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大学中退者のその後の後

フリーランスです。仕事の合間の息抜きツブ。

現在、ありとあらゆる陰謀論が流布しています。

 

また、陰謀論とまでは言えないものの、かなり怪しい療法なども出てきています。

 

いくつかの例を見て、どんな問題が有るのか考察したいと思います。

数字を考慮しない危険性

あるSNSにあがって来た情報です。

 

ある関西の整体師が、ありとあらゆる民間療法を挙げて、がんが治った例が有ると述べています。

実際に治った実例が有るのなら、エビデンスは関係無い、試してみる価値が有ると。

 

この意見の危険なところは、全体でいくつの事例が有って、それに対し、治癒した事例がいくつあるかを考慮していないことです。

 

例えば1万人が試して、1人が治癒したなんて例が有ったとします。

がんと言えど、免疫によって治癒する場合が有ります。

1万分の1であれば、療法の効果より、免疫による自然治癒の可能性が高いです。

 

民間療法も様々ですが、高額なものも少なく有りません。

上記のような例であれば、相当な金額が無駄になります。

 

さらには、副作用の危険も有ります。

民間療法の場合、その治癒能力のみが取りだたされ、副作用について考慮されていないものが多いです。

 

エビデンスが無い以上、治癒よりも、副作用による被害のほうが大きい可能性が有ります。

統計学を知らない陰謀論者

新型コロナのワクチン接種において、多くの(と言っても全体では少数派)反ワクチン派が出てきました。

 

彼らの多くが、ワクチン接種によって死亡した人がたくさん居ると主張しています。

.こちらが実際の死亡者数です↓

 

 

それに対し、ワクチンを接種しなかった場合の推定死亡者数↓

 

 

こういった事例の比較を、反ワクチン派は数学的に全くやっていません。

あるいは、全くでたらめな、何の根拠もないデータを持ち出して騒いでいます↓

 

 

陰謀論者は理科が出来ない

 

 

陰謀論者に成る人の特徴は色々あるようですが、全体的に見受けられるのは、勉強が出来ない人です。

 

数学や理科を理解出来ていない。

だから、とんでも理論にはまってしまう。

 

分かりやすい例だと、地球平面論者です。

彼らは一様に、「コリオリの力」を理解していません

 

「コリオリの力」とは、簡単に言うと、赤道付近と高緯度地域での、自転による影響の違いによって生じる力です。

 

北半球の台風が必ず反時計回りに成る(南半球は逆)のは、この「コリオリの力」によるものです。

 

「コリオリの力」が発生するのは、地球が球体だからです。

 

このように、勉強が出来ないと、とんでも理論に引っ掛かりやすくなります。

 

また、「大人に成ったらサイン、コサインなんて使わない」なんて言ってた高校生が、建築会社に入社して、涙目で前言を撤回してた、なんて例も有ります。

 

お勉強は大事です。

最近、全国で熊の出没が報告され、すでに被害も出ています。

 

特に今年は街中にまで出没し、アーバンベアと呼ばれています。

 

そんな熊被害から逃れるにはどうしたらいいでしょうか。

人に慣れた熊

今年に入って急激に増えたアーバンベア。

 

理由は、昨年の夏の暑さで木の実などが採れず、多くの子連れ熊が、街まで下りてきて餌を探したからです。

 

その時に連れて来られた子熊が人にも慣れ、大人に成って街に戻って来ているのです。

 

既に人に慣れているので、人間を怖がらないし、街に食料が有ることも知っています。

熊鈴はもう効かない

人に慣れていない熊であれば、人を恐れます。

だから、人が居ることを知らせる熊鈴が有効です。

 

しかし、人に慣れたアーバンベアは、人が居ることを何とも思いません。

だから、熊鈴が効きません。

 

物音が聞こえても、平気で人前に姿を現します。

どこにでも現れる熊

地方都市に住む筆者ですが、すでに市内で熊が目撃されています。

 

おそらく、ねぐらが有る山の近くでの目撃が多いようですが、食料が無いと、街中にも出てくるようです。

 

人に慣れたとはいえ、自動車はまだ怖いだろうし、人も集団で居れば怖いのでしょう。

だから、日中に山から離れた街中にまで出てくることは無いようです。

 

しかし、人も車も少なくなる夜間であれば、街中にも出てきやすく成るでしょう。

 

夜半や明け方あたりは、街中と言えど気を付けなければいけません。

すでに人間を餌だと思っている!?

秋田や北海道で、すでに死者が出ています。

 

特に北海道の福島町で、新聞配達員が襲われた例では、明らかに人間を捕食し、保管場所まで運んだと思われます。

 

北海道に住むヒグマは、木彫りでも有名な通り、鮭を捕食します。

さらには鹿を捕食しているのが目撃されています。

 

すでに人を食料だと認識している熊が居るようです。

 

秋田の例は月の輪熊で、肉食の習慣は無いのですが、食料を横取りする敵として人間を認識している可能性が有ります。

 

もはや過去の熊対策は効かないと見た方がいいです。

全力で防御せよ!

 

 

もはや人を恐れないどころか、狙ってくるアーバンベア。

 

撃退スプレーなども有りますが、とっさに取り出そうとしている間に襲われてしまうことも有ります。

 

上の記事のような防御態勢を取るのが、一番良いようです。

 

死亡例を見ると、致命傷は全て頭部に集中しています。

このような防御態勢を取れば、ケガをすることは有っても、命は助かります。

 

ぜひ、ご参考にしてください。

犬猫を飼うべし

 

 

これは軽井沢町で活動する団体のホームページです。

 

軽井沢では、夜間、この団体の職員がベアドッグを連れて見回りをしているそうです。

 

事実、軽井沢では熊被害が出ていません。

 

人を恐れなくなった熊ですが、果敢に飛び掛かって来る犬や猫は怖いようです。

 

ベアドッグは特別な訓練を受けていて、熊の匂いに反応し、熊を追い払います。

 

そして、そんな訓練を受けていなくても、犬や猫なら、熊を追い払ってくれることでしょう。

 

熊被害が出ている地域の方は、ぜひご検討ください。

 

 

戦後しばらく、日本では老後の備えは年金のみで十分でした。

 

しかし、少子高齢化により、年金事業は苦境に立たされており、支給額は平成11年をピークに下がっています。

 

そこで国は、定年後の再雇用と、NISAなどの資産運用を進めています。

 

資産運用については、上記のブログ内でも書きましたが、その中でも注意が必要なのがマイホームです。

FPのお勧めは本当か

ファイナンシャルプランナーが良く勧めるのが、資産を3つに分散する方法です。

分散することで、リスクを減らす目的です。

 

その3つとは、貯金、不動産、証券です。

 

基本的に、まずローンを組んで土地を買い、家を建てろと言います。

そして残りを貯金と投資に半々に分散して積み立てるわけです。

 

土地の購入もマイホームが目的だと、補助金が出たり、金利が有利に成ったりといったメリットが有ります。

また、戦後、土地の価格はずっと上がっていましたから、投資としても有効でした。

 

バブルがはじけるまでは。

家の資産価値

以前から書いていますが、日本の家は寿命が短く、30年で価値は0に成ります。

実際、筆者の実家がそうでした。

 

老後に差し掛かったころには、建屋の資産価値は0。

土地も値下がりしています。

 

値上がりしているという意見も有りますが、それは都市部の人気の有る土地に限ります。

 

建屋は価値が無いので、解体して更地にし、土地だけ売るしか有りません。

解体費用まで差し引くと、手元に残るのは、購入時の3分の1ほどのお金です。

 

そして、老後資金を得るために手放せば、住むところが無くなります。

 

子が建てた家に同居すれば良いと考える人も居るようですが、今時、親と同居を望む子は少ないです。

 

さらには、筆者同様にマイホームを所持することにリスクを感じ、最低限の間取りの賃貸に住み続ける人も増えています。

マイホーム商法に騙されるな

以前も書いていますが、不動産投資で儲けている人は、基本、都心の価値が下がりにくい高層マンションを購入し、自分は割安な賃貸に住んでいます。

 

この事実が何より、地方にマイホームを購入することが、結果として損に成ることの現れです。

 

さらには、いざという時に、最低限の手数料ですぐに現金化出来なければ、資産として意味が有りません。

家は不動産業者を介さないと売ることが出来ず、必ず安くない手数料を取られますし、売れるのに時間がかかります。

 

そして何より、増える前提で保有すべきなのが資産です。

確実に資産価値が目減りする家は、資産と言えるのでしょうか?

 

では、なぜみんなマイホームを買うのでしょうか?

 

それは、上記のブログにもちらりと書きましたが、銀行の仕業です。

さらには、それに不動産業者と建設業者が乗っかっています。

そして、彼らから何らかのマージンが、ファイナンシャルプランナーに渡っている可能性が有ります。

 

家を売れば売るほど、これらの業者が潤うために、プロパガンダ的にマイホーム購入が常識化されたのです。

うちの父なども、いまだに「家を建てて初めて一人前」なんて言ってます。

日本人の常識に成ってしまっています。

 

日本の住宅の寿命が短いのも、上記のことと無縁では有りません。

欧米などでは、住宅の寿命は100年以上が普通です。

家は建てたまま転売され、リノベーションして再使用するのが普通なのです。

 

技術的にも、長寿な家を作ることは、すでに可能に成っています。

それでも普及しないのは、上記の業界の仕業です。

 

この一連の流れを絶つ試みが、日本でも始まっています。

マイホームの購入には、慎重に成る必要が有ります。

 

 

だいぶ以前からですが、生活保護を受給する上で、自家用車の所有が認められないのが問題視されてきました。

さらには、今年に入ってからSNSで再燃していました。

 

参院選が近い今、今さらですが、地方在住の筆者が再考してみます。

郊外ー郊外移動問題

数学の命題みたいなタイトル付けちゃいましたが、まさにこれが車の必要性を説くものだと思います。

 

SNSで再燃した際に「贅沢品だ」と説くポストがバズりましたが、その中で言われていたのが「路線バス」です。

地方でも公共交通機関は有って、それを利用すれば良いだけという話です。

 

ここで問題に成るのがタイトルのような移動です。

地方の路線バスの通り道って、3パターンほどに分けられます。

 

1つは、放射状路線。

駅を中心として、郊外の住宅街などを結ぶ、放射状に成った路線です。

 

もう1つが、拠点間路線。

例えば、ある鉄道の駅が2つ有って、路線が違う場合、鉄道での移動だと、相当な遠回りに成ります。

そこでその2つの駅をバスで結ぶわけです。

 

そしてもう1つが、環状路線です。

駅から少し離れたところに街道が有ったりした場合、駅と街道を環状に結びます。

 

そして、これらの移動パターンから外れるのが、郊外から郊外への移動です。

 

例えば、郊外の住宅街から、別な地域の郊外の病院への移動などです。

大きな総合病院は、ほとんどが郊外に有ります。

 

もちろん、移動が不可能なわけでは有りませんが、一旦駅行のバスに乗り、駅で病院行に乗り換える必要が有ります。

時間も手間も、お金もかかります。

お年寄りや障害をお持ちの方には、相当な負担でしょう。

 

車が必要だと言えると思います。

地方ー地方移動問題

地方から地方への移動も同様です。

分かりやすい比較をしてみます。

 

例えば、横浜から八王子の間には、横浜線が有り、横浜(神奈川)-町田(東京)-相模原(神奈川)-八王子(東京)と、地方から地方への移動が容易に成っています。

 

一方、首都圏を外れると、そのような便利な路線は全くと言って良いほど有りません。

例えば、新潟から仙台まで移動するとなると、高速バスは1日1往復のみ。

それ以外だと直通の路線は無く、乗り換えを繰り返しながら1日がかりで移動することに成ります。

あまりに時間的に拘束が大きいです。

 

このように、地方においては、一定の流れから外れると、途端に移動が困難に成るのです。

 

このような実状を知らない人が、「車は贅沢品」と言っているのだと思います。

生活保護費より高齢者医療費問題

結局、「車は贅沢品」と言い切り、生活保護受給者から自家用車を取り上げようとするのは、税金を使われたくないからです。

 

しかし、実際に多くの税金が使われているのは、高齢者医療費の方です。

 

多くの高齢者が、風邪や胃腸炎などの、治療が不要か市販薬で十分な症状で病院を受診し、医療費の負担をかけています。

 

感情論にとらわれずに、実際に必要な物とそうでないものとをしっかりと見極めてほしいと思います。

 

 

筆者ごときが国際政治を語るなという意見も有ると思います。

 

現在、筆者はずっと続けてきた個人事業主としての請負業務から一歩前進し、法人を作って自社製品の開発、販売に乗り出しています。

 

製品を作って売るに際しては、国内外のニーズを知る必要が有ります。

そのリサーチの中で見えてきたものを書き記したいと思います。

デジタル化とAIの台頭

デジタル化によって、旧来のやり方が大きく変わりました。

 

例えば、自動車に使われる技術の多くは電気回路によって制御されてきましたが、今はICを搭載し、プログラムによって制御されています。

 

それにより、自動車の制御に必要な技術者は、電気回路設計者からプログラム開発者に成りました。

 

電気回路の基本は、普通科の理科でも教えられます。

つまり比較的に誰でも成れたのですが、プログラム開発は別です。

 

それにより、製造業の業務の多くが、より難しい職種に置き換えられていきました。

今までは自動車メーカーに就職出来た人の多くが、別業種に入らざるを得なくなったのです。

 

それにより、中流層の多くが、それより下のアンダークラスと呼ばれる準貧困層に成りました。

移民との競争にさらされるアンダークラス

建設業や製造業に残された単純作業が、アンダークラスの主な仕事に成りました。

 

そして、それらの仕事は、だいぶ以前から、どこの国でも移民に任されてきました。

 

親の世代はそれなりの収入が有る自動車産業に就業出来たのに、その下の世代は、給料の低い仕事にしか就けない。

 

そしてそんな仕事は、すでに移民によって占有されている。

彼らよりも勤勉であることを示せないと、国内のアンダークラスは仕事にすら就けません。

 

団塊ジュニア世代以下は、大きな不満を抱くことに成ります。

移民の排斥と産業の国内回帰を唱えたトランプ

国内のアンダークラスが、すでに半数にまで迫ることを、トランプはいち早く察知します。

 

そして、それが良いことなのかは別として、彼らアンダークラスの望みを叶えてやり、自分も大統領の地位に就くことを目指して、現在に至ります。

 

そして実際に移民を追出し、関税率を上げることで需要を国内産に戻すことで、アンダークラスの仕事を増やそうとしています。

アッパークラスもトランプに迎合

アンダークラスの一部は、既に仕事をすることすら諦めています。

彼らは、生活保護に頼っています。

 

生活保護が増えれば、国の予算を圧迫します。

それに対して、アッパークラスの所得税を増額する必要が出てきました。

 

さらには、アンダークラスの一部には、犯罪に手を染めるものも増えてきます。

彼らのターゲットは、当然アッパークラスです。

 

このように、アンダークラスが困窮することは、アッパークラスにも悪い影響が出てきます。

 

結果、イーロン・マスクのようなアッパークラスもトランプを支持するように成ります。

これから世界で起こる事

こうしてアメリカは「アメリカファースト」を掲げ、守りに入りました。

 

そして、世界では第二のトランプと呼ばれる指導者が次々に現れています。

つまり、世界の国々が「自国ファースト」を目指しています。

 

これにより起こるのは当然、グローバル経済の停滞です。

 

アメリカをはじめとする先進国では、ブラックマンデーなどの一時期を除けば、全体的にはここ100年間、ずっと株価は上がってきました。

 

だから海外では、普段入出金する分の現金を除いた資産を、株などに投資しています。

日本人が投資をせずに貯金するのは、銀行や信用金庫の悪影響です。

 

これまでに無かったグローバル経済の停滞が起こった場合、人類は、史上初めて長期的な株価の下落を経験することに成るかもしれません。

 

そうなれば、世界中の個人や企業が、資産を目減りさせることに成ります。

 

大きな混乱が起きることでしょう。

民主主義は資本主義の敵

結局、今まで民主主義の枠組みの中で資本主義がうまく行ってきたのは、人類の技術が未発達だったからです。

 

文明を維持するには、多くの人手が必要で、それによって多くの人に富の分配が出来ていました。

 

しかし、現在、デジタルとAIの発達により、それらを支配するごく一部の人間に資産が集中することに成っています。

 

資本主義的に言えば、圧倒的な資産を持つものに資産が集中することは、当然の結果です。

 

しかし、その結果を受け入れられない人が圧倒的多数に成った今、民主主義がそれを阻もうとしています。

 

先日お亡くなりに成った、エコノミストの森永卓郎さんも、生前、大きな構造改革が起こると予想されていました。

 

筆者も同感です。

シンギュラリティを待たずして、これまでの制度をひっくり返す出来事が起こると思います。

シンギュラリティはすでに起こった

要因の一つは、量子コンピュータの実現です。

シンギュラリティは集積回路の集積度を基に計算されていました。

 

しかし、量子コンピュータは集積回路を使用しない、全く別次元のコンピュータで、人類などとても及ばない計算速度を持ちます。

 

これらの技術を基に、これまでには無かった経済システムが構築されつつ有ります。

資本主義そのものが変わってしまう可能性が有ります。

 

民主主義も、もはや経済活動の妨げに成っています。

これも、構造から変わる可能性が有ります。

 

もはや、何が起こるか分からない時代です。

 

 

誰かに頼る、1人からのアドバイスを鵜吞みにするなどは、注意が必要です。

 

日々、経済ニュースを見て、ご自分で判断されることです。