こんにちは、スポーツトレーナーの梅田です。
子供の運動神経について、遺伝がどれくらい関係するのか?
というブロクは過去にも書いたことがあります。
しかし最近また調べていると、
人が後天的に獲得したものは、ほとんど遺伝しないという記事を見ました。
つまり遺伝の要素はたしかにありますが、
多くは、環境や経験で獲得していくということです。
環境が人を育てるという点に関して、
とても面白い記事を見つけました。
https://courrier.jp/news/archives/90057/
教育心理学者ポルガーの実験
教育心理学者だったラズロ・ポルガーが、自分の考えた教育論で天才を育てるために
自分の娘3人をそれを実施したというものです。
そして3姉妹はチェスの世界女王に育ちました。
ポルガー自身はチェスを教えることはしていましたが、
チェスの有名選手だったということはありません。
チェスは、対戦相手がランク付けされているので、成長の度合いがわかりやすいということでチェスを選んだということでした。
ポルガーの子育ての環境とは?
ラズロの、午前中3時間ほど運動をさせて、
午後からはチェスの練習に没頭させました。
就寝直前までチェスをさせたとのことです。
成長に合わせて、一流のチェスプレーヤーに来てもらい彼女らの教育をしました。
※勉強は、ホームスクールと特別教室でさせて、必修科目しか試験のときしか学校には行かなかったとのことなので、これはやりすぎな部分はあるかも知れません。
これをサッカーに置き換えることはできない部分があります。
つまり、サッカーでは、経験をさせるために練習をさせすぎると、
過負荷や過労というものになるからです。
しかしながら、
絶対的な練習量、没頭するための環境は必要不可欠かと思います。
野球のイチローさんも
小学生時代、365日中の360日はハードな練習をしていた、と語っています。
1万時間の法則
1万時間の法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
芸術から科学から、盤上の遊びからスポーツまで、あらゆる分野で
何でも1万時間、練習または学習をすれば、世の中に通用する能力が身につくと言われています。
世界のトップ選手(才能があると言われているような選手)たちは、
少なくとも1万時間以上の練習を質高くおこなってきたでしょう。
才能がある言われている選手は、
少ない練習でうまくなったわけではないと思います。
この1万時間を集中できる環境日々努力してきたからだと思います。
ちなみに1万時間は、1日2時間毎日練習(学習)したとして13年間です。
どの分野でも、1万時間、練習(学習)できれば
その道で一流になることができるのではないでしょうか?
一流になれるかどうかは
そのための環境が作れるかどうかが鍵ではないかと思います。
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