疑心と信頼

誰も初めから疑い深くなんてない
酔って浸り尽くして逃げていれば
疑い深くならざるを得ないだけだ
いつも口先だけに終わる輪廻の中
親も我が子の人間性を見てるんだ
親でも際限無く味方など出来ない
対応の違いは差別じゃなく区別だ
どんな疑いも貶しも叱りも区別も
好き好んでやってるだけじゃない
何が出来るの前に何を考えてるだ
嘘だらけの子なんて信頼出来ない
想いだけで現実は変わらないんだ
結果が出てなければ嘘と同じ事で
想いだけで無限に尊重は出来ない
許される事にも限度があるだろう
過ち塗れで何も付いて来る訳ない
自分が疑われるような有様なんだ
ただ現実逃避を輪廻するだけなら
親にさえも信用されず信頼されず
そんなままで情けなくないのか?
心を偽るより独りでも誇りを持て
止まっていれば笑顔になれるの?
隠れても穂に出ずほどの存在へと
絶望に血路を見出す意志の爪刃で
現在形の過去に囚われてる日々を
怒涛のような勢いで斬り裂くんだ
自分で見損なわせた全てを見返せ
絶対に出来ると断言出来るなんて
そこまで言われたら逃げられない
何が何でも成功しか道がないだろ
信頼は厚いほど失敗出来なくなり
自分へと掛かる重圧は重さを増す
世界の為に代わりはいくらもいる
自分の身の回りの為に生きるんだ