(5月5日午後、石川県で震度6強の大きな地震がありました。その後も震度5強の大きな揺れがあり、今後も地震が続く不安が大きいと思いますが、どうかこれ以上被害が拡大しないことを祈ります…)

 

 

2023年の4月は、とても「幸せな時間」でした。

 

「SOI」大阪公演期間中に迎えた4月。

 

回を重ねる毎に、どんどん磨かれていった

3つのプログラムの感動、興奮と、その余韻。

 

 

「SOI」ツアーが終わって、間もなく生出演した

「てれまさ」の素晴らしい番組構成。

 

「ゆづっぺい」と「やっぺい」との微笑ましいやり取りと、放送後もしばらく続いた盛り上がり。

出演者の方々の羽生君に対するリスペクトを強く感じた、事前準備と放送当日の振り返り記事。

 

「徹子の部屋」スペシャル番組への出演告知は記事にもなり、発表直後から大きな反響と期待感が。

 

2つのアイスショー「特別編集番組」の放送も続けてありました。

 

『notte stellata』完全版では

3月11日公演前の様子や、終演後のスケーター達のリラックスした姿が画面に映し出されていました。

インタビュー映像も再度見て、表現者としてこの公演を通して様々な想いを届けた彼に、容姿も、精神も含めて、本当に全てが美しい人だと、奇跡のような人だと、改めて。

 

『プロローグ』舞台裏スペシャルには

演技を続けざまに行う過酷な練習の様子と、その直後に自ら準備をして演技を撮影する様子が映し出されていて

 

アスリートとしての壮絶さと、プロデューサー・クリエイターとして一人でほぼ全てを背負う姿に、改めてその凄まじい覚悟と、一人の人物に詰め込まれた要素の多さを再認識させられました。

 

時間が経過した今、2つの特別番組を改めて見て、それぞれが本当に素晴らしいアイスショーだったと、

何度観ても「あのとき」の感動が再び蘇ってくる、全てが貴重で価値のある映像だと。

 

「GIFT」も含め、それぞれの舞台裏についても「本編+メイキング映像」のような形で、可能な限り全て公開して欲しいと改めて感じています。

 

 

そして4月下旬。

トロントと「クリケットクラブ」への再訪、帰還。

オーサーとトレイシー、コーチ達との再会。

 

温かく優しい雰囲気に包まれた空間に、やっと帰ることが出来たこと、いつでも迎え入れてくれる場所と、待ってくれている人達がそこにいることを、改めて嬉しく感じました。

 

(後輩スケーターのコメントに対して、様々な意見もあるようなので)

少し前の事になってしまいましたが、個人的な見解を…

 

「引退の手続き」については、彼が昨年、連盟に対して登録抹消手続きを行い「プロ転向」を表明した後も、自分自身で直接トロントに行くまでは、生徒としてコーチとの契約を継続していたのではないかと(何となくですが)感じているので、今回正式にコーチング契約終了の手続きを取ったと思っています。

 

そういった意味でも、プロ転向後すぐトロントへ向かい諸々手続きを進めることに対して、心情的にためらう気持ちもあったのかも知れないと、勝手ながら想像しています。

 

そして今回、コーチ達に感謝の気持ちを伝えるとともに、生徒として今後一緒にレッスンを受けることはなくなってしまう他の後輩スケーター達に対して「お別れの挨拶」をしたという意味ではないかと。

 

指導者と生徒としての師弟関係は終了しても

「終わりは始まりの始まり」であるように

 

また新しい関係が築かれ、この先プロとして活動していく中で、今後もデイビットと振付の共同作業や

オーサーコーチ達にも何か協力して欲しいことなどがあれば、いつでも依頼出来るような関係性、サポートしてくれる間柄は続いていくと思いますが

 

当初から「競技の世界で勝つためだけ」に指導を仰ぎにカナダへ渡っていたことも踏まえて考えると、競技者ではなくなった今、これまで以上に移動の時間的・身体的負担を考慮して(その分、練習時間を削ることになってしまうので)

 

直接あるいは、その場所でないと出来ないこと以外は、今後もリモートがメインになるように感じています。(少なくとも当分の間は)

 

 

「SOI」公演がスタートした中で月初を迎え、メンバーへの動画で月末30日を迎え…

4月は本当に羽生君に溢れた、幸せな1ヶ月間でした。

 

次から次へと新しい映像や情報、羽生君からのメッセージまで聞くことが出来て、ファンとして幸せな時間を与えてもらったのと同時に

 

その充実した日々と元気で幸せそうな様子に、とても温かい気持ちで過ごすことが出来ました。

 

 

1年前「北京オリンピック」の後

「春」は何だか他人事のように、頭の上を通り過ぎて行ってしまったような、そんな気がしていました。

 

あれからたった1年で、プロ転向後もたくさんの挑戦を続け、今までの「アイスショー」を超えた「エンターテイメント」として

新たなジャンルの「フィギュアスケート」と、アスリートとしての技術や体力的な進化も、さらに広がった表現の幅も見せつけ

 

自身の存在を改めて世界中に証明し

「フィギュアスケーター」としての自信を取り戻した

 

プロアスリート「羽生結弦」選手。

 

今年「春」は、やっと羽生君の元にも戻って来たと

そう確信することが出来た、とても幸せな4月でした。

 

 

そして

5月2日「徹子の部屋」

 

地上波では、ふんわりした優しい時間が印象的な編集でしたが

「TELASA」未公開部分では、徹子さんの質問に対し、フィギュアスケートや自身について深く掘り下げながらも、伝わりやすいようにかみ砕いて答える場面が数多くあり

 

羽生君が落ち着いて丁寧に話す姿が印象的で、未公開部分を含めた映像を見れたことが、とても嬉しかったです。

 

彼自身のことやフィギュアスケートについて、色々な角度から深いお話を聞けたこと、徹子さんのゲストに対して興味を持ってトークを展開させていく的確な質問と、頭の回転の速さ、そして進行もゲストの情報も全て頭に入っていて本番中には台本を見ないという、凄まじい記憶力に

 

黒柳徹子さんもまた、才能に溢れたプロフェッショナルな人だということを改めて思い出し、この番組が48年目となる長寿番組として現在も続いている、その特別な理由を知れたような気がしました。

 

 

GW期間中、CSテレ朝チャンネル2では

「FaOI 2022」公演の一挙放送もありました。

 

(情報が多すぎて見る時間が取れませんが、激しく感情を揺さぶられた昨年の思い出が蘇ってきます)

 

 

訪れた「春」を感じる「幸せな時間」を過ごす中

「蒼い炎Ⅳ-無限編-」も手元に届きました。

 

とても辛い時期を振り返る覚悟をしながら… 

心して読みたいと思っています。