昔から良く言われてきたプロパガンダが「老後のために貯金しなさい」です。
また、一昨年には「老後2000万円問題」などというのも出てきました。
人生100年時代に突入して、「平均的な老後生活を送るには年金だけでは足りず、自前で2000万円ほど準備しないと足りない」という試算です。
これらに対する私見を述べさせていただきます。
まず昔から言われてきた貯金は、単純に銀行の預金集めのためと、国が国庫を潤すためのプロパガンダだと言えます。
銀行関係者が預金を集め、それを資金に金融商品を売って利益を出すために国民の不安を煽った。
そして政治家や官僚が己の失策を覆し、国民に国の借金を負担させるために、国が相続税などで死後に資産を没収出来る形に持って行った。
「なんて、うがった見方なんだ」と思われる方も居るかもしれませんが、これが事実だと言い切れます。
なぜなら、国民皆保険である年金制度も有るし、年取って働けない人のために「生活保護」という制度も有るからです。
それでも、「十分な生活が送れるのか?」という不安をお持ちの方も多いと思います。
これからの時代の老後
まず、老後も仕事が続けられるのかどうか。
以前のブログでも書きましたが、どの企業でも人員整理をする基準の年齢を45歳以上としているのを見ても、60代以上の人が仕事を続けるのは、現代では難しいと言えます。
では、60代や50代で引退して生活が出来るのか?
これも難しいでしょう。
まず、年金の受給年齢の引き上げが検討されています。
年金の資金は、主に現役世代の納付する国民年金で、ずっと自転車操業状態です。
少子化のために、資金は先細りなのが確定しています。
引退してから年金を受給するまでの期間が長すぎます。
それを補うのが自己資金ですが、これも年々退職金が減っているために厳しくなっています。
最も高い時期と比較して、すでに600万円以上下がっています。
子供がいる家庭では、2000万円という貯蓄額は現実的では無いでしょう。
そうすると、やはり生活保護が現実的なのですが、生活保護費の資金は地方自治体の予算から出さないといけません。
年金同様、自治体の予算となる現役世代が払う税金も、どんどん先細りです。
年金をもらえない60代が全員、生活保護を受給した場合、どこの自治体だろうと破産してしまうでしょう。
前述で「生活保護もらえばいい」と書きましたが、それは憲法で保障されているからです。
しかし、現状では憲法を守り切ることが出来ないわけです。
現状に合わせた対策が必要だということです。
余剰人員を一次産業にまわす
今やGAFAが世界の富を独占しつつあり、自動車業界でも、企業価値でトヨタ自動車をテスラモーターズが抜いてしまいました。
このようなテクノロジーに完全に依存している世界では、普通の人や年配者がお金を稼ぐことは容易なことでは無いです。
そこで私が提案したいのが、職にあぶれた人たちを、一次産業に従事させることです。
いくらテクノロジーに依存しようとも、人が口にするものは変わることは有りません。
そして今後、先進国では少子化が進みますが、途上国では人口が爆発して、世界的な食料危機が訪れることが予想されています。
さらに日本ではすでに海外産の食料が値上がりし、やがて国産のほうが安くなる可能性が高いです。
それらを鑑みて、一次産業に力を入れる必要が有ると考えます。
また、一次産業に従事すれば、例えば今のようなコロナ危機によって売り上げが下がったとしても、最悪、自分で作った食料を食べれば、何とか生きていくことは出来ます。
今の農業や漁業はかなりの労力が必要で、60代以上が就業するのは少しキツイかなと思います。
そこで農業は自動化を進める必要が有ります。
漁業も、養殖を中心として自動化し、年配の方でも作業できる環境が必要でしょう。
家電が売れなくとも、車が売れなくとも、自分たちの食料と輸出出来るだけの量の食料を生産できれば、今後も何とか生きていくことは出来るでしょう。
