皆さんこんにちは。

 

「太平洋の女王 葵と豪華客船の日常」シリーズの架空の高知県がどのような世界なのかを、自分の頭の中の整理もかねて簡単に紹介しようかと思います。作品関係のブログで何度も書いたように、架空の高知県は都市化が進んでいます、現実の高知県は凋落が激しいから・・・・・・(これも何度も言いましたね)

 

 

1:市内に大型の港湾設備

現実の高知県では客船の出入港は基本、高知新港で行われますが、架空の高知市では、実際の高知港(高知新港と違い、高知港は市内に直接つながっています)の港内に客船ターミナルがいくつもあり、日本のサウサンプトンと化しています。

高知市をご存知の方なら弘化台という魚の卸市場があるのを知っている方もいるかも知れませんが、あそこも客船ターミナルに改造しており、200~250mクラスの中型客船が4,5隻出入港可能な港湾設備を整えております。

 

太平洋セメントという会社があるエリアも客船ターミナルに、

 

ちなみに高知新港のエリアは建造中の初春が出入りできるように工事中という設定です。

 

2:市内都市の高層化

作中に何度か描かれる高知市街。無論、自分の理想を詰め込んでいるので、都市は高層化しております。

ニューヨークの高層ビルを一回り小さくしたような(それでも60~70階建て)高層ビルが九反田あたりにずらりと並んでおり、

郊外でも高層住宅がニョキニョキと。

明治時代の日本が脱亜入欧という言葉があったように、西洋化が進んでいるっぽいのがこの世界の高知県ですが、

日本文化も大事に守っているという少しカオスな設定。

日本は基本、紙と木の文化なのですが、その中に欧米の石の文化が入っているような感じです。

市の人口は60万人程度、近郊の南国市、香美市、香南市、土佐市も合わせると120万人越えの大都市圏を形成しております。

これからも分かりますように、私がどれだけ田舎が嫌いかお分かりいただけるかと思います。

 

3:仁井田にサン・ナザーレ造船所が!?

この設定は高知県だけでなく船舶業界にも強い人でなければ分からないようなムチャクチャ設定です。

サン・ナザーレはパリからTGVで約3時間の造船都市。

あのノルマンディーを産んだ造船所としても有名で、多くの客船を建造したヨーロッパ屈指の有名造船所です。

そんな巨大造船所がまさかの高知市新井田にある!?!?!というブッ飛んだ設定。

実際に仁井田には高知重工という造船所があり、3万トン級の貨物船を建造していますが、

300mを超える巨大船はさすがに建造しておりません。

 

でもこれは漫画だからできる超設定!

まさか鉄の調達も自分たちで・・・・・?なんて思ってしまいます。

 

一品物が多い高付加価値船を何隻も作り出す名造船所として架空の高知重工の活躍は続きます。

 

4:県民は旅行好きだらけ

田舎者の特徴として、絶対に外に出たがらない輩が一定数いるのが現実ですが、架空の高知県はかなりの例外。

高知という僻地、あるいは陸の孤島ではあるものの、かつての大英帝国のように海運力で覇権を握っているという設定なので、旅行好きや渡航をする人がとにかく多いという世界!!!

おそらく山奥にいるような人たちも休暇には船を利用してバカンスをエンジョイするのかもしれません。

年間旅行者数が延べ500万人とかいうブッ飛びまくっている設定です、作者はヤクでも決めているのか!?まさか・・・・。

現在のドイツのように旅行好きだらけで、休暇の時期には大挙して海外に出かけるかも・・・・・。

 

5:公共交通機関が発達

現在の日本の地方は大抵マイカー社会なのですが、現実の高知では群を抜いて車の登録数が多すぎます。

高知県統計書をご覧ください。

架空の高知県では公共交通が発達しており、日本最古といわれる路面電車もあちこちに路線拡張されており、

高架鉄道も走っていたりします、無論バスもね。

これも私の郷土愛から「少しでも公共交通機関を利用してね!」という思いを込めてそういう設定にしております。

そのため主人公たちが路面電車を利用して通学するシーンなども各所に描いています。

 

6:繁華街の色どり、屋台街充実!

現実の高知では許せないことに、現市長が屋台営業の人たちに撤去命令を出しやがったので、高知から見事に屋台が消えてしまいました、クソッタレ!!!!

現実でそんなクソ虚しいことがあっても架空の世界では屋台は生き続けます。

帯屋町や追手筋、55番街、廿代町などに沢山の屋台街が!

70~100店舗あれば大満足かな?

 

私個人としても福岡行きたい~~~~~!!!!!!と思っている今日この頃です。

話は逸れますが福岡って大都市なので、中心街が高知と比べ物にならないくらい大きい!!!

高知では(中心街限定で)せいぜい1Km程度のものが、福岡では4~5Kmも!!!

とても歩くだけでは楽しみつくせませんね!!!

 

まとめ

 

年間約1万人もの猛スピードで人口が減り続けている現実の高知県。

各市町村だけではなく、県でさえ明日をも知れぬ状態になっています。

 

知事は今から10年以内に現在と同じ水準に人口を回復させる「野心的な政策」をとっていますが、どこまで効果がある事やら・・・・・・。

何気に梼原町が子育て世代のケアにものすごい力を入れていて、高校もあるし、大学入試も地元で受けられるようにしているんですよね、

 

もう皆さんも聞き飽きた「現実の高知は凋落が激しいから」という言葉からも、今後どうなるか分からない高知県。

 

こんなほとんどファンタジーのような作品でも描いていないとやってられませんよ。

別に薬やシンナーをやっているわけではないですし。

 

はぁ~~高知県にもっと人が増えてほしい・・・・・。