今日はジュリー・デルピーのA Waltz for a Nightを和訳します。
映画「ビフォア・サンセット」(2004・米)の劇中歌としてジュリー・デルピー演じる
セリーヌが、イーサン・ホーク演じるジェシー(歌中にも登場します)に向けて歌った曲です。
実際にデルピーが作曲を行いました。
この映画は「恋人までの距離(Before Sunrise)」(1995)の続編として制作されたもので、ウィーンで出会い再会を誓った二人が、今度はパリの街で9年の時を経て再び出会います。
ずっと二人の会話劇なのですが、その中に見える二人の考え方や想いがとてもロマンチックな一作。
この曲は別れが惜しい二人が、時間を引き延ばすためにラストに歌う一曲なんです![]()
未鑑賞であればぜひ。
(全然関係ないですが、私はこのシーンのセリーヌの部屋が可愛くて憧れです
)
𓂃𓂃𓂃𓊝𓄹𓄺𓂃𓂃𓂃
【和訳】A Waltz for a Night - Julie Delpy
[Chorus]
Let me sing you a waltz
ワルツを歌わせて
Out of nowhere, out of my thoughts
ほかでもない、わたしの心のワルツを
Let me sing you a waltz
ワルツを歌わせて
About this one night stand
一夜限りの恋のワルツを
[Verse 1]
You were for me that night
あの夜あなたはわたしのためにいた
Everything I always dreamt of in life
あなたは私がずっと夢に見てきた人
But now you're gone
でももうあなたはいない
You are far gone
遠くへ行ってしまった
All the way to your island of rain
はるかかなたの雨の島へ
It was for you just a one night thing
あなたにとっては一夜限りのこと
But you were much more to me
でも私には違う
Just so you know
本当よ
[Verse 2]
I hear rumors about you
あなたの噂を聞いた
About all the bad things you do
あなたがしてる悪いことすべてを
But when we were together alone
でも私たち二人きりでいるときに
You didn't seem like a player at all
遊び人のようには到底見えなかった
I don't care what they say
人がどう言おうと平気
I know what you meant for me that day
だって私はあなたがどんな存在か分かってる
I just wanted another try
もう一度チャンスが欲しい
I just wanted another night
もう一夜あったなら
[Verse 3]
Even if it doesn't seem quite right
たとえ間違った関係に見えても
You meant for me much more
あなたは私の大切な人
Than anyone I've met before
今まで出会った誰よりも
One single night with you, little Jesse
あなたとのあの一夜は…ジェシー
Is worth a thousand with anybody
ほかの誰との千夜より意味深い
I have no bitterness, my sweet
私は恨んでない
I'll never forget this one night thing
あの夜のことは決して忘れない
Even tomorrow, in other arms
明日誰かの腕に抱かれたとしても
My heart will stay yours until I die
私の心は死ぬまであなたのもの
[Chorus]
Let me sing you a waltz
ワルツを歌わせて
Out of nowhere, out of my blues
ほかでもない私の心のブルース
Let me sing you a waltz
ワルツを歌わせて
About this lovely one night stand
ステキな一夜の恋のワルツを
𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓅹𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃𓐃
イーサン・ホークはこの一連の映画で共演して以来、ジュリー・デルピーとは深い縁で結ばれているそう。
それゆえ、イーサンがユマ・サーマンを別れた原因はジュリー・デルピーにあるのではとまことしやかに囁かれてきました...(ユマとジュリーは犬猿の仲)
この映画を見るとわかるかも...
別れても忘れられない大事な人がいるというのは一見悲しいことなのですが、
私がこの映画を好きなのは、
二人が大人としてその出来事に一旦区切りをつけて、離れている間にしっかり人生を送ってきたというところです。
そして悲観的になりすぎず、理性的に二人で思い出を懐古すること。
いつか私もそうなれたらいいな...セリーヌみたいな部屋に住みたいな
¡bye!


