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大学中退者のその後の後

フリーランスです。仕事の合間の息抜きツブ。

最近「子持ち様」なる用語が、SNS界隈に出てきます。

 

主にオフィスや交通機関での、子持ちの人の行動を、独身者が揶揄したものです。

 

「子持ち様」にいったい、どんな問題が有ると言うのでしょうか。

子連れならではのわがまま

最近筆者が目にしたものだと、新幹線の指定席で、「席を替われ」とか「譲れ」とか言われたというもの。

 

実話なのかどうかも定かではないですが、要するに、「子供を優先すべき」「こちらは子育て中なのだから気遣いすべき」という要求をしてくるという話です。

 

またオフィス系だと、「子供が熱を出したから迎えに行かなければならない」と早退する。その分の仕事を代わりにしなければ成らない、という嘆きです。

 

子連れどころか相手も居ないシングルにとっては、なぜ自分が犠牲に成らないといけないのだ、というわけです。

「子持ち様」は優先されるべき?

交通機関に関しては、妊婦や赤ちゃんを抱っこしている人は、優先して座らせてあげるべきだと思います(赤ちゃん抱っこの場合はあやさないといけない時が有るため、お母さんの希望による)。

 

ただ、指定席に関しては、お金の問題でもあるために、そう簡単にはいかないところです。

 

親が希望の席を取れなかった時点で、諦めるべきです。

それに、子供に社会の仕組みを教える良い機会でもあります。

わがままが通ってしまっては、教育にも良くないと思います。

 

仕事に関しては、致し方ないと思います。

 

それどころか、法整備して、早退が出来るようにしないといけない。

子供は10歳未満だと、体調も不安定です。

1年程度の育休では、カバーしきれない部分が有ります。

 

また、男性の育児参加、女性の仕事復帰を政府が主導しています。

発熱した子供のお迎えも、法的にカバーすべきです。

 

そしてそれを支援しなければいけない企業側にも援助が必要です。

子育てを優先出来ない国は衰退する

今年、予想される企業の倒産数は、約1万社。

バブル崩壊以降では、最多に成る予想です。

 

そんなに景気が悪いのか?いいえ、そんなことは有りません。

日産など一部を除くと、過去最高の売り上げを上げている企業が多数有ります。

 

では、なぜそんなに多くの企業が倒産してしまうのか。

その多くの倒産企業の倒産の原因は「人手不足」です。

 

仕事は有るのに、その仕事を回していけるだけの労働力が無いのです。

もちろん募集はかけていますが、応募が皆無だそうです。

 

その原因は、少子高齢化です。

 

少子高齢化による労働力不足の影響は、企業倒産にとどまりません。

最近も、道路の陥没が相次いでいますが、原因は地中に埋まっている上下水道の老朽化です。

 

これを交換しなければいけないわけですが、労働力不足でままならないわけです。

 

少子高齢化は、すでにインフラの維持すら困難にしています。

だからこそ、子育てを優先して次世代を生み出さないといけないのです。

 

そして「子持ち様」を揶揄するシングル様に言いたいのは、そもそも全ての人は「子持ち様の子」で有るということです。

あなたのご両親も「子持ち様」として、苦労しながらあなたを育てたのです。

 

そして、シングルがそのまま高齢化すれば、必ず赤の他人から介護を受け、看取られることに成ります。

その赤の他人も「子持ち様」で有ったり「子持ち様の子」で有ったりするわけです。

決して「子持ち様」の世話に成らないわけでは有りません。

 

結婚して子供を持つのは、その人の自由で、強制は出来ません。

 

だからこそ、「子持ち様」を大切にすべきです。

先月の参院選の結果として大きな傾向が出たのは、まず第一に自民公明の与党が大きく議席を減らしたこと。

 

理由は明らかで、物価に対する賃金の割合を計算した「実質賃金」が落ち続けていて、人々の暮らしが苦しく成っているからです。

当然、現与党は非難され、その結果です。

 

そして第二にあげられるのが、いわゆる保守と呼ばれる党への投票です。

 

極右化する日本人

 

参院選で躍進した保守派ですが、その一番の理由は、減税を公約にしたことです。

 

そしてもう一つの目玉が、移民に対する厳しい対応です。

外国人の不動産購入に対して規制をかけたり、移民が入ることに対する規制を訴えていました。

 

最近、移民排斥を訴えるヘイトデモが盛んです。

それは日本に限ったことでは無く、先進各国にその傾向が見られますが、日本は目に余るものが有ります。

ヘイトスピーチに厳しい規制が有る海外

日本でも増えているヘイトスピーチとデモ。

その内容は、本当に見るに堪えないものばかりです。

 

しかも、その対象と成るのは、中国人、韓国人、クルド人に限られています。

 

なぜそうなるかと言うと、中国人、韓国人に関しては、各国の教育で日本に対し、批判的な内容を教えているからでしょう。

また、日本の排斥運動も繰り返されたことから、そう至っていると思います。

 

しかしそうすると、批判すべきは中国、韓国という国家であるべきで、その国民を攻撃するのはお門違いというものです。

 

また、歴史的背景を考えると、歴史の事実を知るだけで、日本が嫌悪の対象と成ることは避けられないと思います。

それで言うなら、原爆投下を肯定的に教えるアメリカの教育とアメリカ人もその対象と成るべきですが、アメリカ人に対しては頭も上がらないのが、日本の保守層の特徴です。

 

クルド人に関しては、もはや訳の分からないデマが原因としか思えません。

 

海外では国全体でヘイトスピーチに対して厳しい規制がかけられています。

日本でも、神奈川県で条例が施行されましたが、国で規制すべきだと思います。

日本に移民はほとんど居ない

日本に居る外国人のほとんどが、移民ではありません。

 

在日朝鮮人とその末裔は、戦前の朝鮮半島併合時から、強制的に連れて来られました。

 

戦後解放され、半島に戻る道も有りましたが、すでに家も土地も無くしていたために、日本に残るという選択をせざるを得ない人も多かったようです。

 

中国人は明治以降、中華料理の料理人として重宝されてきました。

招待される形で日本に来た人も多かったようです。

日本に美味しい町中華がたくさん有るのは、彼らのおかげです。

 

クルド人は国を持たない民族です。

長い間迫害を受けていて、日本に居るクルド人は全て難民です(難民認定が出ていない場合も有りますが、届は出しています)。

 

その他、研修制度で来ている実習生や、英語教師、日本の会社に雇われている外国人などは、企業や自治体が申請した労働ビザをもらって日本に来ています。

 

彼らは全て移民ではありません。

存在しない移民を排斥する?

移民排斥を訴えた保守派政党の躍進。

ほぼ存在しない人を追い出すと言ってる、頭のおかしい政治家を支持する日本人。

 

何十年も前から日本で働いてきた人々に今さら出て行けと声高に叫ぶ人々。

 

与沢翼氏のように海外の物件を買いあさり儲けている日本人が居るにもかかわらず、「外国人に日本の不動産は売らない」と言う保守派。

 

さて、海外からはこの国はどう見られているでしょうか。

日本社会に必要な外国人労働者

筆者が大手企業に居た時に、入社当初、タイの現地法人の幹部候補たちと一緒に研修を受けました。

彼らはタイ工場で、日本製品を作ることに成ります。

 

また工場の現場作業でも、世界各地の工場から、研修目的で外国人作業者がきていました。

研修と言えども、立派な労働力として役立っていました。

 

筆者が居た大手企業は、外国人労働者無しでは成り立ちませんでした。

もはや彼ら無しでは暮らせない

最近は、コンビニでもリゾートホテルでも、外国人労働者を見かけないときは有りません。

 

また、筆者の住むマンションで保全工事が行われた時、真夏に一番きつそうな、屋上の防水工事を担ったのは、外国人たちでした。

 

さらには、製造業や農業で、多くの技能実習生を受け入れています。

技能実習生とは名ばかりで、貴重な労働力として役立っています。

実際に、新型コロナの影響で彼らが来られなかった時期、生産が滞った工場がたくさん有りました。

 

もはや彼らは日本社会の一部です。

 

少子高齢化によって、深刻な労働力不足に陥っている日本。

今年はバブル崩壊後最多と成る企業倒産数が予想されていて、その数は1万社にも上ります。

そしてそのほとんどが、人材不足が原因です。

外国人労働者が居なければ、さらにひどい事になることでしょう。

 

そんな人々を口汚く罵って追い出そうとするなど、愚行もここに極まれりです。

またまた、怪しいアカウントのコメント動画が流れてきました。

 

人とペットの関係向上を謳ったアカウントで、医者(っぽい白衣着た人)が、「2021年から1年ほどで99万人ガン患者が増えた」と申しております。

 

 

確かにこのデータに有るように、99万人が新たにガンと診断されていますが、まるで前年比で増えているかのような印象を与えていますが、これは毎年のことで、ことさら「増えた」と強調するようなことでは有りません。

 

さらには、「増えた理由は食べ物に有る」と言っています。

いったい、何を食べたからだと言うのでしょうか。

日本だけ死因ががんに偏る

まず、以前から言われているのは、日本では過剰な検診が行われているということです。

 

特に、助かる見込みが少ない後期高齢者でも、がん検診が行われ、がんが見つかれば治療が施されて、亡くなれば死因はがんに成ります。

 

欧米では、後期高齢者ががん検診を受けることは有りません。

がんが疑われたとしても、緩和ケアのみで、治療を受けることも有りません。

 

助かる見込みが少ない後期高齢者に、無理な治療を施すのは、苦痛が伴うだけで効果は見込めないからです。

 

このように海外では、患者本人のことを一番に考えて、過剰な検診も治療も行わないのが普通です。

 

それに対し、日本では、家族の意見が尊重されます。

それにより、延命治療が行われます。

 

そして、そんな慣習を、医学界と保険業界が利用しています。

 

利益優先で、患者が苦しむのも構わずに、医者は喜んで延命治療を行います。

そして、そんな延命治療のためのがん保険を、保険業者が売りさばいています。

日本でだけ増える理由

がんの要因は様々ですが、老若男女問わず、誰でもかかる可能性が有ります。

 

酒の過剰摂取などと、遺伝的な影響は別として、何を食べようが、どんな生活をしようが、がんに罹患する確率は、単純に年齢によります。

 

食べ物や生活習慣のせいにするアドバイザー的な人が多く見受けられますが、それらの影響はわずかなものです。

 

我々は日々、自然放射線を浴びています。

特に、高エネルギーの宇宙放射線は、DNAを破壊し、がん細胞を生み出します。

 

その現象は、誰にでも起きます。

 

そして、がんに成る人とそうでない人の違いは、免疫で攻撃出来ているかどうかです。

 

若くて免疫力が強い人は、体内で生み出されたがん細胞を、破壊することが出来ます。

 

それに対し、免疫力が落ちている高齢者は、がんを破壊できずにがん細胞が増えていき、がんに成ります。

 

単純に超高齢化のせいです。

現在、ありとあらゆる陰謀論が流布しています。

 

また、陰謀論とまでは言えないものの、かなり怪しい療法なども出てきています。

 

いくつかの例を見て、どんな問題が有るのか考察したいと思います。

数字を考慮しない危険性

あるSNSにあがって来た情報です。

 

ある関西の整体師が、ありとあらゆる民間療法を挙げて、がんが治った例が有ると述べています。

実際に治った実例が有るのなら、エビデンスは関係無い、試してみる価値が有ると。

 

この意見の危険なところは、全体でいくつの事例が有って、それに対し、治癒した事例がいくつあるかを考慮していないことです。

 

例えば1万人が試して、1人が治癒したなんて例が有ったとします。

がんと言えど、免疫によって治癒する場合が有ります。

1万分の1であれば、療法の効果より、免疫による自然治癒の可能性が高いです。

 

民間療法も様々ですが、高額なものも少なく有りません。

上記のような例であれば、相当な金額が無駄になります。

 

さらには、副作用の危険も有ります。

民間療法の場合、その治癒能力のみが取りだたされ、副作用について考慮されていないものが多いです。

 

エビデンスが無い以上、治癒よりも、副作用による被害のほうが大きい可能性が有ります。

統計学を知らない陰謀論者

新型コロナのワクチン接種において、多くの(と言っても全体では少数派)反ワクチン派が出てきました。

 

彼らの多くが、ワクチン接種によって死亡した人がたくさん居ると主張しています。

.こちらが実際の死亡者数です↓

 

 

それに対し、ワクチンを接種しなかった場合の推定死亡者数↓

 

 

こういった事例の比較を、反ワクチン派は数学的に全くやっていません。

あるいは、全くでたらめな、何の根拠もないデータを持ち出して騒いでいます↓

 

 

陰謀論者は理科が出来ない

 

 

陰謀論者に成る人の特徴は色々あるようですが、全体的に見受けられるのは、勉強が出来ない人です。

 

数学や理科を理解出来ていない。

だから、とんでも理論にはまってしまう。

 

分かりやすい例だと、地球平面論者です。

彼らは一様に、「コリオリの力」を理解していません

 

「コリオリの力」とは、簡単に言うと、赤道付近と高緯度地域での、自転による影響の違いによって生じる力です。

 

北半球の台風が必ず反時計回りに成る(南半球は逆)のは、この「コリオリの力」によるものです。

 

「コリオリの力」が発生するのは、地球が球体だからです。

 

このように、勉強が出来ないと、とんでも理論に引っ掛かりやすくなります。

 

また、「大人に成ったらサイン、コサインなんて使わない」なんて言ってた高校生が、建築会社に入社して、涙目で前言を撤回してた、なんて例も有ります。

 

お勉強は大事です。

最近、全国で熊の出没が報告され、すでに被害も出ています。

 

特に今年は街中にまで出没し、アーバンベアと呼ばれています。

 

そんな熊被害から逃れるにはどうしたらいいでしょうか。

人に慣れた熊

今年に入って急激に増えたアーバンベア。

 

理由は、昨年の夏の暑さで木の実などが採れず、多くの子連れ熊が、街まで下りてきて餌を探したからです。

 

その時に連れて来られた子熊が人にも慣れ、大人に成って街に戻って来ているのです。

 

既に人に慣れているので、人間を怖がらないし、街に食料が有ることも知っています。

熊鈴はもう効かない

人に慣れていない熊であれば、人を恐れます。

だから、人が居ることを知らせる熊鈴が有効です。

 

しかし、人に慣れたアーバンベアは、人が居ることを何とも思いません。

だから、熊鈴が効きません。

 

物音が聞こえても、平気で人前に姿を現します。

どこにでも現れる熊

地方都市に住む筆者ですが、すでに市内で熊が目撃されています。

 

おそらく、ねぐらが有る山の近くでの目撃が多いようですが、食料が無いと、街中にも出てくるようです。

 

人に慣れたとはいえ、自動車はまだ怖いだろうし、人も集団で居れば怖いのでしょう。

だから、日中に山から離れた街中にまで出てくることは無いようです。

 

しかし、人も車も少なくなる夜間であれば、街中にも出てきやすく成るでしょう。

 

夜半や明け方あたりは、街中と言えど気を付けなければいけません。

すでに人間を餌だと思っている!?

秋田や北海道で、すでに死者が出ています。

 

特に北海道の福島町で、新聞配達員が襲われた例では、明らかに人間を捕食し、保管場所まで運んだと思われます。

 

北海道に住むヒグマは、木彫りでも有名な通り、鮭を捕食します。

さらには鹿を捕食しているのが目撃されています。

 

すでに人を食料だと認識している熊が居るようです。

 

秋田の例は月の輪熊で、肉食の習慣は無いのですが、食料を横取りする敵として人間を認識している可能性が有ります。

 

もはや過去の熊対策は効かないと見た方がいいです。

全力で防御せよ!

 

 

もはや人を恐れないどころか、狙ってくるアーバンベア。

 

撃退スプレーなども有りますが、とっさに取り出そうとしている間に襲われてしまうことも有ります。

 

上の記事のような防御態勢を取るのが、一番良いようです。

 

死亡例を見ると、致命傷は全て頭部に集中しています。

このような防御態勢を取れば、ケガをすることは有っても、命は助かります。

 

ぜひ、ご参考にしてください。

犬猫を飼うべし

 

 

これは軽井沢町で活動する団体のホームページです。

 

軽井沢では、夜間、この団体の職員がベアドッグを連れて見回りをしているそうです。

 

事実、軽井沢では熊被害が出ていません。

 

人を恐れなくなった熊ですが、果敢に飛び掛かって来る犬や猫は怖いようです。

 

ベアドッグは特別な訓練を受けていて、熊の匂いに反応し、熊を追い払います。

 

そして、そんな訓練を受けていなくても、犬や猫なら、熊を追い払ってくれることでしょう。

 

熊被害が出ている地域の方は、ぜひご検討ください。