えっと・・・、【前回記事】に引き続き、
『レッド・デッド・リデンプション アンデッド・ナイトメア』です。
前にも増して、かなりマニアックな内容です(笑)
火薬の匂いと、危険な香り付きでお届けします(^^)/
身の危険を感じた方は
ペタをしてから立ち去ってください(笑)
ホイ(/^^)/~
今のうちですよ( ̄ー ̄)ニヤリ
という事で本題に入ります。
『RDR アンデッド・ナイトメア』に登場する、
数々の武器を紹介します。
(多分、コンプリート出来たので♪)
ゲーム中で語られる事の無かった簡単な解説付き。
●キャトルマン・リボルバー
初期装備として最初から使える銃です。
モデル名はコルト・シングル・アクション・アーミー。
1873年に登場し、西部開拓時代後半に使用されていた回転式拳銃(リボルバー)。
多くの西部劇に出てくるお馴染みの銃です。
銃身長によりシビリアン、アーティラリー、キャバルリーの3つに分けられ、
愛称はピースメーカー、またはキャトルマン・リボルバー(牧童拳銃)。
S.A.Aの特許はすでに切れていて、
現在でもコルト以外からも、コピーモデルが作られ続けています。
ゲーム『バイオハザード2』にも登場。
●ヴォルカニック・ピストル
S&W ボルカニック・ピストル。
1854~1866年にかけて製造。
開発したスミス&ウェッソン社は当時経営難に陥り、
オリバー・ウィンチェスター氏(ウインチェスター・アームズ社の創設者)
が権利を買い取り、引き続き製造する事に。
弾薬はカートリッジ式ではなく、弾丸内部に火薬を内蔵するロケット弾を使用。
これだけ聞くと、なんだか凄そうですが、
炸薬の量に限界があり、飛距離も威力も不足していたそうです。
メリットは装弾数を増やせる事ぐらいしかなく、
カートリッジ式弾薬が普及し始めてからは廃れていきました。
●スコフィールド・リボルバー
1875年にS&W社が開発したスコフィールドM3。
独特な魅力があり、後にS&W社、アーミ・サン・マルコ社、
ウベルティ社(米製銃器のレプリカを製造しているイタリアのメーカー)
から再生産モデルが発売されるなど、愛され続けている銃。
リロードが素早く行える中折れ式。
この銃はゲーム『バイオハザード4』にも登場しています♪
●ダブル・アクション・リボルバー
公的機関で制式採用されることを目指して1898年に開発、
1917年に制式採用されたリボルバーがコルト・M1917。
モデル名はコルト・ニューサービス。
S&W社にも同系統モデルあり。
リロードが楽に行えるスイングアウト方式(現代リボルバーの標準)。
ニューナンブが配備されるまでは日本の制服警官の標準装備にも
なっていたため、日本人にも馴染みが深い拳銃と言えます。
●ルマット・リボルバー
レ・マット・リボルバー。
フランスの医師、レ・マットが1856年にパテントを取得した特殊回転式拳銃。
1861~1865年にかけて行われた南北戦争において、
南軍が2000挺以上購入。
9発装填のシリンダーの軸に、16番ゲージの散弾用の銃身を持つ。
拳銃弾との撃ち分けはハンマーヘッドを折り曲げることにより行い、
装弾はどちらもパーカッション式。
レプリカモデルが近年発売されました。
●セミオート・ピストル
ルドウィックローベ・C93・ボーチャードピストル。
1893年に完成したドイツの銃工ヒューゴ・ボーチャード
による自動拳銃。
世界初の本格的な実用自動拳銃と評価され、
ルガーP08の原型として有名。
●ハイパワー・ピストル
1902年設計のベルギー製セミオートピストル、FN・M1903。
銃器設計の神様として知られる
ジョン・モーゼス・ブローニングが設計。
ベルギー、スウェーデンで制式採用された軍用拳銃。
ちなみにM1903は日本陸軍将校の間では、
M1910に次いで購入量が多かった銃です。
●モーゼル・ピストル
1896年にモーゼル社から販売された大型の自動拳銃、C96。
モーゼルM1896とも呼ばれ、
愛称はモーゼル・ミリタリー、もしくはブルーム・ハンドル。
アメリカに輸出される際にM712と改名され、
現在ではこちらの呼び方の方が一般的。
ストックが標準装備されていたり、装弾方法はトリガー前部にある
固定弾倉にクリップを使って装填するなど、当時のボルトアクションライフルに
似ていて、拳銃というより小銃に近い構造。
各国で多数のコピーモデルやバリエーションが作られ、
中にはフルオート機能を持つ物も登場。
ゲーム中でも短機関銃として登場ですが、連射速度は遅め。
9mm口径モデルのRED9が、
ゲーム『バイオハザード4』に登場♪
●リピーター・カービン
スペンサー・M1860・カービン。
1860年、アメリカで発明された世界最初の後装式連発銃。
(ストックの後ろ側からチューブで弾をセット)
レバーアクションで装填・排莢。
南北戦争では北軍に77181挺が納入され、騎兵隊が使用。
●ウィンチェスター・リピーター
ウィンチェスター・M1873。
レバーアクションで有名な西部開拓時代を代表する名ライフル。
「西部を征服した銃」と呼ばれ、多くの西部劇にも登場。
1892年には更に改良が加えられ、より完成度が高くなったM1892が登場。
さらに銃器設計の神様として知られるジョン・ブローニングが
M1892をベースに再設計し、高威力な弾丸を使えるようにした物がM1894。
ゲーム中のは、どのモデルなのかは不明ですが、
割と使い易いです(^^♪
このエアガン欲しいぃ~~!
http://ktw-co.gonna.jp/winches_m73.html
●バッファロー・ライフル
シャープス・M1874。
米国シャープス・ライフル社で開発された
レバーアクション式後装ライフル銃。
構造が頑丈で信頼性が高く、高威力。
正確な射撃と強力な弾薬は狩猟に最適だったので、
ハンディング用ライフルとして西部に広まりました。
特にバッファロー狩りに多用され、「バッファロー・ライフル」として有名。
ゲーム中でも高威力ライフルとして登場です。
●スプリングフィールド・ライフル
スプリングフィールド・M1873・カービン。
アメリカ陸軍に採用された、最初の標準装備となった後装式ライフル。
●ヘンリー・リピーター
ヘンリー・ライフル銃。
1860年アメリカのヘンリーによって開発された連発銃。
歩兵用として口径を縮小し、その分装弾数を増加。
実銃はチューブ式弾倉に16発。
南軍の兵士達は「くそったれヤンキーのライフルは、
日曜日に装填すれば丸々一週間は撃っていられる」と毒づいたそうな。
●ボルト式ライフル
クラッグ・ヨルゲンセン・M1892。
19世紀後期にノルウェー人のクラッグ大尉によって開発。
ノルウェー軍ではM1894小銃として正式採用され、
アメリカ軍ではM1889小銃として正式採用。
●エバンス・リピーター
エヴァンス・ライフル。
ストック内のマガジンチューブが螺旋状になっているため、
多弾数(28~30発)装填が可能。
●ローリング・ブロック・ライフル
レミントン社製。
1865年頃、ローリング・ブロック・ピストルと同時に開発。
構造上、剛性が高く破損しにくいだけでなく命中精度も高い。
非常にタフで高い圧力に耐えられるなどといった長所があり、
一時は長距離射撃用として広く普及。
しかし連発化することは事実上不可能である事、
セルフコッキングのボルト・アクションより発射速度が劣る、
という理由からボルト・アクション・ライフル登場後は急速に廃れました。
ゲーム中ではスコープ付きの狙撃用ライフルとして登場。
●カルカノ・ライフル
カルカノ・M91・ライフル(M1891)
1891年にイタリア王国で採用されたボルト・アクション・ライフル。
1892年~1945年に生産。
日本でもM1891を原型としたイ式小銃を昭和13年(1938年)に
イタリアから約60000挺輸入して、海軍陸戦隊で使用。
また、ケネディ大統領暗殺に使用され、
汚名を着せられた銃でもあります。。。
ゲーム中ではスコープ付きの狙撃用ライフルとして登場。
●榴弾ライフル
架空の銃で、形状のモデルになったのは、
対戦車用ライフル、モーゼル・M1918。
着弾時に爆発して広範囲を攻撃できます。
近代が舞台のシューティング・ゲームの
ロケット・ランチャーに相当する銃。
●ダブルバレル・ショットガン
コルト・M1878・水平2連ショットガン。
1878年から1889年まで製造された口径10番および12番の
中折れ式水平2連ショットガン。
装弾数は2発のみ。
このタイプのショットガンは、西部劇や近代映画にもよく登場してます。
接近戦での威力は抜群。
ゲーム『バイオハザード0』にも登場。
●ソードオフ・ショットガン
ダブルバレル・タイプのショットガンの銃身と
ストックをブッた切った物。
(元のモデルは不明)
散弾が広がり易く取り回しも良いため、至近距離最強銃!
ただし、射程が落ちるので遠距離では効果薄。
映画『マッド・マックス』で同タイプを主人公が使用。
ゲーム『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2』
にも登場。
ゲーム『バイオハザード5』には、
トリプルバレルが登場(笑)
●ラッパ銃>
18世紀頃から活躍した、銃口から弾を込める先込め式の銃。
船上など揺れる場所での装填を簡単にする為、
銃口がラッパのように広がっています。
ゲーム中ではゾンビのパーツを散弾にして使用。
所謂「呪返し」か。
かなり強力で、ゾンビを跡形も無く粉砕するほど。
●ポンプ式ショットガン
ウィンチェスター・M1897。
ジョン・ブローニング設計によるポンプアクション式散弾銃。
レバーアクション式だったM1893をポンプアクションに改良したため、
撃鉄が露出しているのが大きな特徴。
ゲームキューブ版リメイク『バイオハザード』にも登場。
●セミオート・ショットガン
1904年に製品化されたブローニング・オート5。
未だに製造されており、第二次大戦後にブローニングは
製造プラントを日本へ移すなど、これまでに275万丁以上を生産。
現在、アメリカ市場へ出回っている多くは日本製。
●たいまつ
暗い所を照らしたり、棺を燃やす時に使用。
打撃武器としても優秀♪
●火炎ビン
ダメージを与えられ、効果範囲も広い。
●トマホーク
投げ斧としても近接武器としても使用可能。
接近してゾンビに攻撃を加えれば、一撃で葬れる。
●聖水
ゾンビを青い炎で焼き尽くし、
かなりの大ダメージを与える事ができます。
ちなみにフィルタリング無しで【聖水】でググると、
かなり攻撃力の高い画像がヒットします(笑)
●ダイナマイト
効果範囲、威力共に強烈。
自爆に充分注意(^▽^;)
●ゾンビの餌
ゾンビを引き寄せる香りを放つ、
マタタビのような物。薬草が原料。
集まったところにダイナマイトを放り込んでやると、
一気に始末できます。
逃走にも使えて、使い勝手◎。
●起爆餌
ゾンビの餌とダイナマイトを組み合わせた物。
投函後、数秒で爆発。
●投げ縄
馬の捕獲や、ゾンビを生け捕りにする際に使用。
以上で武器紹介を終わります。
古いですが多数の銃器が登場するので、
ガンマニアにはたまらんゲームだと思います(^^♪
って、思ったより長く、
書き起こすのに時間の掛かる記事になりました(泣)
【前回記事】で「次は、登場武器でも取り上げようかな…(^▽^)」
と書いてしまった事を激しく後悔・・・orz