Netflixで公開されている作品の中で、現状の日本が抱える問題を垣間見ることが出来る作品をご紹介したいと思います。
THE DAYS
福島第一原発の事故を描いた作品です。
吉田所長を役所広司さん、1,2号機の当直長を竹野内豊さんが演じています。
すでに映画で「FUKUSHIMA50」という作品が同じ内容で製作されていますが、「THE DAYS」は連続ドラマという形で、より詳細が描かれています。
吉田所長や当直長をはじめとした所員たちや、炉心の冷却にあたる自衛隊員など、事故の鎮静化に尽力した人々。
その一方で保身に走るばかりで、事故の鎮静化の邪魔に成る政治家、官僚、電力会社の役員たち。
何も出来ずに座っているだけの、電力会社の社長。
まさに今の日本社会の縮図だと思いませんか?
実際に行動し、社会を運営し動かしているのは、50代以下の民間人です。
それに対し、需要項目の決定権を持つのは60代以上の企業役員や政治家、公務員たちです。
この構図が、実際に現場で必要な仕事を奪い、ブルシット・ジョブばかりに成る原因だと思います。
まず年功序列は止めるべきだと、この作品を見るだけでも思いませんか?
そして、この作品が描いているのは、実際に起こったことなのです。
いい加減、学んだ方が良いと思います。
ヤキトリ
日本発のアニメ作品です。
遠い未来、「商連」と呼ばれる巨大な星間国家の襲来を受け、支配下に置かれる人類。
主人公は、リクルートによって商連軍の軌道歩兵「ヤキトリ」に志願する。
そして「K321ユニット」へ配属され、火星での訓練を経て、過酷な戦場へと赴く。
※若干のネタバレが含まれます
この作品における注目ポイントは、火星での訓練です。
K321ユニットは、実験的に、他のユニットとは違う訓練を受けます。
他のユニットは「記憶転送」を使って、戦闘方法を丸暗記する形で訓練を受けます。
それに対し、K321ユニットは、実際の戦闘や格闘によって学んでいきます。
印象的なのが、訓練の卒業試験である模擬戦闘において、戦場を丸暗記している他のユニットに歯が立たないK321ユニットは、戦闘のルール変更を上官に申し入れます。
この「戦闘のルール変更の申し込み」こそが、K321ユニットが目指した目標だったのです。
それにより、他のユニットは想定外の状況に追い込まれると、全く対処出来ず、次々と死んでいきますが、K321ユニットは、考えて、臨機応変に対応していきます。
これも日本社会の縮図だと思いませんか?
受験科目を時間をかけて丸暗記出来た者が高学歴を手にする。
そして日本の大手企業は、学歴のみを見て雇用する。
その結果、全く応用が利かないサラリーマンたちが誕生し、世界の進歩について行けなくなっている。
APPLEなどのいわゆるGAFAは、そもそも世界のルールを変えたのだと思いませんか?
日本企業とサラリーマンが、昔通りのルールに縛られて、出遅れている間に、海外企業はルールそのものを変えてしまったのです。
まず、丸暗記受験と学歴社会を止め、柔軟に考えることが出来る人材を育てる必要が有ります。
以上、2作品をご紹介しましたが、ここから学べることは年功序列による弊害と、受験と学歴偏重の弊害です。
ぜひ一度ご覧になって、考えてみてください。

