こないだ1万円突破していたけど、昨日大幅に下げた。世界全体どこでも株価下げているけど、日本の場合は、どうもそれだけではなさそうだ。原因は円高にあると思う。たとえば日本経済が好調だとしても、世界全体が不景気なら株は売られて値下がりすることはあるが、今回はそうではなく、円高のせいで輸出依存の日本の製造業の業績に悪影響を及ぼすから。
外貨では、スイスフランが先月96円ぐらいから106円ぐらいまで値上がりして、現在は97円ぐらいに下がっている。どうやら、スイスが対策を出したらしい。金利も下がっている。つまりスイスフラン買いをすると損をしますよ、みたいなことをした。円高同様に、スイスフランが値上がりするとスイスは、外国製品を安く買えるが、時計などの製品が値上がりして売れにくくなるから、困るのだ。おそらく同様に、イギリスとかフランスとか、アメリカとかも、過度な自国通貨の上昇はしないようにしているのではないか。
日本の現政権は、どう見ても、円高対策を適切にとっているとは思えない。旧自民党政権では、円高がすすむと、すぐに介入する、と声明を出していた。声明を出すことで、勝手に円高がおさまる場合もある。なぜかというと、円安に進んで外貨が値上がりするから、外貨を買ってもうけよう、という動きが勝手に出てくるからだ。
たしかにスイスフランが10円も値動きしたのに対し、円は1円2円かもしれないが、経済規模が大きいので、影響も大きい。今の政府は、どうしていいかわからないから見ている、ような感じがする。このあいだの介入では、多少の円安にはなったけど、根本的な解決には至っていないようだ。