ハリウッド版の映画、ゴジラをみてきた。字幕と吹替それぞれ3Dと2Dがあるけど、3D字幕にしてみた。ところどころ日本語もきこえた。しかし、もとがゴジラという日本映画だから、吹替もいいのかな、という気がする。3Dはわりと迫力があった。画面は全体に暗い感じ。
こどもの頃からずっとゴジラは好きで、ウルトラマンとかそんなに好きじゃなかったんだけど、ゴジラは、映画制作がされていなかった時期も根強く人気があったし、かえってそれがレアで、図鑑を手に入れたり、雑誌で特集があるとそろえたりしていた。
日本版ゴジラとくらべると、ずっと前のイグアナみたいのがあったけど、今回は、だいぶ違っていて、芹沢博士(芹沢猪四郎になってる)も登場するとかで、またゴジラが街を破壊して人類がそれと戦うような感じかと思っていたら、全然違ってた。
ゴジラそのものは、確かに日本人が考えたのだけど、その解釈が、今回はいいと思った。日本でのゴジラは、悪か善かのいずれかに立ち位置がある。初代ゴジラは悪役、ゴジラ対なんとかシリーズでは、怪獣島に住んでいたり、いつのまにか人間の味方。1984年のゴジラで初期のゴジラに復帰して、その後は悪役のまま、戦っていたが、基本は人類もしくは日本人の敵という設定だった。
今回のゴジラは主人公の青年と向かい合うシーンがあるが、無関心だ。これが、1984年のゴジラでは、日本の総理大臣がゴジラと顔を合わせると、熱線で殺されていた。つまり、日本人または戦後の日本に対する反省とか批判の意味が、本来はあったのだと思う。
善でも悪でもない怪獣(Monster)としてのゴジラがすごくよかった。
