頭文字Dの主人公、藤原拓海の父、文太はプロジェクトDに入ってまもない頃の息子が「遠征先は知らないコースだから、秋名を走っていると落ち着くんだよな」的な事を言っていることに「ホームコースの重要さに気付いてやがる」と感心しているシーンがありましたが、それは絵も同じことかもしれません。

最近、皆さんご存知の通り、私は「太平洋の女王」でオリジナルの船を描こうとしていますが、今日久々にノルマンディーを描きました。これが不思議なことにとても落ち着きます。そして我ながら少し綺麗に描けてる………。

新しい漫画は船から世界観から全部自分で賄うので常にワクワクし通しなので楽しいのですが、そういう時に描き慣れた船を久しぶりに描くと、描けた嬉しさと見慣れた外観に、とてもリラックスでき、改めてノルマンディー号の美しさに惚れ惚れとしました。
やっぱりノルマンディー号を描くのは私のライフワークになるんだな。
そう思いながらこの船を眺めていました。