現実逃避を阻む体の仕組み

どんな手段で逃げても無意味で
心から誇れる全力の努力を避け
無気力に追い遣る虚無感が襲う
疚しい肯定に良心の呵責が迫り
容赦なく体が背徳の心を罰して
改心のない心を罪悪感が苛める
何度でも品性卑劣な意に反して
自分本位な心の自由は体が奪い
最低と思わせて自ら虐げさせる
自覚や反省の有無を問わない中
割り切って躱しても恥じさせる
自尊心が拒んで選択肢を削る中
体から科される懲罰が重くなる
踏み外した道を再び踏むように
心を乗っ取り衝動的に鞭打たせ
正面から向き合う道に絞らせる
敢え無く欠陥人間に成り損ねて
申し分無い体に懲らしめられる
現実逃避を阻むように構成され
一片の逃げも許さない仕組みに
並みの力では太刀打ち出来ない
破れるのは鬼になれる悪のみで
自分の為の犠牲に心は痛まない
改めるまで苦痛を叩き込まれて
一番奥底に眠る本心に体は正直
本音に勝る嘘は生み出せない中
現実逃避は体に禁じられている
自分から自分に痛みたい人々は
徹底して自分の攻撃を目指して
自分で苦汁に塗れて馬鹿を見る
人に甘くて悪は成り立たない中
自分で人生を潰すなら本望だろ
罪悪感の欠如した悪が利用して
何も気にせず違いをひけらかす