哀愁のウルフ盗賊団 | レゴペディア〜LEGOpedia〜

レゴペディア〜LEGOpedia〜

LEGOのブログです

いぶし銀の活躍を見せるウルフ盗賊団。

お城シリーズの歴史において若干省略されがちな印象ですが、隠れファンは多い気がします。

ウルフ盗賊団は1992年の発売です。

同年にブラックナイトというインパクトの大きい勢力が登場しているので少し影の薄い感じがします。

 

登場人物はふたりです。

特に名前はなくどっちが主役でどっちがモブなのかよく分かりません。

南海の勇者の「しましま海賊さん」と同じヘッドの団員。

たぶんモブかな。

 

南海の勇者の「青い彗星」ことラミーさんと同じヘッドの団長。

たぶんリーダーなので団長ということに勝手にしておきましょう。

 

セットはみっつだけです(1596は日本未発売)。

「1596  Ghost with Wolfman」

どういうシチュエーションかよく分からないセット。

意外とゆうれいと縁がある。

 

「6038  Wolfpack Renegades」

低価格帯のセットでかなり売れた様子。

パーツも魅力的なのが多くボーナスパック的な印象。

 

「6038  Wolfpack Renegades」

あまり持ってる人を見かけない「ウルフ盗賊団の隠れ家」。

リーダーがひとりとモブがふたり。

それとやっぱりゆうれいがいる。

 

発売されたセット数が少ないにも関わらず中古市場においてウルフ盗賊団は特にレアというわけではありません。

それはブラックナイト城とドラゴンナイト城に付いていたからだと思われます。

そう彼らは牢屋に放り込まれる役割を担い、他勢力のお城に付いてきたのです。

 

私が先日作ったマジックドラゴン城にもウルフ盗賊団はひとり付いておりボコボコにされる役割を果たしてます。

落石にやられる。

 

落とし穴にやられる。

 

牢に放り込まれる。

 

このように散々な扱いを受けるウルフ盗賊団ですが、子供が遊ぶにおいては必須の悪役としてお城シリーズの人気を支えました。

ブラックナイトの騎士のようなカッコよさもなければドラゴンマスターのようなかわいさもありませんが、ウルフ盗賊団はお城シリーズにおいてなくてはならない存在なのです。

まさに「プロジェクトX」的な哀愁漂う名脇役です。

 

私としてはマジックドラゴン城を組み立てた後、オールドレゴの復元が思ったより大変な作業であることを認識し、オリジナルビルドでもしたいなあと思っていたところです。

 

ウルフ盗賊団の隠れ家は持ってるんですけどね。

パーツは全部揃ってるんですが。

説明書通りに組んでもつまらない(Everything is owesome !)

 

というわけで手持ちのパーツで作りました。

私のオリジナル作品ウルフ盗賊団のミニ隠れ家です。

かわいい。

 

まあこれくらいのサイズ感でちまちまオリジナルビルドしたいなあなんて。