怪獣玩具に魅せられて

怪獣玩具に魅せられて

ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

昨年に予約してから、発売延期に次ぐ延期。数日前に、ようやっと発送の通知が来たと思ったら、到着は1月半ば。えーっ!? と思っていたら、まさかの今日来た。なんやねーん!! と。そんな振り回されっぱなしなHIYA TOYSより、『大怪獣総攻撃』に登場した、白目ゴジラがついにやってきました。

 

どどん。

このずっしり感。GMKゴジラは60m級のくせに、とにかく重そうに見えるのが最大の特徴。実際、着ぐるみは相当にデカく、220cm、重さは80キロ以上にもなっており、スーツアクターは凄く苦労したようです。本編では、着ぐるみの重い・デカいが画面を通して伝わってきていました。このフィギュアでも同様の重さと密度が伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面から。

堂々たる体躯。仁王立ちが一番似合うのは、このGMKゴジラですね。

素立だけでここまで威圧感を出してくるのは、本当に凄い。

 

横から。

態勢もあって、横から見ると下腹がでっぷりとして見える。鼻先から尻尾の先まで、奇麗なS字を描く体制になっているのも、GMKゴジラのスタイル的な特徴。これによって、非常に“不良(ワル)感”が出ています。

鎌首を擡げた感じになっているのが、たまらなくカッコいいです。

 

 

このデザインは、金子監督のアイデアをもとに品田冬樹さんらVi-SHOPが手掛けられたそう。具体的なデザイン画はなく、検討用モデルからスタートしているそうです。イメージ的には初ゴジと84ゴジが根底にありそうですが、突き抜けた頭部デザインには、他の追随を許さないものがありますね。シンゴジラで、もう一つの突き抜けたデザインにお目にかかるまでは、このGMKゴジラこそが、頭一つ図抜けて「斬新」なデザインでした。

色合いは茶色がかっているので、印象としては少し前に紹介した、ゴジラの70周年特別版に近いものを感じます。

 

 

背中。

真ん中列の大きな背鰭が重なり合って、ちょっと歪んでいるようにも見えます。ここは別に干渉しない部分なので、そういいう仕様なのかなと。

尻尾は先端の方はぐりぐりと良く動きますが、付け根側はがっちり固まって、ほぼ動かすことができません。

 

体表ディテールは、モンアツに比べると、少々彫りが浅いかな。

これは以前にHIYA TOYSのレジェンダリー版ゴジラを買った時も思いました。この辺は、まだまだアーツの方がエッジが立っています。

体表だけだったら、映画公開当時の大き目のソフビと大差ない気がします。

カラーリングも一色ベタ塗なので、奥行き感には乏しいですね。

 

頭部。ここが決まってなくちゃね。

ゴジラの中では大き目の頭部。シンプルだからこその怖さとカッコよさ!!

 

 

 

黒目のない瞳が最高に不気味です。

口は可動式で、閉じると前の牙が覗く。

往年のティラノサウルスの復元図を思い出させます。あれ、本当は唇がないとダメだから、こんな風に牙剥きにはならないそうなんですけど。

 

 

口が開くと、舌まで動かすことができる。

牙はモンアツと比べると少し軟質ではある。塗分けはとても丁寧です。

口をガっと開くと、印象が何倍にも良くなります。

 

もう少し奥まで開いてくれたら良かったかもしれませんが、素晴らしい顔つきですね。

何も映さない瞳と相俟って、凶暴・凶悪度が凄い。

 

さて、可動は、もしかしたら個体差かもしれませんが、けっこう癖がありました。

関節が渋いのは頼もしかったですけどね、足は思ったほどの可動域がなかった。また上半身や首部分などは、ディテールの重なり合いによって干渉の度合いが違ってきたりする。

ぐりぐり動かしていると、どこかでバキッ! ってなりそうで怖くはありますね。

 

 

それでもあれこれ探って、色んなポーズを試みました。

まずは基本の吠え。

やっぱり大口で威嚇するように吠え猛るのがGMKゴジラの魅力。

 

天を仰ぐ。首の自由度はかなり高い。

ぶっとい足で地面を踏みしめ、大地を揺るがす咆哮。

絶対に崩せない、難攻不落の存在であることを感じさせます。

 

上半身の前傾がかなり深いところまで行くので、

首の可動と合わせて、ぐっと下に向けることができるのが良い。

この前傾を保ったままで、色んなアクションを試すこともできます。

 

 

首が左右にもぐりぐり動くから、見栄を切っても映えるんですね。

あと、やっぱりGMKゴジラは相手を脅すようなポーズが、凄くよく似合う。

目が白いと、どんな邪悪なことや凄惨なことでも容赦なくしてきそうで、怖いんですよね。

 
前傾のまま、尻尾の角度を調整すれば、現在の獣脚類のような姿勢にもできる。

GMKゴジラのイメージには、現在考えられてる復元スタイルのティラノサウルスもモチーフに入っているそうです。前傾にすると、それがさらに引き立ちますね。

 

 

横にすると、こんな感じ。

これで自立するのは凄いね。

ここでも、鎌首のような長めの首が良い味を出してくる。

 

 

その状態で寄りにすると、これが相当怖い。

距離が近くなるからですかね。そのままバクン! って行かれそうな怖さを感じます。

 

 

腕を振りかざして、攻撃の姿勢。

巨大な一対の腕も力強そうです。

平成VSゴジは、手が小さくて中々格闘できなさそうでしたが、GMKの腕はそれなりに強靭なものが付いていて、それで相手を引っ掴んだりできそうですね。

 

これまた巨大かつ強靭な脚で、思い切り踏みつける。

身体を捻ることができるのが、このアイテム一番の長所ではないかなと、遊んでいて思いました。

劇中でもバラゴンを思いっきり踏みつけていましたよね。容赦なく。

首をググーっと伸ばして、放射熱線!

ゴジラの見てくれ同様、吐き出す熱線も禍々しいのがGMK。

最初に吐いた時にはキノコ雲があがり、それを見た学校の先生が、「原爆……」と呟くという印象に残りまくるシーンがありました。

首の自由度により、アクションをしてもちゃんとこちらを向くのが良いですね。

GMKの場合には、この「見ている感」も凄く大事。

この白眼で睨まれたら、縮みあがりそうですね。

 

動的なポーズも、静的な佇まいもバッチリ決まる。

ここまで動いてくれると、本当に楽しい。可動に癖はありますが、動かしまくって遊びつくしたいですね。

 

 

街中に置いても、迫力のある画が撮れます。

 

ビルに手をかけて、ぬうっと顔を覗かせるゴジラ。

GMKゴジラは、直接的に人を殺りに来るんでね。恐ろしい……。

 

ビルの向こうで、ゆっくりと体を持ち上げるゴジラ。

背中から背ビレが噴出しているような、その勢いのある造形も素晴らしい。

 

 

岩場に舞台を移して、メーサー戦車をかじるゴジラ。

がっちり咥え込んで離しません。

 

 

前傾姿勢が活きるのは、こういうところですね。

巨大な顎と口だからこそ映えるアクションです。

 

 

このでっぷり感や、ワニのような頭部、ふてぶてしさ。

これぞGMK。

この重々しさ、体重が下に落ち切っている感じ。モンアツ以上にそこが強調されている。

 

触っているだけで楽しい。嬉しい。とにかく満足度が高い。

この存在感と満足度で、1万下るのは嬉しいですよね。値段以上の魅力と遊び応えは確実にあります。

HIYAは、この前のレジェンダリー版だけあればいいやと思っていましたが、GMKとミレゴジという、ドツボなラインナップだったので、迷わず予約してしまった。そこから1年以上待ち続けたわけですが、その甲斐は十分にあって、とんでもなくカッコいい凶悪顔のゴジラを手にすることができました。GMKアイテムの中でも、相当にお気に入りです!!