息子の小学校生活が始まった。
一日目。
親子共々(多分夫以外は笑)ドキドキしながら学校へ車で向かった。
校舎の前で。
写真嫌いの息子が、こんな笑顔で撮られることは滅多にない。
不安そうだが、嬉しそうに校舎へ消えていった。
迎えに行くと、キラッキラの笑顔で現れた息子。
どうだった?と聞くと、「Good!」と親指を立てた。
あーあれこれ心配して損した。
なんか、こんなことをキンダーガーデンの初日にも思ったような...笑
ここで息子、「学校のランチ(いわゆる給食)が食べたい」とのたまう。
ええー!日本のお弁当を(たまには)持っていって欲しかったのに!
日本的なものからどんどん離れていってしまう息子に、せめておにぎりとか持たせたかった。
息子いわく、「冷たいご飯は食べたくない」そうである。
確かに...。
まあ、朝早起きしなくて良くなったから、楽ちんでいいか!とあっさり諦める母であった。
(というか悪魔の囁きに負けた 笑)
二日目。
学校のランチはどうだった?と聞くと、「すっごく美味しかった 飲み物にチョコレートミルクがあった」という返事。
チョコミルクが一番のポイントらしい。
メニューも、ピザやハンバーガー、チーズオムレツなど、子供が喜びそうなものばかり。
そりゃー、冷たい日本のお弁当よりも嬉しいよね。
息子によると、クラスで人に優しくしたり、頑張ったりするとチケットがもらえるらしい。
チケットを貯めて、ご褒美をもらうこともできるという。
ほほう、これは良いシステム。
息子にも「人に優しくしなよ〜」と一応言っておく。
三日目。
お迎え時に担任の先生に引き留められる。
「実は今日、問題があったのよ」
え...もう? (正直な気持ち)
お迎えに来た親は車から降りずに、できるだけスムーズに子供を乗せて走り去らねばならない。
でないと、流れを止めてしまい、後続車に迷惑がかかる。
そんなわけでその場で詳しくは聞けなかったが、「後で話しておきます」とだけ言って去った。
息子に聞くと、「ルールに従わなかった」という。
納得がいかないと、とことん聞かん坊になる息子。
まあ、想像の範囲内である。
息子いわく、「よくわからないけど、校長先生が来た」
いきなりの校長先生降臨!
さすが我が息子、これは想像を超えてきたな。
...じゃない
これは本腰入れてなんとかせねば。
夫と頭を突き合わせて悩む日々が始まった。
公立でも退学になったりするんだろうか...