵隊)
中原和宏(乞食老人/連隊長)
伊藤俊彦(フランケ醜態博士)
星美咲[流山児★事務所](看護婦/フランケの助手)
江口翔平[劇団Studio Life](看護婦/フランケの助手)
STORY
病院に見舞いに来た有沢とビンコは、親友・田口の腹の中に女性の髪の毛が発見されたことを聞かされ、有沢は以前、田口が「自分の中に女性がいるような気がする」と言っていたのを思い出す。一方、田口は夢の中で、妹・雪子に会うための旅をしていた。そこは、ドクターフランケ醜態が支配するガラスの世界。雪子はガラスの身体に変えられる手術を施されていたが、温かい肉体の世界へ憧れを持ちはじめた…。【パンフレットより】
昨年の『腰巻お仙 振袖火事の巻』に続いて、唐十郎さんの戯曲を流山児★事務所の小林七緒さんが演出。
この作品は昨年3月、新宿梁山泊で上演されたのを観たばかり(先日亡くなった山谷初男さんも出ていた)。
この戯曲を何度も上演している新宿梁山泊と比べては可哀想かもしれないが、最後まで惹きつけるものがなかったというのが正直なところ。
流山児★事務所の公演でも注目していた山丸莉菜さんは悪くなかったけど…。
映像が浜嶋将裕さんだけあって、天野天街作品っぽくなってしまったのもちょっと残念。
上演時間約1時間27分。