日々、淡々粛々と

やるべきことをやる。。。

そんな日が今は続いています。

 

 

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今日は、『無酸素系エネルギー供給のトレーニング』という題でまとめていきます。

先日のブログで、

フットサルにおける持久力トレーニングを考える上で、エネルギーの供給要素の点から考え、以下の6種類の分かれるとまとめました。

 

『無酸素性トレーニング』

・スピード

・スピード持久力(乳酸産生)

・スピード持久力(乳酸耐性)

 

『有酸素性トレーニング』

・高強度

・中強度

・低強度

 

今日は、無酸素系エネルギー供給の「スピード持久力(乳酸産生)」「スピード持久力(乳酸耐性)」の部分です。

 

これはどちらも、無酸素性の代謝で筋グリコーゲンを分解していき、エネルギーを生み出します。

このとき、最終的に「乳酸」という物質ができます。

乳酸どんどんできていく時期を乳酸産生といい、乳酸が十分にできた後に更に動き続けける時期を乳酸耐性といいます。

 

代謝の形式としては大きく変わりはないので、はっきりとした区別は必要ないかもしれません。運動時間が長くなり乳酸耐性に時期になってくると有酸素によるエネルギー供給システムも働いてきます。

 

無酸素系エネルギー供給による運動時間は、短く、最大で90〜120秒くらいと言われています。

わかりやすくまとめると

陸上競技で、

 

100m(10秒程度)は、スピード(ATP-CP系エネルギー供給)←このエネルギー供給については過去にも説明していませんでした。

 

200m(20秒程度)は、スピード持久力(乳酸産生)(解糖系によるエネルギー供給)

400〜800m(1〜2分)は、スピード持久力(乳酸耐性)(解糖系によるエネルギー供給)

 

という感じです。

 

このときトレーニングを積むと、乳酸耐性能力が高まっていき、体内に乳酸が溜まってきても、筋肉を動かし続けることができるようになります。

 

 

では、スピード持久力のトレーニングは、どのようにやればよいでしょうか。

 

・運動の強度/きわめて高い

・持続時間/10〜40秒、(乳酸耐性では、10〜90秒)

・レスト/50秒から200秒またはそれ以上、(乳酸耐性では10秒〜270秒)

・セット数/2〜10セット

※こちらはJFAの資料を引用しました。

 

 

これも、数値に幅が著しくあります。

目的に応じて、設定をしていきます。

 

この数値だけを見てしまうと、トレーニングの設定の意図を見失いそうになりますので、

あくまで、

選手のどの部分の持久力が足りないのか?

から逆算します。

 

解糖系エネルギー供給が低下している推測を立てた時、これらの設定で追い込みます。

 

こられ無酸素系トレーニングで大事になってくることは、

しっかりと追い込むことです。

設定として、苦しいトレーニングになることは避けられません。

この時、頑張ることを怠ると、

体に十分な負荷をかけることができず、エネルギー供給の限界値は、増えていきません。

 

とても酷なトレーニングです。

 

 

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