『RE_PRAY』ツアー全行程が、終了してしまいました。
最終公演はCS放送でLIVE視聴と「ディレイビューイング」を観賞しましたが、1日目とはまた違った素晴らしさや感動、感慨深さがありました。
画面に映る羽生君の表情がよく見えたことで、一つ一つのプログラムの世界に完全に入り込んでいることがよく分かり
細部にまで行き渡った表現の凄まじさや「破滅への使者」で最後のジャンプを単独から「3A+3T」のコンビネーションにしてしまうところも含め
最終日ならではの思い入れの強さが、全ての演技から伝わってきました。
宮城公演では、それまで少しずつブラッシュアップしてきた映像や照明も一気にアップデートされていた印象で
そういった演出面との相乗効果もあって
追加公演の2日間は、これまで以上に「ICE STORY」への没入感が高くありました。
最終公演ならではのアンコールでの高揚感に、やっぱり会場へ行きたかったなと思いながら(仕事が…涙)
羽生君が本当に心の底から嬉しそうで、あんなに幸せそうで楽しそうな様子を、本当に何年か振りに見れたことがとても嬉しくて
『RE_PRAY』ツアーが終わってしまう寂しさは、もちろんあるけれど
それと同時に本当にほっとして、やっと安心できたような感覚があって、もの凄く幸せな気持ちになりました。
「ディレイビューイング」上映後少しだけ時間をおいて
羽生君は全ての公式SNSから、動画や画像を投稿してくれました。
YouTubeメンバーシップでは、最終公演を終えたばかりの想いを、たくさん時間を掛けて話してくれて
様々な想いを語ってくれている中で見せてくれた笑顔に、このツアー期間を通して徐々に変化していった感情や、ファンとの絆を改めて感じられたことも、とても嬉しく思いました。
翌日には公式YouTubeへ
エンドロールの「スペシャルバージョン」も投稿してくれて
公演映像を加え、再編集した「エンディング」に
改めてツアー期間中の様々な想いが蘇り、涙が溢れました。
エンドロールの「スペシャルバージョン」を見て、個人的な解釈を少しだけ…
「挿入映像」について
「3つの光」の表すもの
「4:44」秒の意味
(動画の長さ「4:44」が何を意味しているのか、最初からすごく気になっていました)
1つ目の光の出現のあと、1部の映像が挿入されています。
そして2つ目の光が現れ、2部の映像が挿入されていきます。
最後に3つ目の光が表れ、最後のジャンプ「3A+3T+3Lo」後、空へ舞い上がっていくラスト。
この光の2つが「エストポリス伝記Ⅱ」最後のシーン、主人公マキシムとセレナの魂をモチーフにしていることを、少しだけ理解した上で(最後の戦闘~ ゲームプレイ動画を視聴)
『RE_PRAY』-ICE STORY- で考えたとき
この「4」×3という数字は、オリンピックサイクルである3回の「4年間」を表しているのかなと感じました。
プログラム冒頭、剣を高く掲げ、勇者は戦いの旅に出ます(シニア転向からの「4年間」)
最初の光は
「ソチオリンピック」の「金メダル」
その後、ただひたすら勝つことに拘り、戦い続けた「4年間」
2つ目の光は
「平昌オリンピック」で「2連覇」
その後は、迷い、祈り続けながら、暗闇の底まで落ちたと感じた「4年間」
最後の光は…
「北京オリンピック」で掴んだ「誇り」
羽生君は「9歳の自分」と表現するように、過去の自分を切り離して一人の「人格」として受け止めている部分があると感じています。
3つの「光」は、その時々の自分なのかなと
「ソチオリンピック」で金メダルを獲った自分も
「平昌オリンピック」で2連覇した自分も
「北京オリンピック」で「夢」は掴み切れなかったけれど「誇り」を掴んだ自分も
全て彼自身の中にあるのではなく、今の自分を客観的視点から近くで見守ってくれている「魂」のような存在なのかなと…
このエンドロールの「スペシャルバージョン」を見て
「4:44」という数字に触れた今は、そんな風に自分の中で想像しています。
(答えが合っているかは分からないし、全然違うかも知れませんが…)
改めて『RE_PRAY』は
「勇者『HANYU YUZURU』の物語」としてのRPGだったと
そして、観客や視聴者の一人一人が
「プレーヤー」として「主人公を操作(ゲームをプレイ)していた」
そういう設定の「ICE STORY」だったと、個人的にはそう感じています。
この先も『RE_PRAY』横浜公演初日だけでなく
『notte stellata』や『RE_PRAY』の舞台裏、CS放送も次々と予定されています。
「FaOI」幕張公演と愛知公演の「Aツアー」終了後
6月末には
「OFFICIAL PHOTO BOOK」と
「OFFICIAL PLAYER'S GUIDE」の発送も開始予定となっています。
その中に「ICE STORY」の様々な答えが載っていることを期待しつつ…
手元に届くまで、楽しみに待っていたいと思います。