幻宙界の鬼鳴

幻と偽り
破滅と滅亡
失敗と嘘
人間は同じ事を繰り返す
今日と昨日は同じで在り
今日と昨日は違う
幻の文字に引き込まれ
暗闇へと堕ちる
孤独な淋しさ
無力な虚しさ
生きる哀しさ
最後の欠片も拾えず
人間は何も気付かず
非力な争いを繰り返す
闇に堕ちる世界
光が泣いてる世界
意味の亡い世界
醜い争いは絶えない
絶え間無く聴こえる悲鳴
人間とは孤独
誰もが苦しみ
そして鬼鳴を発する
鉛の腕が腐り
脚を引き摺りながら
生にしがみついている
滅び行く世界
闇に目覚めよ
孤独の真実から眼を背けるな