2020年最後の日に言いたいこと | フレンチ客船なブログ

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自身の客船漫画や客船に乗船した時の話などをブログで不定期に更新しています。
更新頻度は主に木曜日と週末ですが、基本、不定期です。
今更ですがアスペルガー症候群です。でもあまり語りませんので悪しからず。

皆さん、激動の2020年も残すところ9時間ほどとなりました。

私個人の大晦日の過ごし方は、コロナのある無いに関わらず、

夜が来たら(大体7時半から9時の間)眠りにつき、

カウントダウンや、往く年くる年も見ず、紅白歌合戦も興味なし、

元旦の夜明け前に目覚め、

初日の出だけは逃しません。

今年の元旦はコロナ禍を予見していたのか、令和は暗い時代になるという話を聞かされていたからか、

映画「デイ・アフター・トゥモロー」のオープニング曲を初日の出を見ながら聴いていました。

案の定、世界も私も暗い1年になってしまいました(飛鳥Ⅱには乗れたので嬉しかったですが)

 

さて、私が今年最後に言いたいことは、

以前記事にしたこともありますが、

モネの庭や、市内の病院の上司など、パワハラに2度も遭遇してしまいました。

最悪です・・・・・・。

 

ここで二つの考えが出てくると思います。

「2度もパワハラに遭うなんて彼にも非があるんじゃないか?」と

「やっぱりね、地方なんてブラック企業だらけだし。」という考え。

 

はっきり言って自分の地元とは言え、地方に残るのは限界です。

 

以前の職場をやめたのを境に、正確に言えば、

飛鳥Ⅱの旅行で横浜に行き、都会の人々のエネルギーを感じたのがきっかけで、

もうこれ以上高知に残るのは限界だと悟ってきました。

 

私はアスペルガー症候群もあり、今まで障害者雇用で働いてきましたが、

雇用主は障害者を戦力にしようなどとこれっぽっちも思っていないことが解りました。

彼らは国からの補助金が目当てで1,2年も雇えば満足し、私たちの首を切った。

あるいは雇用主の見栄だけで雇われるか。

それもありますし、ハローワークに出ている仕事なんてほとんどブラックですよ、

という意見も多数聞きました。

 

地元は大好きです、大好きですが、年々やせ細って、

現在では1925年レベルの人口まで減ってしまった高知にいても未来はないです。

安い賃金で買いたたかれて、挙句雇ってくれた人は裏切り、

加害者から悪者扱いされる。こんなことばかりです。

映画「スーパーの女」の主人公 井上花子が鮮魚売り場の職人に言い放った、

「魚の鮮度がよけりゃ苦情も来ないのよ!」をもじって、こう言います。

「地域に元気があるならブラック企業も少ないのよ!!!!」

これで日本が40~50年前のように人も多く地方にも活気が満ちているか、

海外のように人口減少が進んでいない国なら話は別でしょう。

 

私は肉体労働しかしたことがありませんが、

Excel、Word、PowerPointなどの基本操作は、基礎はできる方です。

それだけじゃなく、私はいつか自分の漫画を売りたいと思っています。

それも含めてこれ以上地元に残るのは無理があるでしょう。

 

話は逸れますが、高知出身の女性作家 有川浩の名著「県庁おもてなし課」の

登場人物 清遠和政が、私たち文化人なら誰でも響く名言を口にしていました。

あまりにも印象的だったので引用します。

(原作の尊重のため、そのまま土佐弁で引用します。)

―以下引用

 「―まぁ地方にはありがちなことですけど、プランナーだのデザイナーだの、

脳味噌を使うたりセンスを使うたりする仕事は『元手がタダやき安い』と

思うちゅう人間が多くて辟易しますわ。企画らぁ頭でちょっと考えるだけやろう、

デザインらぁチョチョッと描くだけやろう、とねぇ。

知り合いのデザイン会社の社長がこぼしちょりましたけど、

社章をデザインせえというような仕事で『ちゃっと描いたがでえいき二、三万でできるろう』

なんてことを平気で言う客がおるそうで。

また、そういう客に限って出来上がったもんにぐちゃぐちゃ文句をつけるがですな。

こればかりは都会からイナカモン扱いされてもしゃあない部分で。」

 

引用終わり

コンテンツで食べている人は刺さったんじゃないでしょうか?今の言葉。

 

かといって今すぐ都会に出るのはあらゆる面で犠牲が大きいです。

コロナもあることですし。

ですが収まればすぐにでも出ていきます。

今までUターン上司のパワハラに遭ってきた私はもう限界です。

後1年がリミットと思っています。資金を集めたらすぐにでも移住を検討します。

移住先の障碍者支援機関と相談しながら、

新しい仕事を探します。都会で!!

 

地方に残る人達は、なぜ地元から人が減るか真剣に考えてほしいです!!

もう取り返しはつかないと思いますけどね、これだけ人が減ったら!

 

愚痴を延々と言った記事になってしまいましたが、

来年こそは良い1年を過ごしたいと思っています。

皆さんもどうぞ、コロナとインフルエンザに注意して、良い年を迎えましょう!!

それでは!!