75965 LEGOハリー・ポッター ヴォルデモートの復活 | LEGOット庄

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ハリー・ポッターのリバイバルシリーズより、第4話『炎のゴブレット』のクライマックスを再現した、「ヴォルデモートの復活」を今回は紹介します。これは『炎のゴブレット』の映画公開時にも「墓場の決闘」というタイトルで一度セット化している。それをかなり小さくしたイメージです。

 

パッケージ裏面。

 

非常にシンプルですね。昔はよく分からない組み換え例が載っていて、それはそれで楽しかったものだが……。あれはいつからなくなったんだろう? 確かにハリポタの初期セットは、インスト自体に組み換えの例が掲載されていました。

 

184ピースなので、そこまで時間がかかるものでもない。まんだらけで1600円で手に入れたので、一応ピースコスパは悪くないはず。

じゃじゃん。

 

トム・リドルの墓にだけ焦点を当てた、小さ目のセット。当時リリースの中では一番小さいセットだったかな。

小さいながらもギミックが付いているんですが、せっかくなので物語仕立てで紹介したいと思います。

 

 

~『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』~

優勝杯ボート・キーだった。それに連れられてハリーがやって来たのは、しんと静まり返った不気味な墓地……。

 

 

正面の墓石を見るハリー。そこには、あの宿敵の名前が刻まれていた!

 

 

その瞬間、死神の像が動き出してハリーを拘束する。

 

 

どこからともなく現れた、ピーター・ペティグリュー。鍋を取り出して火にかける。

いったい何を始める心算なのか――。

 

その時、どこからともなく不思議なメロディーが流れてきた。

 

♪~ちゃらちゃっちゃっちゃちゃちゃ

   ちゃらちゃっちゃっちゃちゃちゃ

   ちゃらちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃっちゃーちゃちゃんちゃ~♪

 

始まりました、ピーター三分クッキング。

今日はあり合わせの材料で、ヴォルデモートを作っていきます。

 

まず、あらかじめカットしておいたよく分からないパーツを鍋に。

 

 

続いて、食べやすい大きさの骨を鍋に。

 

 

続いて、怪しい光を放つよく分からないパーツを鍋に。

 

 

 

最後に、あらかじめ用意しておいたヴォルデモートの赤子バージョンを鍋にぶちこみます。

 

あとは1分ほど待っていると――

 

ぐつぐつぐつぐつ……

 

 

じゃきーん!!

 

これはびっくり! とんでもない所から飛び出した、白いハゲ! ヴォルデモートの復活だ!

 

~続く~

 

確か本編もこんな感じだったですよね?

 

 

ミニフィグの紹介です。

 

 

無難なフィグ選びかな。この規模のセットでミニフィグが4体も入っているのは良いね。
ヴォルデモートさんがミニフィグパックで手に入らなかったので、ここでゲットできたのは嬉しい。ピーターと死喰人は、他のセットでは中々見かけないフィグですね。
 
改めて、舞台の紹介。
扇状に拡がるなど、意外と工夫されている。
墓場の造形自体は、ヒドゥンサイドでもおなじみ。LEGOが昔から得意なクリエイトですね。
 


 
 ボート・キーとなった優勝杯と、ミニフィグパックのセドリックに付いてきた炎のゴブレット。どちらともよく似てるので、間違えそう。


 逃げる途中のハリー。
 あれ!? どっちだっけ!?


 宿命の対決。
ホグワーツとは当然組み合わないので、これ単体で遊ぶことになるけれども、ミニフィグが豊富なのでけっこう遊びがいがあります。ヒドゥンサイドの墓場のミステリーとか、モンスターファイターの墓地のセットとかを組み合わせて、より大きな舞台にすることも可能。じめーっとしたダークタンと冷たいライトグレーが、良いコントラスト。2000円を下回る値で変えたのは幸いでした。