木村拓哉さんが破天荒な検察官を演じたことで人気を博した月9ドラマ。

でも、「そもそも検察官って何するひと?警察官とは違うの?」
という人も多いのでは。

今日は「検察官ってなに??」という点について解説したいと思います。

一言でいうと、
「警察官が捕まえてきた犯罪者を、裁判するかしないか決めるひと」
です。

例えば、あなたがコンビニであんぱんを万引きしてしまったとします。
コンビニの店長さんに見つかると、店長さんは警察を呼ぶでしょう。
で、あなたは警察に連れていかれて、あれやこれや聞かれます。

「なんでこんなことしたの?」
「万引きは初めて?」
「親は?兄弟は?」
「学校は?仕事は?」

など、根ほり葉ほり聞かれます。

で、警察が、

「この子は高校生だし、親が迎えに来てるし、店長さんももう怒ってないし、まぁ今回はおおめに見てあげよう」

と考えれば、その場で家に帰れます。

しかし、

「こいつは悪いやつだ!全然反省していない!きっと今までにも何回も万引きして、今回たまたま捕まったんだろう」

と考えれば、検察官に連絡が行きます。

で、連絡を受けた検察官は、あなたと会って話をして、いろいろ質問します。

「なんでこんなことしたの?」
「万引きは初めて?」
「親は?兄弟は?」
「学校は?仕事は?」

だいたい警察官と同じようなことを聞きます。

で、

「うーん…今まで何回も万引きしてるっていうのは警察の思い過ごしじゃないかなぁ。それに今回のことは反省してるし、わざわざ裁判するほどでもないなぁ…」

と考えれば、ここでようやく家に帰れます。

もし、

「警察が言ってるとおり今まで何回も万引きしてるし、裁判して罰を与えないとダメだな、こりゃ」

と考えれば、裁判になります。

もちろん、裁判を担当するのは検察官です。
裁判所で、「このひと何回も万引きしてて全然反省してないので、罰金刑にしてください!」と言ったります。

他方、裁判所で「いやいやこの人リストラされたばかりでムシャクシャしてただけなんです。かわいそうな人なんです。どうか穏便にすませてください」とかばってるのは、弁護士です。

そうです、弁護士と検察官は、敵・味方の関係にあるんですね。

まとめると、

警察官→犯人を捜して逮捕して、証拠を集める人
検察官→警察官が見つけた犯人を、本当に犯人なのかどうかチェックして、裁判するかしないかを決める人
弁護士→いやいやこの人は犯人じゃないよと言ったり、犯人だけどいろいろ事情があったんですと、犯人をかばう人

こんな感じです。


HEROのドラマの中で、木村拓哉さんが、部屋の中で取り調べしてるシーンもあれば、裁判所で何かしゃべってるシーンもあります。

取り調べしてるシーンは、

「この人ほんとに犯人かな」
「この人わざわざ裁判するほどかな」

と考えてるところです。

裁判所で何かしゃべってるシーンは、

「この人とっても悪い人なので厳罰を与えてください」

って主張してるところです。


なお、検察官は、警察官が持ってきた膨大な書類にばーっと目を通して、「この人ほんとに犯人かな」とチェックするだけで、実際に自分が現場に行って証拠を集めたり聞き取りを行うことなんてありません。

木村拓哉さんが、「ちょっと気になることがあるから現場に行こう!」なんてお出かけするシーンがたくさん出てきますが、実際にはありえません。

・・・まぁこういうシーンが無いとドラマが成り立たないことは重々承知ですが、このドラマを見て「検察官ってこんなにフットワーク軽いんだな」なんて思わないでください。

検察官は、たくさんの事件を並行して抱えてるので、一日中机に座って仕事をしてます。
大抵の検察官は仕事に追われて机にかじりついて必死に仕事をこなしています。

なので、実際のイメージとしては、大塚寧々さんや勝村政信さんが近いかな。と思います。

それでは。

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