数年ぶりの更新。
ちゃんと生きておりますよ。
こちらのブログ怪獣玩具に魅せられて (ameblo.jp)の方の更新ばっかりで、LEGOについてはちょっと抑え気味に。ただ、常に新作はチェックし、欲しいものはこまめに探したりはしています。
今回は久しぶりにオリジナル作品が完成したので、紹介したいと思います。
今回のクリエイトでは、主に二つのモデルを組み合わすことに重点を置きました。
71753 LEGOニンジャゴー ファイヤー・ドラゴンの攻撃
71793 火焔のヒートウェーブドラゴン
この二つを買ってストックしていたのですが、個々にモデルを作りたかったわけではなく、このキャラクターを作りたかったんです。
『ホビット』より、中つ国第三期における最大の竜。スマウグです。
これまでに何度かオリジナルで作ったことがあったのですが、
たぶん、これが決定版になるんじゃないかなぁ。
ヒートドラゴンの顔、ファイヤー・ドラゴンの折りたたみ可能な翼。
この二つを組み合わせることで、実現できると踏んだんですよね。
正面から。
首と胴体はヒートウェーブ・ドラゴン。四肢はファイヤー・ドラゴン。
両者をそのままつけてもバランスが悪かったので、全体的に一から作り直してはいます。
ファイヤー・ドラゴンは、商品モデルの段階から腕が重すぎて、可動部が負けている印象があって……。腕の保持力については、毎度毎度悩まされていますね。
横から。
それっぽいでしょ?
堂々とした体躯。ニンジャゴーのドラゴンの規格を外れない大きさ。
スマウグは作りこめば作りこむほど大型化していたので、このサイズでモデル化できたのがまず満足でした。
今回は二つのモデルを組み合わせることを主題としているので、追加パーツはほとんど出していない。
ゆえにファイヤー・ドラゴンの「赤」が残っている部分もある。それも味ということで。
背中。
こうして見ると、けっこう華奢なんですね。スマウグって、翼のボリュームが凄いけど、実は相応にスリムなんです。
顔のアップ。
この顔がなかったら……。たぶん、スマウグは実現できなかった。
頭の後ろに伸びる角状の突起をどう表現するかが最初の課題でしたが、上顎と下顎の繋目にも棘を付けることで、良い感じにスマウグらしくなったと思っています。
口はここまで開く。
これは元のヒートウェーブ・ドラゴンの完成度に頼るところが大きいですね。
ニンジャゴーのドラゴンは、こういう特殊なパーツを使っている故でもありますが、顔の造形がいずれもカッコいいんですよ。特に悪辣な感じがするドラゴンフェイスはいずれも素晴らしいですね。
真横から。
スマウグはいつも顔の造形に悩まされていました。
それをフェイスパーツ一つで何とかなるのは、楽(笑)。
可動は元々のドラゴンに共通して、首、四肢、尻尾。
保持力については、ファイヤー・ドラゴンの不安定さを若干残してはいます。
可動パーツの保持力アップの裏技とか、誰か知りませんか?(汗)
四肢の左右に角度を付けることで、スマウグ特有の歩き方も再現可能です。
立ち上がるとこんな感じ。
ファイヤー・ドラゴンよろしく、翼が大きく開く。
この状態で自立できるのは良いですね。元のモデルの体幹の良さ故です。
翼を広げて、飛行形態。
中々な迫力!!
黄金の中でゆったりとしているスマウグ。
このポーズ、良いなあ。
はなれ山のジオラマを使って、中に置いておこうかなあ。
ヒートウェーブ・ドラゴンには、四肢を回転させることでバトルモードに切り替えられるギミックがありました。
さすがにそのギミックはオミットせざるを得ませんでした。
ギミックよりも可動と見た目重視ということで。ある程度は上手くいっていると思います。
ものすごく久しぶりのクリエイトとなりましたが、おおむねイメージしていた通りにできました。
頭部の「らしさ」については、想定以上の手ごたえ。
今まで作ってきたスマウグの中では一番自信があります。
やっぱりLEGOって楽しいね。
いつか作ろう作ろうと思っていて、いざ着手すると一日で作ってしまった。そのせいで背骨が悲鳴を上げております。
ああでもないこうでもないと試行錯誤して、組み立てと分解を繰り返して……以前は当たり前にやっていたことでしたが、久しぶりにやると、すっごく頭を使った感覚があって、逆に新鮮でしたね。個人的には、大満足ですよ!!