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大学中退者のその後の後

フリーランスです。仕事の合間の息抜きツブ。

神戸で、男が見ず知らずの女性を刺殺しました。

 

動機は不明ですが、専門家によると、性的な接触を目的としていたのではないかということです。

 

過去にも、面識の無い女性に付きまとうなどの事件を起こしています。

真面目と評判の犯人

この事件の犯人の周囲の人がインタビューに答えていましたが、皆一概に「彼は真面目」だと証言しています。

 

無口で、仕事は真面目でギャンブルもせず、酒を痛飲することもなく、女遊びもしなかったと。

 

そんな人間が、なぜ突然、女性を襲ったのでしょうか?

 

そもそも彼は本当に真面目な人間だったのでしょうか?

真面目に見えるだけの人

この犯人は婚姻歴も無く、お付き合いする女性も居なかったようです。

 

しかし、起こした事件から見ても、女性には興味が有ったのは事実です。

 

でも夜遊びもしなかったのは、単にお金が無かったのか、女性とコミュニケーションを取るのが苦手だったのか。

 

一つ言えるのは、こんな悲惨な事件を起こさずとも、女性と気軽に遊べる方法はいくらでも有ったはずです。

 

多少はお金が必要ですが、日本には女性と遊べるお店はたくさん有ります。

 

普通だと、そんな遊びをする方が不真面目だと言われますが、人殺しをするよりは、はるかにマシです。

 

また、女性とコミュニケーションを取るのが苦手な人にとっても、良い練習の場だと思います。

素人を口説くクズ

既婚者でも、恋人が居る人でも、浮気をする男というのが居ます。

 

大抵が、職場の知り合いが相手だったりします。

 

毎日顔を合わすうちになし崩し的に、なパターンも有りますが、大抵が男性が口説くパターンだと思います。

 

そして、パートナーが居ることを隠して、SNSで口説くことも有ります。

まさにクズです。

 

パートナーにバレれば、当然修羅場に成り、多くの人間が傷つきます。

 

既婚者で有れば、民事で損害賠償を請求されますし、既婚で有ることを未婚の浮気相手に隠していた場合は、不同意性交に問われる可能性も有ります。

 

そんなことに成るくらいなら、夜のお店で遊んだほうがましです。

 

「それも浮気だ」という意見も有りますが、クラブママとの不倫を問われた男性が、ママ側が商売の一環としてお付き合いしたと裁判で認定されて、損害賠償請求が棄却された例が有ります。

 

法的には、お店の娘と遊んでも不倫では無いとされています。

紳士、錦鯉渡辺

キャバクラ好きとして有名な芸人と言えば、錦鯉の渡辺氏です。

おさわりも口説くことも、利益に成らないアフターに誘うことも無く、大枚をはたいて遊ぶ姿は、キャバ嬢からは「神客」と呼ばれているそうです。

 

そんな彼のトークを見ましたが、若いころ、お付き合いしていた女性から養われていたことが有り、ネタを作ることもせず、バイトもせず、彼女からお金をもらって遊んでいた時期が有ったそうです。

 

その女性とも別れ、気持ちを一新し、ネタ作りに精を出してM-1王者にまで上り詰めます。

 

そんな彼も今や中年。お付き合いする女性も居ないと。

でも、キャバクラで潔く遊ぶ姿は、むしろ真面目だと思います。

 

そんなこともせず、素人のスタッフに手を出して問題化し、テレビから姿を消した、かの元アイドル達と比べても。

一途なのが一番だが・・・

既婚者が、妻に一途で、浮気も夜遊びもしないのが、一番良い形だとは思います。

 

しかし、大抵の男性が浮気心を持ち合わせているのではないでしょうか。

 

浮気するつもりは無くとも、ある日出会った女性に魅力を感じてしまう人も多いでしょう。

そんな時、グッと浮気心を抑えた経験が有る人も居るはず。

 

その練習の場が「キャバクラ」です。

 

若くて綺麗なキャストが揃うキャバ。

そんなキャバクラで楽しく遊べば、ストレス発散、浮気防止にも成ります。

 

また、女性とコミュニケーションを取ることが苦手な人も、良い練習の場にも成ります。

 

紳士の社交場「キャバクラ」。

 

むしろ利用する人は真面目だと思います。

筆者の世代は、就職氷河期世代の先頭です。

そしてその世代は10年下まで続きます。

 

この世代の特徴は、婚姻率の低さと、出生率の低さです。

婚姻率と婚姻数の推移

この図のように婚姻率と婚姻数は推移してきました。

当然ですが、婚姻率と婚姻数はリンクしています。

 

統計開始直後の最大のピークが、「団塊世代」が生まれたころ。

70年代前半のピークが、筆者も該当する「団塊ジュニア」が生まれたころです。

 

この分布図から見て取れるのは、バブルの開始とともに、下がっていること。

90年ごろから始まるで有ったろう、3つ目のピークが無いこと。

そして、2000年ごろを最後に、ずっと下がり続けて現在に至っていることです。

景気が良すぎても悪すぎても婚姻率は下がる

バブル期に婚姻率が下がりました。

理由は、女性が強かったからです。

 

当時、女性はそのほとんどが一般職でしたが、それでも給与は高く、結婚を焦る必要は有りませんでした。

 

また、男性も学歴などにかかわらず皆高収入だったために、女性は相手を選び放題。

ますます結婚から遠ざかりました。

 

そして、バブルの崩壊。

1~2年ほどで、世の中の様相は180度変わります。

 

大卒の就職率は60%ほど。

大卒でも就職出来ない人が、半数近くにのぼりました。

 

就職出来なかった人は、派遣などの非正規雇用者になっていました。

男性でも低収入の人が多く、そんな人は結婚どころか、恋愛をする余裕も無い。

今度は男性が弱すぎて婚姻率が下がりました。

Z世代の親は救われた氷河期世代

就職氷河期が終わると同時に、婚姻率は一旦上昇します。

これが、不景気過ぎると婚姻率が下がる、何よりの証拠です。

 

就職氷河期世代でも、半数は仕事にありつきました。

もちろん、本来なら大手に就職出来た人が、中所企業勤めに成ったり、就職出来た人にも影響は有りましたが、彼らは収入が安定し、結婚して子供をもうけます。

 

その子供がZ世代です。

実は恵まれないZ世代

Z世代の親は、ギリギリ救われた氷河期世代で、その収入は救われなかった同世代よりは上のはずです。

 

よって、Z世代は比較的恵まれた環境で育ったはずで、大学進学率も高いのです。

現在の大卒就職率はほぼ100%で、救われなかった就職氷河期世代よりは収入は上です。

 

にもかかわらず、なぜ婚姻率が下がっているのか。

 

その理由は、「実質賃金」に有ります。

 

給与の金額自体は高いのです。

しかし、それに対して物価の上昇が大きく成りすぎて、「実質賃金」は下がっています。

 

「実質賃金」とは、1ヶ月あたりの平均生活費に対する平均賃金を表したもので、たとえ平均賃金の金額が上がっていても、それを物価が上回っていると、「実質賃金」は下がり、生活は苦しく成ります。

 

すでに4年連続で下がっている「実質賃金」。

株価が戦後最高額を更新している今、景気が悪いとは誰も思いませんが、Z世代は、生活の苦しさを、肌で感じているのです。

 

婚姻率、婚姻数が下がる要素は他にも有ります。

例えば、平均結婚年齢はずっと上がり続けていますが、それは医学的要素によると言われています。

 

しかし、婚姻率を下げる直接の要因は、生活の苦しさです。

 

まずは給与を上げて、「実質賃金」を上げる必要が有ります。

最近「子持ち様」なる用語が、SNS界隈に出てきます。

 

主にオフィスや交通機関での、子持ちの人の行動を、独身者が揶揄したものです。

 

「子持ち様」にいったい、どんな問題が有ると言うのでしょうか。

子連れならではのわがまま

最近筆者が目にしたものだと、新幹線の指定席で、「席を替われ」とか「譲れ」とか言われたというもの。

 

実話なのかどうかも定かではないですが、要するに、「子供を優先すべき」「こちらは子育て中なのだから気遣いすべき」という要求をしてくるという話です。

 

またオフィス系だと、「子供が熱を出したから迎えに行かなければならない」と早退する。その分の仕事を代わりにしなければ成らない、という嘆きです。

 

子連れどころか相手も居ないシングルにとっては、なぜ自分が犠牲に成らないといけないのだ、というわけです。

「子持ち様」は優先されるべき?

交通機関に関しては、妊婦や赤ちゃんを抱っこしている人は、優先して座らせてあげるべきだと思います(赤ちゃん抱っこの場合はあやさないといけない時が有るため、お母さんの希望による)。

 

ただ、指定席に関しては、お金の問題でもあるために、そう簡単にはいかないところです。

 

親が希望の席を取れなかった時点で、諦めるべきです。

それに、子供に社会の仕組みを教える良い機会でもあります。

わがままが通ってしまっては、教育にも良くないと思います。

 

仕事に関しては、致し方ないと思います。

 

それどころか、法整備して、早退が出来るようにしないといけない。

子供は10歳未満だと、体調も不安定です。

1年程度の育休では、カバーしきれない部分が有ります。

 

また、男性の育児参加、女性の仕事復帰を政府が主導しています。

発熱した子供のお迎えも、法的にカバーすべきです。

 

そしてそれを支援しなければいけない企業側にも援助が必要です。

子育てを優先出来ない国は衰退する

今年、予想される企業の倒産数は、約1万社。

バブル崩壊以降では、最多に成る予想です。

 

そんなに景気が悪いのか?いいえ、そんなことは有りません。

日産など一部を除くと、過去最高の売り上げを上げている企業が多数有ります。

 

では、なぜそんなに多くの企業が倒産してしまうのか。

その多くの倒産企業の倒産の原因は「人手不足」です。

 

仕事は有るのに、その仕事を回していけるだけの労働力が無いのです。

もちろん募集はかけていますが、応募が皆無だそうです。

 

その原因は、少子高齢化です。

 

少子高齢化による労働力不足の影響は、企業倒産にとどまりません。

最近も、道路の陥没が相次いでいますが、原因は地中に埋まっている上下水道の老朽化です。

 

これを交換しなければいけないわけですが、労働力不足でままならないわけです。

 

少子高齢化は、すでにインフラの維持すら困難にしています。

だからこそ、子育てを優先して次世代を生み出さないといけないのです。

 

そして「子持ち様」を揶揄するシングル様に言いたいのは、そもそも全ての人は「子持ち様の子」で有るということです。

あなたのご両親も「子持ち様」として、苦労しながらあなたを育てたのです。

 

そして、シングルがそのまま高齢化すれば、必ず赤の他人から介護を受け、看取られることに成ります。

その赤の他人も「子持ち様」で有ったり「子持ち様の子」で有ったりするわけです。

決して「子持ち様」の世話に成らないわけでは有りません。

 

結婚して子供を持つのは、その人の自由で、強制は出来ません。

 

だからこそ、「子持ち様」を大切にすべきです。

先月の参院選の結果として大きな傾向が出たのは、まず第一に自民公明の与党が大きく議席を減らしたこと。

 

理由は明らかで、物価に対する賃金の割合を計算した「実質賃金」が落ち続けていて、人々の暮らしが苦しく成っているからです。

当然、現与党は非難され、その結果です。

 

そして第二にあげられるのが、いわゆる保守と呼ばれる党への投票です。

 

極右化する日本人

 

参院選で躍進した保守派ですが、その一番の理由は、減税を公約にしたことです。

 

そしてもう一つの目玉が、移民に対する厳しい対応です。

外国人の不動産購入に対して規制をかけたり、移民が入ることに対する規制を訴えていました。

 

最近、移民排斥を訴えるヘイトデモが盛んです。

それは日本に限ったことでは無く、先進各国にその傾向が見られますが、日本は目に余るものが有ります。

ヘイトスピーチに厳しい規制が有る海外

日本でも増えているヘイトスピーチとデモ。

その内容は、本当に見るに堪えないものばかりです。

 

しかも、その対象と成るのは、中国人、韓国人、クルド人に限られています。

 

なぜそうなるかと言うと、中国人、韓国人に関しては、各国の教育で日本に対し、批判的な内容を教えているからでしょう。

また、日本の排斥運動も繰り返されたことから、そう至っていると思います。

 

しかしそうすると、批判すべきは中国、韓国という国家であるべきで、その国民を攻撃するのはお門違いというものです。

 

また、歴史的背景を考えると、歴史の事実を知るだけで、日本が嫌悪の対象と成ることは避けられないと思います。

それで言うなら、原爆投下を肯定的に教えるアメリカの教育とアメリカ人もその対象と成るべきですが、アメリカ人に対しては頭も上がらないのが、日本の保守層の特徴です。

 

クルド人に関しては、もはや訳の分からないデマが原因としか思えません。

 

海外では国全体でヘイトスピーチに対して厳しい規制がかけられています。

日本でも、神奈川県で条例が施行されましたが、国で規制すべきだと思います。

日本に移民はほとんど居ない

日本に居る外国人のほとんどが、移民ではありません。

 

在日朝鮮人とその末裔は、戦前の朝鮮半島併合時から、強制的に連れて来られました。

 

戦後解放され、半島に戻る道も有りましたが、すでに家も土地も無くしていたために、日本に残るという選択をせざるを得ない人も多かったようです。

 

中国人は明治以降、中華料理の料理人として重宝されてきました。

招待される形で日本に来た人も多かったようです。

日本に美味しい町中華がたくさん有るのは、彼らのおかげです。

 

クルド人は国を持たない民族です。

長い間迫害を受けていて、日本に居るクルド人は全て難民です(難民認定が出ていない場合も有りますが、届は出しています)。

 

その他、研修制度で来ている実習生や、英語教師、日本の会社に雇われている外国人などは、企業や自治体が申請した労働ビザをもらって日本に来ています。

 

彼らは全て移民ではありません。

存在しない移民を排斥する?

移民排斥を訴えた保守派政党の躍進。

ほぼ存在しない人を追い出すと言ってる、頭のおかしい政治家を支持する日本人。

 

何十年も前から日本で働いてきた人々に今さら出て行けと声高に叫ぶ人々。

 

与沢翼氏のように海外の物件を買いあさり儲けている日本人が居るにもかかわらず、「外国人に日本の不動産は売らない」と言う保守派。

 

さて、海外からはこの国はどう見られているでしょうか。

日本社会に必要な外国人労働者

筆者が大手企業に居た時に、入社当初、タイの現地法人の幹部候補たちと一緒に研修を受けました。

彼らはタイ工場で、日本製品を作ることに成ります。

 

また工場の現場作業でも、世界各地の工場から、研修目的で外国人作業者がきていました。

研修と言えども、立派な労働力として役立っていました。

 

筆者が居た大手企業は、外国人労働者無しでは成り立ちませんでした。

もはや彼ら無しでは暮らせない

最近は、コンビニでもリゾートホテルでも、外国人労働者を見かけないときは有りません。

 

また、筆者の住むマンションで保全工事が行われた時、真夏に一番きつそうな、屋上の防水工事を担ったのは、外国人たちでした。

 

さらには、製造業や農業で、多くの技能実習生を受け入れています。

技能実習生とは名ばかりで、貴重な労働力として役立っています。

実際に、新型コロナの影響で彼らが来られなかった時期、生産が滞った工場がたくさん有りました。

 

もはや彼らは日本社会の一部です。

 

少子高齢化によって、深刻な労働力不足に陥っている日本。

今年はバブル崩壊後最多と成る企業倒産数が予想されていて、その数は1万社にも上ります。

そしてそのほとんどが、人材不足が原因です。

外国人労働者が居なければ、さらにひどい事になることでしょう。

 

そんな人々を口汚く罵って追い出そうとするなど、愚行もここに極まれりです。

またまた、怪しいアカウントのコメント動画が流れてきました。

 

人とペットの関係向上を謳ったアカウントで、医者(っぽい白衣着た人)が、「2021年から1年ほどで99万人ガン患者が増えた」と申しております。

 

 

確かにこのデータに有るように、99万人が新たにガンと診断されていますが、まるで前年比で増えているかのような印象を与えていますが、これは毎年のことで、ことさら「増えた」と強調するようなことでは有りません。

 

さらには、「増えた理由は食べ物に有る」と言っています。

いったい、何を食べたからだと言うのでしょうか。

日本だけ死因ががんに偏る

まず、以前から言われているのは、日本では過剰な検診が行われているということです。

 

特に、助かる見込みが少ない後期高齢者でも、がん検診が行われ、がんが見つかれば治療が施されて、亡くなれば死因はがんに成ります。

 

欧米では、後期高齢者ががん検診を受けることは有りません。

がんが疑われたとしても、緩和ケアのみで、治療を受けることも有りません。

 

助かる見込みが少ない後期高齢者に、無理な治療を施すのは、苦痛が伴うだけで効果は見込めないからです。

 

このように海外では、患者本人のことを一番に考えて、過剰な検診も治療も行わないのが普通です。

 

それに対し、日本では、家族の意見が尊重されます。

それにより、延命治療が行われます。

 

そして、そんな慣習を、医学界と保険業界が利用しています。

 

利益優先で、患者が苦しむのも構わずに、医者は喜んで延命治療を行います。

そして、そんな延命治療のためのがん保険を、保険業者が売りさばいています。

日本でだけ増える理由

がんの要因は様々ですが、老若男女問わず、誰でもかかる可能性が有ります。

 

酒の過剰摂取などと、遺伝的な影響は別として、何を食べようが、どんな生活をしようが、がんに罹患する確率は、単純に年齢によります。

 

食べ物や生活習慣のせいにするアドバイザー的な人が多く見受けられますが、それらの影響はわずかなものです。

 

我々は日々、自然放射線を浴びています。

特に、高エネルギーの宇宙放射線は、DNAを破壊し、がん細胞を生み出します。

 

その現象は、誰にでも起きます。

 

そして、がんに成る人とそうでない人の違いは、免疫で攻撃出来ているかどうかです。

 

若くて免疫力が強い人は、体内で生み出されたがん細胞を、破壊することが出来ます。

 

それに対し、免疫力が落ちている高齢者は、がんを破壊できずにがん細胞が増えていき、がんに成ります。

 

単純に超高齢化のせいです。