米朝関係とミサイル開発 | きっしーのブログ

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 北朝鮮がミサイルを発射する軍事訓練をしている。
 方向と距離を修正すればグアム島も狙えるし日本全域も狙うことができるようだ。では対策があるかというと、防衛大臣がいっていたように、もし日本が攻撃手段を保有すれば安全になるかというと、普通はそうなのだが、そうも思えない。そこが標的となるからである。これまでは専守防衛なので北朝鮮としては日本は攻めてこないということであれば敵を増やす必要はないので、北はアメリカだけを相手にすればいいが、日本が必ずアメリカに戦争協力をすることがあらかじめわかっているのであれば、対日戦の準備もしなければならない。合理的にはそうなる。かりに米朝間で戦争となった場合、100万人以上もいるという北朝鮮軍によりソウルは簡単に占領されてしまい、在韓米軍、韓国軍、及び民間人の被害も相当なものとなり、アメリカ本土もミサイル攻撃をされると無事で済むとは限らない、大統領は国内でも戦争責任を問われるだろう。
 一方北朝鮮が核開発をすすめているという話はきかない。実際は、アメリカは北朝鮮よりも多くの核兵器を保有しており、日本本土に対しても原爆を使用したのは北朝鮮ではなくアメリカである。そうすると、日本はアメリカから核兵器で脅されて仲間になっているようにも見えるし、核兵器で脅してくるアメリカに対して 北はミサイル開発をしているようにも見える。
 戦争中、ナチス統治下のドイツがあった頃、日独伊三国軍事同盟により日本は友好関係にあり、ナチスの占領地域も同様だった。ヴィシー政権下のフランスも英国からマダガスカルを防衛するため日本に戦争協力を求め、日本軍はインド洋から潜水艦を派遣したりもした。ホロコーストの予定が最初からあったわけではなく、対英戦争や東部戦線によりナチスの支配地域がより拡大されていれば、ポーランドに収容されていた人たちも死なずに移住させる道筋ができるはずだった。
 第二次世界大戦中は、ナチスの科学技術は異常とも思える進歩をみせたが、ジェット戦闘機やロケット兵器を開発し実用化した。ジェット旅客機を今ではどこの航空会社も飛ばしており時差はあっても12時間程度でヨーロッパまで着くが、夜行バスで東京から大阪まで行くのと大差ないのだからすごい。
 ミサイルはナチスの開発した技術がもとになっている。一方、日本にも投下された原爆は、ユダヤ人が開発したものである。アインシュタインもユダヤ人であった。原爆は軍属でない人までも大量に残虐な方法で殺してしまう。この核兵器に対して、ジェット戦闘機で空爆をしたり、ミサイルで拠点攻撃をすることで、無力化することができるのである。つまり、北朝鮮はアメリカの核関連施設や前線基地のあるグアム島などをミサイルで拠点攻撃することにより、戦争中の旧日本軍のように特攻隊を組織しなくても済むのである。そうすると、金正恩は旧日本軍よりもおそらく人気は出るだろう。兵士は、ソウル占領など祖国統一のことを考えていればいい。
 日本とアメリカは経済協力をするのはいいが、軍事的一体化をするのではなく、日本としては独自に極東地域の平和と安定に寄与した方がいいのではなかろうか。つまりアメリカが極東地域に軍を向ける必要はなく、日本の支配地域で米軍に軍事行動を起こさせないことが、日本、アメリカ、北朝鮮のいずれにも国益となる。
 以前は対話と圧力といっていたけど、むしろ圧力をかけられている気がする。アメリカと北朝鮮は何かない方がいいけれども、何かあったとしても日本がアメリカの味方をしない限りは、何もないのではないだろうか。問題は、何もなしでいられるかということだけど。
 日本は戦前の韓国を併合したけれども、北朝鮮はそれを非難しており、ということは北朝鮮から日本に対して攻撃とか侵略の意図をもっているとは、あまり思えない。

 米韓軍事演習などに反発しているのであれば、日本がそこに与すると緊張が高まることにもなり、日本周辺でのいかなる国の武力衝突も容認しないという立場の方がいいのではなかろうか。
 おそらくプーチン大統領の方が英国首相よりも北朝鮮情勢を正しく把握している。北朝鮮のやっていることはある意味正しいが、無神経なトランプ政権との間で何かありまた米軍がこの地域に軍事介入してきたとして、たとえば沖縄のように北朝鮮がなったとしたら、それはむしろ日本の完全なる敗北を意味するのではなかろうか。国連は第二次世界大戦の敵国に対しては戦勝国だが、朝鮮戦争で戦った国連軍(米韓)は中朝(当時の中国人民解放軍と北朝鮮)に対しては休戦状態にすぎないから、国連は北朝鮮に対して戦勝国として振る舞うことはできない。軍縮協議をすべきだ。