「スケベ・変態・エッチ」


この3つの言葉を普通に使ってる人って、よくいると思う。


でも、普段から何気なく使っている言葉だし、大して


意識的に使ってるよって人は滅多にいない。


てか、意識して使っても、ケースバイケースでしかないじゃないですか。


この前も子供が公園で遊んでて言ってたんですよ。


「○○ちゃん、変態!!」


突き放しながら言ってた。


その時も感じたんです。


変態って言葉は、親近感から1番遠いエロ用語かなって。


反対に、エッチは最も近い人に使う。


例えば、彼氏・彼女に対して、甘えながら


「ねぇ~、エッチしよー」とか。


エッチって言葉は嫌いな人には、ほとんど使わない。


「エッチだから、話しかけないで!!」とか、言います?


あと、電車に痴漢にあった途端、


「この人、さっきからものすごくエッチなのぉ。捕まえちゃってくださぁ~い!」


なんて言います?


もし言ったとしたら、相手をそんなに嫌ってないんですよ。むしろ、


感じちゃってるんじゃないのかって(笑)


イキそうになってるとか。


そんな事はどうでもいいんですけど、スケベはその中間だと思うんです。


「ドスケベ!近寄らないで!」って言われたとしても、


なんかその人にちょっとだけ親近感、感じませんか?


僕だけなんですかね。


過去に何度か会ったことがある人、もしくは友達に言ってたりする。


っていうことは、変態より近いし、エッチよりは遠いかなって。


そう思いますね。



それと、話は変わるんですけど(左に逸れるんですが)、


昨日、を見たんです。


最近、夢をみる回数が減ってきていて、何か不安というより、


面白味がないなっていうか、熟睡してるというか。


とにかく、昨日の夢は久々見たんですけど。


東京太郎 さんが、前に言ってた発言を、見知らぬヤクザの人が言ってきて。


「お前、前より性欲がなくなったんじゃないの?」って。


性欲。


やっぱり愛を語る以前に、性欲だと思うんです。


すべての恋愛は。


性欲が全くない人に、「恋したい!」って気持ちは生まれないし、


恋人が欲しいなんて思わないじゃないですか。


欲求があって、初めて求めるんだと思う。


それを単刀直入に言ったのが、東京太郎さんなんですよ。


当たり前の事だけれど、ほとんど誰も言わない。


性欲が強ければ、強いほど、「恋愛」を求めるし、


「私、彼氏がいないと生きていけない人なの~」って言ってる女の子は、


特に性欲が強いんだと思う。


「性欲が強すぎちゃって、エッチが終わってもオナニーしてるのぉ~」


なんて、飲み屋の親父みたく言ってる子は、あんまりいないけど(笑)


だけど、それが本音だと思う。


彼氏が欲しいってのは、性欲が溜まってる状態じゃないと


言わないだろうし。


いや、やっぱり東京太郎さんは、結論からすぐに答えられる人だし、


夢の中でも、的確な事言いますからね。


すごい人ですよ。


同じ土俵で勝負したら、絶対に勝てない人です。


だから、東京太郎さんが、「経営者になる」って言った時、


絶対に経営しないでいようって思えますもんね。


別に、先輩だから言ってるんじゃないんですよ。


スケベ・変態・エッチと全然、関係ないように思うかもしんないけど、


その言葉には、あらゆる性欲がリンクしてると思う。


突き放して言われる時、


僕だったら、やっぱり「変態!」のほうがしっくりきますけど(笑)


突き放して、「エッチ!」って言われたら、俺に好意あるんじゃないの、みたいな。


え、勘違いだって?


うるさい、変態!!(笑)




「バツイチ占い師」


私は、20歳の大学生、由香。


最近、アロマにダイエット、健康グッズと色々ハマってる大学生。


中でも、占いは最もお気に入りの1つ。


ある日、友達のゆうちゃんから聞いた話で、「面白い占い」があるらしい。


そこで、私も行ってみたの。


場所は、新宿の一角。辺鄙な場所にあったけど、雰囲気はとっても


オシャレで、何かいい感じ。


恋愛運も占ってもらおっかな~♪


いい人が早く見つかればと思ってたから、すごく楽しみにしてたんだ。


早速、中に入ると、アラビア系のお洋服を着た占い師が、


ガラスの球体を見つめながら、何やら物々しい感じで話しかけてきた。



占「あら、いらっしゃい。初診の方ね?」


由「あっ・・はい。今日は恋愛運を占ってもらおうかなって」


占「ええ、では、そちらへお掛けなさって」


由「あのぅ・・・」


占「何かしら?」


由「看板に『バツイチ占い』ってあったんですけど、どういう意味ですか?」


占「あら、これね。私の経歴よ。いやーね、のっけから。おほほほ」


由「そ、そうなんですかぁ・・」


占「私バツイチだけど、結婚の運気は手に取るように解かるの、何でも聞いて頂戴」


由「あ、はい。早速なんですけど、何年後に結婚できますか?」


占「うーん。向こう5年は無理ね」


由「そうなんですかぁ・・はぁ(溜息)」


占「でも、大丈夫。黄色いハンケチを首に巻いていれば、運気が5ポイントアップするわ」


由「ハンケチ?? あの・・ポイントって何ですか?」


占「運気はね、ポイント制なの。さくらやで聞くと話が早いわ」


由「はぁ・・」


占「そうねぇ。それから、あなたのラッキーアイテムは、鞭ね」


由「むちですか?!」


占「鞭で男を虜にするわ、まっ、向こう5年の話だけど」


由「5年もかかるんですか?」


占「そうね、石の上にも3年って言うから。あなたもご存知でしょ?」


由「年数が違いますけど。まぁ、知ってはいます・・」


占「それから・・あっ!!」


由「どうされたんですか?」


占「ちょっと、あなた最近、足がむくみ始めてるわね」


由「ええ・・。確かに最近、むくみが酷いんですけど・・」


占「足に黄色いハンケチを巻くと完治するわよ」


由「さっきから好きですね・・ハンケチ」


占「それから、由香さん。あなた、男運ないわね」


由「ええ・・。だから来たんですけど」


占「バツイチ的に言わせてもらうと、今のままではバツイチになってしまうわ」


由「え!!どうすればいいですか?」


占「でも、大丈夫。向こう5年、結婚しなければいいわよ」


由「向こう5年、好きですね」


占「好き嫌いでは判断していないわ。あなたは、何でも5年はかかる女なの」


由「はぁ。でも、今すぐいい男性と巡り合いたいんですけど・・」


占「それは無理強いってやつね。早まると、鞭のように痛い目に遭うわ」


由「自分の鞭によって?」


占「そうとも取れるわね。あなたは、非常に攻撃性の強い女性。


サッカーで言うと、フォワード気質ね」


由「今、サッカーは関係ないと思うんですけど・・・」


占「まぁ、そうとも取れるわね」


由「そうとしか、言いようがないです・・」


占「ほら、また反抗する。その辺りの性格がもう女王様だわ」


由「あの。ところで、恋愛運は?」


占「そうね。私とした事が、思わぬエキサイトをしてしまったわ。


それはあたかも、K1ファイターのように」


由「はぁ・・・」


占「いくわよ。心の準備体操はできたかしら?」


由「えっ。えぇ・・・、どこかで聞いたことのある話し方ですが・・」


占「いくわよ。それ、あなたは、向こう5年大殺界ね」


由「さっきも聞いたんですけど・・」


占「あ、それ、向こう5年は結婚は無理ね」


由「何なんですか、そのバレーみたいな掛け声は」


占「5年もすれば、精神的にみんなバツイチよ」


由「みんなって・・(苦笑)私のことを聞いてるんですけど!」


占「でも、大丈夫よ。黄色いハンケチを彼氏に結婚指輪の代わりに買ってもらって・・」


由「もういいです!」


占「でもね、これだけは聞いて欲しいの!」


由「何なんですか!?」


占「あ、それ、今年は大殺界」


由「何回目だよ!」



こうして、私は向こう5年、彼氏が出来なかった。


今も後悔して病まない。あの時の、あのえせ占い師と出会わなかったら・・。


そして、今も心に残る言葉。


あ、それ、バツイチ占い。



「R11」


無垢を貼った手紙  蒸し返す セピア色の記憶


赤ペンで手直した  好きだと言い出せず


蝉時雨はリピートしてる


夏が来るたび  君を思い出して


国道の側を徘徊する  片想い


何度も行ったり来たり  気持ちだけ車線を追い抜く


R11 このまま行けば あの人に会える



左手ピース  大声で笑った


縁石に傷跡  つむじ風が舞っている  


今も入道雲が隠す  青空の恋



マイクロバスは灼熱を運んで どこまでも        


続く道  いつか反復したとしても


真っ直ぐに伸びた  夢や恋


辿って面影はUターンしてくる  


体育館の隅  照りつける日差しの下


ずっと手を振り続けた


体温だけが今もあの頃のまま



左手ピース  大声で笑った

縁石に傷跡  つむじ風が舞っている  

今も入道雲が隠す  青空の恋



左手で手を振る 僕を見送る


夏が来るたび  君を思い出して


R11  通り続ける道がある



作詞・lefthand


「合コンに国王がやって来た 2005」


ちょっとウケるんだけどー!


この前、久々合コンやったんだけど、チョー変な人が来てさぁー。


あっそうそう、私は、吉川未来。19才になったばっかなんだけど。


聞いて、聞いて~!!


あのね、落ち着いて聞いて欲しいの(私が)


合コンでさー、普通の飲み会って、最初聞いてて。


だけど、学生の中にぃー。


チョーマント着てる人がいてぇ。


もうそれだけで充分、笑えるんだけどぉ!!


でね、王冠、被ってんの!


今時、そんな人いないでしょ??


飲み会の席で、普通に学生に混じってて。でも、1人だけ


あご髭を伸ばして、場違いな格好で。


で、自己紹介からの会話なんだけどぉ。


(以下省略)


そしたら、国王の番が回ってきて。


急に言い出したの。


王「朕の席は、上座ではないのか?」


私「えっー?!朕(ちん)とか、マジいやらしぃ~!!(笑)」


王「頭が高い!」


私「だって、合コンでしょ?」


王「なんだ。そのゴーコンというのは!」


私「知らないで来たの?ウケる~!!(笑)」


王「我が国に、そんな固有名詞などない!」


私「どうでもいいけど、さっきからその杖、どうにかなんないの?」


王「これは、先代から伝わる杖だ」


私「ほら、早くオーダー頼みなよ」


王「よし。キャビアを用意せい」


私「ないからー。はい、ビール」


王「なんだ、この黄金に光り輝く水は!?」


私「え?マジで知らないのぉ?」


王「朕にふさわしい聖水だ」


私「じゃあ、みんなで乾杯~!」


王「朕より先に飲むべからず!」


私「堅いからー!」


王「朕は国王なり」


私「なりって、コロ助以来だよ。マジ、ウケるんだけど!」


王「よし、そち、まずは名を名乗れ!」


私「私?みく、19だよー」


王「ミク?なんだ、それは」


私「王子はなんて言うの?」


王「朕か。まず、朕は王子ではない。この国を3代に渡って繁栄してきた、


ルイ国王だ!見よ、この刻印を!」


私「普通にタトゥーじゃん」


王「ええぃ!頭が高い!」


私「興奮し過ぎー(笑)どこから来たの?」


王「フランス大帝国だ。朕の国家なり!」


私「朕の国家って・・・。さっきから下ネタばっかじゃん!」


王「シモン?」


私「じゃあ、王様ゲームやろうよ!ちんくん!」


王「朕のことか?」


私「そうだよ。みんな、せっかく王様来たから、やろうよ!」


王「朕が国王なり!」


私「もうそのネタいいから。じゃあ、端からクジ回してぇー」


王「朕が王様なり!」


私「わかった、ルール無視しないでよ。もぉー、そんなにやりたいんなら、


ちんくんが王様でいいよー」


王「よし、その美男子!馬を買って来い!」


私「馬なんかねーよ!!(笑)」


王「そこのお前は、羊の皮を取ってくるのじゃ!」


私「絶対、無理だからぁ~!」


王「この国では絶対王政だ。王様は、朕なり!」


私「チン、チンうるさいからぁー」


王「よし、そこの女、朕の側に来い!」


私「チョー積極的なんだけどぉ!(笑)」


王「そして、お前は兵を集めよ!」


私「目がマジだし!」


王「軍配は朕にあり!」


私「もう勝ち宣言してんだけどぉ~!」


王「そして、みくと言ったな。石油を隣接国から、買い入れて来い」


私「ガソリンスタンドしかないしぃー!!」


王「朕は、ほろ酔いじゃ!」


私「酒飲めないんじゃん!」


王「朕は、朕なり!」


私「スケベ親父じゃんー!」



合コンが終わった後、ちんくんは、馬車で帰りたいとか言っててぇー。


仕方ないから、タクシーに乗せてぇ。


1人で帰ってったんだよね。


携帯とか持ってなくて~。


一応、番号、紙に書いて渡したらぁー、


3ヶ月後に朕くんから電報が届いて!


こう書いてあったのぉ!


「朕は元気なり。石油はその後、どうなったか一報くれぃ!」


まだ王様ゲームやってんのかよって(笑)


ウケるー!!



「縁」


今年もアイツがやってくる。


夏になると決まって連絡がくる。暑中見舞いを兼ねて。


「また東京行くから。泊めてよ」


そう言うや否や、愛嬌たっぷりの表情が浮かぶ。


彼の名前は、てっつん。


てっつんとの出会いは、正確には中学の頃。


俺のことを知っていたらしい。その頃、中学生で、四国では少し名の知れた選手だった。


「レフトハンド、強いよな」


お互いの実力と人柄を認め合った選手だった。


高校に入学して1年目の冬、てっつんの高校と合同合宿をすることになった。


てっつんは陽気に声を掛けてきてくれた。


「温泉、入りに行くか?」


2人で、合宿先の女子風呂を覗き見したり(時効)、夜な夜な外に


こっそり出掛けて遊びに行ったりした。


てっつんは、根はマジメだけど、ハメを外すのが好きで、


その辺も気が合ったのだと思う。


いつもボケ合ってた。


「あれ?どっちが男湯?」


「赤いほうでしょ」


そう言っては、暖簾を素でくぐった。


ただ、試合になるとお互い本気だし、油断なんてなかった。


意地と意地のぶつかり合い。


ただ、住んでる場所が離れていることもあり、次第に疎遠になっていった。


てっつん。


ある時、てっつんが大阪の大学に行くことを風の噂で聞いた。


東京と大阪。


2度と会うことはないのかもしれない、そう思ってた。


だけど、偶然はまだ終わっていなかった。


渋谷のハチ公前で友達と待ち合わせていた時。


すれ違いに、1人だけ人の群れから外れて歩いている男を見掛けた。


てっつんじゃん!!


奇遇だったし、かなり驚いた。


「あれ、大阪行ったんじゃないの?!」


「いや、結局落ちて、東京の大学に入ることにしたんだ」


それ以来、会う頻度は多くなっていった。


てっつんは、すごく男前だし、モテるやつだった。


彼女をよく紹介してもらったりしたし、一緒に食事もしたりした。


てっつんは、どんな人にも優しかったし、大人だった。


そして何より、弱音を吐かない男だった。


てっつんは、父子家庭で育って、兄弟も養って、すごい精神的にタフな


やつだった。


今まで、てっつんも色々あったけど、その度にてっつんから多くの


ことを学んだ気がする。


遠距離恋愛とか、付き合ってた彼女が死んだこと。


辛かっただろうと思う。


でも、逆境には絶対に負けない男。


てっつんは、俺に対して、どんな時でも優しかったように思う。


そんな男がモテないほうがおかしい。


また、暑い夏が訪れると同時に、てっつんと再会する。


インターハイ。


僕等は、試合で負けても、それが全てではないことを知っている。


これからも、親友と呼べる。


そんな男と会う日が、待ち遠しい今日この頃です。




自動音声機「ナターシャ」


僕の名前は、吉村博。 通称、よっしー。呼び方は、何だっていい。


僕は至ってごく普通の、どこにでもいる真面目な学生だ。


しかし近頃、ある出来事に悩まされている。それは、付き合って間もない彼女がいること。


なんだ、幸せな話じゃないかと友達は口を揃えて言う。


でも、違うんだ。僕のガールフレンド、ナターシャは


一応、外国籍。おまけに美人ときた。


ただ・・。 ただ、唯一、問題なのは、彼女がアメリカ生まれの


自動音声機械であることだ。


その名もナターシャ。


これからするお話は、僕にとって苦痛の連続だけど、みんなに聞いて欲しいと思う。



出会いは、カリフォルニア州にホームステイしてた頃。


あるファーストフードに立ち寄った時のこと。


僕は信じられない光景を目の当たりにした。


なんと、美人な女性が流暢な日本語で、次々に注文される品々を


さばいていた。


ちょっと機械的だったけど、僕はその美貌とテキパキと仕事をこなす姿に


魅了されたんだ。


彼女は、口を上下にパクパクさせながら、言った。


「ツギノ方、ドウゾ」


僕の順番が来た時、思わず放ってしまった一言。


「あの・・・。僕と付き合ってもらえませんか?」


その時の彼女の表情と言ったらかわいかった。


頬を赤く染めて(元々、赤い)、僕から目をそむけたんだ。


今思い出しても恥ずかしいくらいだ。


こうして、僕と彼女ナターシャは付き合うことになった。


ある時、僕はデートに誘った湖の畔で、彼女に言ったんだ。


「僕と一緒に日本で暮らさないか?」


そして、彼女は機械的に体育座りをしながらこう言ってくれた。


「イイヨ。タブン」


すごく嬉しかったよ。ナターシャは、とても利口でいい子なんだ。


こうして、僕が帰国すると同時に、彼女も日本に来ることが決まったんだ。


僕等は、いつ、何処へ出掛ける時だって、一緒だった。


半同棲っていうのかな。


ただ、彼女はとても料理が下手で、目玉焼きをいつも焦がしちゃうんだけど。


「ウマクツクレナイ。ヨッシーガ、ツクレ」


任せておけよ、そう僕は快く承諾して毎朝、目玉焼きを彼女のために作るんだ。


だけど・・。


ある日のことだった。


ナターシャがいつものように、車中、自動音声案内で、カーナビをしてくれてた時のこと。


突然、それは襲ってきた。


「ヨッシー、ワタシ、マタ、オミセ戻リタイ・・」


僕は言った。


「何言ってんだよ。日本で一緒に暮らすって言ったじゃないか、もう後戻りできないだろ?」


ナターシャは顔を真っ赤に染めて(元々、赤い)、切り返してきた。


「ワタシ、キカイ。アナタ、ニンゲン。ワタシニデキル事、カギラレテル」


ちょっと待ってくれ、そう言って僕は彼女を説得した。


それでも、彼女は顔を真っ赤にして怒ってたんだ。


その日から、徐々に険悪なムードになり始めた。


僕がバイトから戻ってきても、ナターシャは独り言を言ってるんだ。


「ハンバーガー、オヒトツデ、宜シイデスカ?」


何を言ってるんだと思ったよ。


多分、彼女は当時働いてたファーストフード店を思い出してるんだ。


「ハンバーガー、オフタツデ、宜シイデスカ?」


「店内デ、オ召シアガリデ宜シイデスカ?」


僕は困り果てた。


そこで思いついたのが、彼女の背後にある故障用スイッチボタンを押すこと


にしたんだ。


すると、暫く経った後で、僕にこう言ってきた。


「初期設定ニモドシマス・・」


大変なことになってしまった。僕は、その時、彼女のインプットしたデータを


かき消してしまうことになるなんて・・・。


「ワタシノコト、好キデスカ?」


「勿論、好きだよ。また愛してるって言ってくれよ!」


「ワタシノコト、好キデスカ?」


「それ、さっき聞いたよ!何とか言ってくれ、頼むからさ! なっ?」


「ヨッシー、ワタシノ、ドコガ好キデスカ?」


「勿論、綺麗な顔と背中の整った配線だよ!あとは、かわいいくっきりと割れ目が入った関節。全部だよ!!」


「オトナ1人、コドモ1人デスカ?」


「何を言ってるんだい!俺だよ!ヨッシーだよ?」


「キンエン席デ宜シイデスカ?」


「煙草は吸うよ!違う、そんなことはどうでもいいよ!俺の名前はよっしーだよ!!」


「宜シイ??」


「違う!!よっしー」


「ウルサイ。ツギノ方、ドウゾ」


「おい、飛ばすなよ・・」


「ハンバーガーデ宜シイデスカ?」


「くそぉ・・。どうなっちまったんだよ!よし、こうなったら力づくでも!」


僕はそう意気込んで、彼女を押し倒したんだ。


すると、ナターシャは変な音を立てたかと思うと、次の瞬間、煙を上げて壊れてしまった・・。


まさか、こうなると僕も思わなかったよ。


街を歩いてても事あるごとに、決まってこう言うんだ。


「ワタシ、インラン。ヨッシーニ、オシ倒サレタ」


「待ってくれ、ちょっとは静かにしてくれよ!」


「アンナ事ヤ、コンナ事マデサレタ。裸ニモサレタ」


「ちょ・・言うなって約束だろ?!」


「ヨッシー、エロオヤジ。スグ、シタガル」


「でかい声出すなよ!公衆の面前で!」


目の前では、女子高生が笑ってる。そうこうするうちに、人も集まり始めた。


「コノ人、スグ、ヌガセル」


「待てよ・・。どうしたらいいんだ・・?!」


「3ドノ飯ヨリ、セックス」


「どこで覚えてきたんだよ!!」


「ナターシャ、オマエノ機械的ナ動キガ好キダヨ・・」


「まるで、九官鳥じゃねーかよ・・」


「特ニ、股関節ガ好キダヨ」


「言うなって・・」


「ワタシノ、ドコガ好キデスカ?」


「さっき、自分で言ったじゃないか!!!」



ナターシャ。僕は、君のおかげで、とんだ汚名を負わされたよ。


機械的で事務的だった、あの頃の面影は、今はもうない。


ただ、僕は、ナターシャが話しかけてくることが怖いんだ。


ワイフ。 いや、ナターシャ・・。


最愛の彼女だけど、僕は君を近く、アメリカへ強制送還させるかもしれない。


そして、僕は今日もナターシャに話しかけられる。


「ワタシノ、股関節ガ好キデスカ? ハイ、トテモ好キデス」



<完>


「タイムトラベラー!  第4話」



「アイツ、本当に好きだったのか?」


三上は、自転車のペダルをやけに寂しげに漕ぐ男の背中に目をやった。


夕日が山の端に身を隠そうとしてる。


男の影を踏みながら、三上は追いかけた。


車輪は次第に勢いを失くし、いつもの駄菓子屋の前で停まった。


滝田が何も言わずに横開きのガラス戸を力なく引く。


ようやく追いついた三上は、その直後に自転車を無造作に横付けし、


遅れて中へ入った。


滝田は、埃を被った本を徐に立ち読みしている。


三上は言った。


「お前・・・どうでもいいけどさ。本が逆さだぜ?」


「あっ・・」


滝田は少し笑った。三上は、本を取り上げ、視線を滝田の目に向けた。


「いつもの馬鹿でかい声はどうした?」


「本日は、閉店でございます」


「似合わねーんだよ。お前、絶対、本屋にいなさそうだしな」


三上は、普段冷たい男だが、この時ばかりは滝田も励まされた気がした。


咎めるような声で、次第に滝田はその気を取り戻していった。


2人はその後、外へ出て、自転車にまたがった。


三上は続けた。


「つつみ・・堤って、赤の他人だろ?」


「他人じゃねーよ。知り合いだけどな」


「入学式にナンパしたってのは?」


「なんだい、三上ちゃん。俺に尋問かい?」


「お前がやけにヘコんでたから、心配してやってんだよ!」


珍しいねぇ、明日は台風かな・・そう言って、滝田は自転車から飛び降りた。


「普段は、冷たいくせによー!男前なのに、柄に合わないこと言うんだな」


三上が反論する前に、間髪入れずに滝田は理由を話し始めた。


「あの子は、鹿児島の彼女に似てたんだよ。


堤が死んで、思い出した。俺は、死ぬ気でその子が好きだったんだ」


滝田が説明するには、鹿児島にいた頃、


地元で喧嘩っ早くて、いつも1人でいた滝田のことを


唯一、遊びに誘ってくれた子だという。


確かに、喧嘩ばかりしている男に親友などいなかった。


それに滝田はよく転校を繰り返していた。


友人がその土地に出来ても、すぐに転校するに決まってる。


そう思いながら、1人孤独な生徒だった。


親友になるようなきっかけも何度かあったらしいが、


その都度、脳裏を過ぎるのは、「どうせ転校する」


そんな言葉だった。次第に心を閉ざした不安定な思春期を迎えた。


中学に上がって、最初の友達。


それが彼女だった。


隣の席に座り、微笑みかけてくれた。


何でも勉強ができる子で、博識だった。


堤春香。


本当にそっくりかもしれない、三上は思った。


滝田は、語気を荒くした。


「堤みたいに優等生で優しかったんだよ。


だけど、中学1年で離れ離れになった。予想はしてたけどね。


その時ばっかは、俺も泣いたよ」


そう言いながら、滝田は顔を引き攣りながら笑った。


その表情を一瞥した三上は、気持ち悪りぃと呟いた。


「うるせーな!お前みたいに淡々とした無機質お坊ちゃんとはちげーよ」


「どの面下げて言ってんだよ!!」


2人は揉み合った。学生服が捩れ、皺になるまで強く押し合った。


その時だった。突然、背後から引き戸を開ける音がした。


「アンタ達、喧嘩は空き地でやってくんないかねぇ。営業妨害だよ・・」


またしても、駄菓子屋のオバちゃんに説教をされる。


そそくさと2人は自転車に乗り、ペダルを逃げ去るように漕いだ。


三上は、滝田の大きな背中を見ながら、追いかける。


孤独と弱さ。


そんなものは、あの滝田でさえ持っている。


もしかしたら。


もしかしたら、堤という子は、優等生という殻から抜け出せずにいたのかもしれない。


もしくは、親の期待か。


滝田は更にペダルを強く漕ぐ。


よっぽど、悔しかったのだろう。


そんな想いに耽りながら、三上は強く生きてみたい、そう感じつつあった。


夕陽が沈みかかっている。


明日、生きているかどうかも解からない。


三上は、滝田といつか鹿児島へ行きたいという思いが日に日に


強くなっていた事に気付いた。


平凡な学校。


読み飽きた、落書きだらけの教科書。


そして、滝田。 勿論、彼女も。


「あん?何か言ったか?」


滝田は惚けながら後ろを振り返る。


サドルからお尻をきゅっと上げ、突如、オナラをする。


「くせぇ!!くせーよ!!!」


くだらない悩みを掻き消すかのように滝田は、悪臭を漂わせる。


2つの影が、交互に連なる。


いずれ1本の線に繋がる。


迷っていても明日は来る。



<続く>

「ドボクン 第2話」


僕は再び、歩き出した。目的地は、ただ1つだけだ。


彼女の住む家。


そもそも、上流階級の人ともろくに会話すらしたことなどなかった。


過去に友達の誰かが言っていた、何気ない会話をふいに思い出した。


「好きになるのって、ない物ねだりだよね」


彼女の前で、僕はない物だらけだったに違いない。


土木バイトのせいで、擦り切れた手。


切り傷。


不器用に貼ったばんそう膏。


そのどれもが、彼女の前においては無力だった。


ただ、僕は。


僕は、毎晩、毎晩、蘇って来る彼女とのわずかな記憶を辿っていた。


鼓動が耳に届くほどひどく脈打ち、夜も眠れずに過ごした日々。


それでも、彼女と過ごした時間を


糧にして生きてきた。少なくとも僕はだけど。


彼女は、僕に対してどういう気持ちでいるのか・・。


それだけが不安でもあり、早く楽になりたい。


その一心で、彼女にフライング気味に告白をした。


彼女は少し照れ笑いを浮かべ応えた。


「私ね。少し気になってはいるよ。少しは・・」


僕は、正直戸惑った。


実の所、完全に断られるのが前提だったからだ。


妙な期待感。そして、失望。


いっそのことなら、断って欲しかった。


僕はそう思いながら、夜道をひたすら歩き続けた。


呼吸を整えながら。


自らの意志を確認しながら。


曲がりくねったスロープを上がると、彼女の住む住宅街が見えてきた。


団欒。


家族。


家から漏れる蛍光色の灯が、僕に拍車をかけて侘しい気持ちにさせた。


恋は孤独。いや、片思いだけれど。


それでも、もう1度、ニューヨークに行く前に確認したかった。


僕が必要かどうか。


それだけで良かった。


番地の書かれた地域周辺地図を見つける。


彼女の家を探す。


「あった!ここだ!」


僕は、今、ストーキングとも取れる行為をしている。


だが、それよりも心の締め付けられる想いが勝るのだ。


理性。そして、感性。


行ったり来たりする葛藤。


まるで、今の僕の置かれている状況。


そんなことを考えあぐねていると、思わず苦笑してしまう。


しかし。


そうこうしてる間にも辿り着いた、彼女の邸宅。


いや、豪邸。


インターホンを押す勇気があれば、と僕は思う。


まずは。


彼女の家かどうか確かめるのが先だ。


そう考え、息を潜め、家の裏側に回った。


彼女の声が聴こえる。


ここだ。彼女だ。


そう思うと、嬉しくなってくる。


僕は、2階から声が漏れるのを確認し、束の間の喜びを


噛み締め、塀によじ登った。


一体、僕は何をしてるのだろう。


そんな自責の念が過ぎる。


だが、僕はこの目で彼女の姿を確かめたかった。


その為に、こんな遠い町まで歩いて来たのだ。


そう自分を奮い立たせ、高く聳え立つ塀を足と腕を使い、


ロッククライマーのような体勢で、上がっていく。


2階は、彼女と妹だろうか。


子供部屋のような間取りだと思う。


僕は、窓とカーテン越しにいる彼女を想像し、生唾を飲んだ。


そして、もう1度、耳を欹て、彼女の会話をじっくり聞いた。


「本当の話なんだから!」


笑っていた。僕は少しだけ安堵の気持ちに、胸を撫で下ろした。


「バイト先にね、変な男の子がいて」


僕のことだろうか?


「面白いんだよ!真っ黒に焼け焦げててさ!いつも別れ際にペコリって


お辞儀をするの!馬鹿みたい」


馬鹿・・。僕は言葉を失った。


「お姉ちゃん、弄ぶの好きだからねぇー」


「そういう次元じゃないわよ。あの子、絶対、童貞だよ」


「きゃはは!今頃、夢精してるんじゃない?」


「やだ!気持ち悪い!!」


気持ち。悪い。


僕は自分の耳を疑った。


そして、1度、自分の肯定をし、僕の話じゃないと思い込んでみた。


彼女の次の言葉を待った。


「でさー、その子ったら、股間を掻く癖があって、いつもその手で


額の汗を拭いてるの!!不潔でしょ?」


「うわー、鳥肌立つぅー!」


「もう気味悪いよね・・ストーキングでもされたらどうしよう!」


「怖い、怖い」


僕は悟った。それと同時にショックだった。


いや、厳密に言うと、肉親に裏切られた気分と言えばよいのだろうか。


しかし、心への傷はじわじわと時間の経過と共に、蝕んでいった。


僕は、塀を後にし、一気に元来た坂を下り、走った。


頬には自然と涙が流れた。


そして、何度も何度も彼女の声を反芻した。


今思うと、僕はその時、あまりのショックで記憶が飛んでいたに違いない。


ただ、今でもはっきり覚えているのは、彼女の毒づいた口調と


かつて聞いたことのない奇妙な笑い声だった。


その時の僕の恋は本物だった。


けれど。


恋は1人でするものじゃなく、彼女がいて2人でするものだと思った。


そう考えると全てが嘘のように映る。


駅まで見送った姿も。


バイトでドジした僕を温かく見守った目も。


華奢な手も、綺麗な脚も。


全部!全部!!


何キロ走ったか、今でも覚えていない。


ただ、悲しさを堪えることで精一杯だった。


そして、翌日の御茶屋のバイトを無断で休んだ。


後悔。


自分をずっと責めた。ずっとだ。


彼女を好きになった僕が悪い。そんな風に思うことしか出来なくなっていた。


生きる希望すら見失った。


僕は、茫然自失し、廃人同然だった。


ご飯も喉に通らなくなった。


親父は、そんな僕を見て、まるで捨て子のような扱いをした。


「お前みたいなヤツに育てた覚えはない!」


気づくと、箸が飛んできた。


せっかく作ってもらった父の料理を食べないわけにはいかない。


いや、そんな事くらい解かっていた。


解かっていたが、無気力と化した僕に今、抵抗する余力すら


なかった。


そして、1週間が経とうとしていた。


僕はこのまま死ぬべきかどうか、迷っていた。


ドボクン。ドボクン。


気持ち悪い。気持ち悪い。


そんな言葉ばかり反芻した。


僕は枯れ果てて出るはずもない涙を流した。


最後の涙になるかもしれない。


そう思い、僕はいつものように不器用に手で拭った。


悲しみは、途絶えることがなかった。



<続く>


【けひたひ(携帯)文学】


ワシじゃ。江戸川喜一、86歳じゃ!


近頃の若いもんは、非常にけしからん!!


皆は、けひたひ(ケータイ)をご存知か?


言わんでもわかる。ワシは知っておるぞ。


チャラチャラした、あの交換器の事じゃ。


Pなんちゃら、という横文字が書かれておったりする。


この御時勢、けひたひで、どんな非行が起こるかわからん!


ワシは居ても立ってもおれんかった。


そこでこの目で確かめる事にしたのじゃ!


先日、若人(わこうど)が集うと言われておる、109という


当時のゼロ戦のような名前の建物に行った時のことじゃった。


するとあろうことか。


ハイカラな光景が目に飛び込んで来たのじゃ!!


女学生が、肌を露出しておるではないか。


おまけに、ズボンの太腿部分に穴が開いておる。


何じゃ、ズボンも買えんのか、とワシは思った。


ステテコでも履けば良かろうに。


あまりに態度がけしからんので、ひとまず敬礼し、


注意を促したのじゃ!!


すると、どうであろう。


「チョーキモイ」という言葉が飛び交っておるではないか!!


ワシは意味がさっぱり解からずじゃった。


恐らく、米語であろう。


わしは咄嗟に叫んだのじゃ。


「お主、米軍か!?大和魂、とくと見届けん!」


そう言うや否や、わしは素っ裸になって寒風摩擦をしたのじゃ。


陸軍で鍛え抜かれた肉体美と赤フンドシを晒して。


すると、女学生たちは 「変態!!」と言いながら、逃亡したのじゃった。


これは、わしの失敗談であり、美学じゃ。


けひたひ文学を書くこと自体、いささか失敗じゃったのかもしれん。


しかし、ここで怯んでは元陸軍少佐の名が廃る。


更に建物の奥地へと進んだのじゃ。


するとまたしても、孫世代のオナゴがうろうろしておるではないか。


片手には、けひたひを持っておる。


これは願ってもない好機じゃ!


わしはこの手に取るまでは、それが交換器かどうか見定めずにはおれんかった。


そこで、ワシはまたしても、ひとまず敬礼をし、


「これ、そこの女子、その手に持っておる、けひたひを貸してはくれんか?」


と尋ねたのじゃ!!


女子は、笑ひながら貸してくれた。


何がおかしい!とワシは思ったが、そこも軍人の威信。


堪えることにしたのじゃ。


手に取ると意外と軽いではないか。


これでは、電話線まで伝達できんじゃろ。


半ば、嘲る調子で、けひたひの「入」操作をしたのじゃ。


するとどうであろうか。


交換器の向こう側から人の声がするではないか!!


これには流石のワシも腰を抜かした。


普段から腰は抜かしておるがのぉ。


いや、そんなことはどうでも良いのじゃ。


まず、人がどこにおるかわからん。


この小さい交換器の中に入っておるかもしれん。


そう思ひ、ワシは恐る恐る話し掛けたのじゃった。


「もひもひ」(もしもし)


何と、次の瞬間、返事が返ってくるではないか!


無線じゃ。


これは米軍の使っておった無線じゃぞ!


好敵手(ライバル)がいつ向かってくるかわからん。


咄嗟にワシは茂みに身を隠そうとした。


しかし、茂みが見当たらんでじゃないか!!


ワシは白旗を揚げることにした。


女子は、ワシの姿を見て、相も変わらず笑っておる。


無念、完敗じゃった。


帰りに、けひたひを1個買うことにしよう。


そうそう、ちなみに今夜のおかずは、


おひたひ(おしたし)じゃ!


けひたひは、画期的であることを、今日は学んだのじゃった。


皆の衆は、使っておるか?


ワシは更なる挑戦に挑むのじゃ。


若いものにはまだ負けんぞぉ。


「真夏のベビードール」


熱帯夜、胸元開けたギャルに面食らう そこは欲望の溜まり場、とあるClub


黒いドレス ムスクの香り 艶美な腰つき


見かけた途端 寄ってくる顔に 頭クラつき


まさにSEXシンボル エクスタシーが忍び寄る 真夏の夜


場内も発狂  男達は劣等


感じる 真夜中のセクシー列島 そこで韻を即興


例えばギャルの本能


召使いのように男を翻弄


見せる うなじ 腰パン 陰毛


女を感じさせる美貌も


すべて男を引き寄せるわけだ


真夏に曝け出す身体


彼女に押し寄せる男の波が


ヤツは通称、ベビードール 


HOOK


summerday 黒く光るダンスフロア


カラーネイル 色とりどりの爪痕が


更に押し寄せるウェーブ  男どもを虜にする 真夏のベビードール



隣に見慣れぬ女子大生  場内に馴染めぬ幼い性


ハジけない 場違い  勘違いすら恥じない 


聞くところによると 「ねぇねぇ、ワタシ恋しちゃうかもー」だって?


ならばいっその事、外出て飲んでろカフェラッテ


恋もワガママ 言いたい放題、好き勝手


耳かっぽじってよく聞きな


いい男 テメェには似合わねーし用はねー


せいぜいしとくんだな、某女優のファッション物真似



俺、詩を書くと辛辣  ボルテージも上がる7月


お前の恋愛観を見抜く 足が付 くまで



このClubにいる女帝に 跪く


男を虜にした女 見れば怖気づく


真夜中の猛勉強  1度たりとも


したことねーなら 右に見習えベビードール



HOOK

summerday 黒く光るダンスフロア

カラーネイル 色とりどりの爪痕が

更に押し寄せるウェーブ  男どもを虜にする 真夏のベビードール



計算高い女  実は見え見えの魂胆


本音も言えないそんな


ヤツにブチ込みたくなる  淫乱な女