しかし人は葉っぱを食べて生きることはできない。昆虫とか牛や羊のようにはできない。人が植物性の食材を食べるとしても、小麦や米、芋や豆のようなものになる。雑草は食べるとお腹を壊してしまう。内臓が草食動物とは、違うようだ。
小鳥を飼っていたのだけど、小鳥は粟や稗を食べる。小鳥の祖先は恐竜であったという、二本足で歩いたり走ったりする竜脚類という小型の肉食恐竜がまずあらわれて、恐竜は肉食恐竜から草食恐竜があらわれた。日本では猫にごはんをあげていたが、イタリアなどでは猫にスパゲティ(パスタ)をあげるらしい。肉食獣に必要な栄養価は植物の小麦(すなわち種子)からもとれるというのである。鳥類は、日本の野鳥はむしろ昆虫などを食べているが、飼われている鳥は穀物を食べている。野生環境下では昆虫なども食べるらしい。鳥は本来肉食性で、カラスなどもその傾向が強いが、雑食という名のもとで穀物食になっていたりする。葉っぱではなく、穀物を食べるわけだ。
では穀物を主食とする人も元来肉食なのでは、と思えてくる。人類の歴史は同族同士殺し合う戦争の歴史のようなところがある。
類人猿は、果物とかを食べるイメージがある。チンパンジー、ゴリラ、オランウータンは、雑食といわれるがだいたい草食性に近い。果物だけは人間も食べるけど、木の葉、花、樹皮、昆虫などは人は食べない。一方、原始人はマンモスなどを狩っているイメージがある。人は肉食性により進化したように思う。
農耕文明はエジプトやメソポタミアは紀元前3000年なので5000年ぐらい、長くみても1万年程度である。一方、人類の肉食はそれ以前に数万年はある。アウストラロピテクスは200万年だか300万年前に現れていて、そもそも脊椎動物である魚類や両生類は動物性蛋白を摂取して生きてる。これは数億年前からいる。人間がビタミンを取得しようとして、ビタミンCは果物から摂取できるかもしれないが、だいたいのビタミンはビタミンB群など、動物性からしか取得できない。
炭水化物を過剰に摂取しすぎると、体内で糖分にかわるので体調が悪化することもあるようだが、個人差はあっても、人類が穀物食になった期間は、動物食の期間にくらべてはるかに短い。
人類の祖先と類人猿を分けたのは、人は肉食性になって現在のようになったのだろう。海に生きるイルカやクジラの仲間に最も近い陸上動物は、カバの仲間であるという。カバは草食性だが、イルカやクジラは肉食性になっている。かわることがあるということだ。