EP9はこちら
2022年1月19日~3月23日
全10話
Channel3(毎週水曜Thai23:00~)
CH3PlusPremium(有料、ノーカット)
Phat(両親の離婚で母親と2人暮らしに)・・・Nut
Phob(幽霊 記憶がない)…Plan
Story
NOVAで受賞出来なかったPhat達。
Phat
「なんだよ!賞をもらった人はみんなコネがある人じゃん。夢の舞台?僕たちみたいな人間にはチャンスなんて無いんだな!」
Phob
「僕より夢中になってる。」
Phat
「なんで?気にならないの?」
Phob
「もちろん気になるよ。君がね。」
Phat
「NOVAの話をしてるんだけど…。」
Phob
「みんな君の作品を見たんだ。僕たちは自分自身を発表できる場所があればそれで良い。賞なんて気にするな。」
Phat
「そうだけど…ちょっと残念だな。」
Phob
「49日しかないからね…変えられないものもあるよ。でも君は生きてるんだ。あとは君に任せるよ。」
Phat
「うん、やってみる。」
「自分自身を見せようと頑張る事ないよね。」
Phob
「たいへんなの?」
Phat
「ちがうよ。こうやって自分がいるって証明するためにシーツを掛ける必要ないってこと。」
Phob
「も~…。」
Phob
「愛してるよ、Phat」
Phat
「愛してるよ、Phob」
Phob
「準備ができたなら…行こうか。」
Phat
「どこへ?」
Phob
「今日を特別な日にするんだ。」
Phat
「何処に行くの?」
Phob
「も~文句ばっかり言わないで付いてきてよ。」
Phob
「雲も無いし一緒に星を見たくて。」
Phat
「どうしたの?」
Phob
「ただいつもと違うことがしたかったんだよ。ほら座って。僕はただ…残された時間を一番特別なものにしたかったんだ。」
Phat
「さすが色男だね。」
Phob
「いつもそうやって揶揄うんだから。ロマンティックなムードにしようと思ったのに。」
Phat
「ごめん、もう揶揄わないから。それで…どうして星を見ようと俺をここへ連れてきたの?」
Phob
「これから僕はどこに行くか分からないだろ。こういう話を知ってる?人は死ぬ時に見あげた星にたどり着くんだって。本当かどうか知らないけど本当なら良いなって思うんだ。君に逢いたくなったら見下ろせばいいからね。それに君が僕に逢いたくなったら見上げれば良いんだ。」
Phat
「もしさ…叶うならPhobはどんな事がしたかった?」
Phob
「僕は自分のブランドを作りたかったんだ。僕みたいな普通の人間には難しいって分かってたけどね。君は?」
Phat
「正直に言うと…なにも。」
Phob
「別にそれでも大丈夫だよ。じゃぁ他の事は考えたことある?例えば…家族とか?」
Phat
「なんでそんなこと聞くの?」
Phob
「だって知りたいんだもん。」
Phat
「考えたことあるよ…家族とか君のこととか。」
Phob
「どう思ってるの?知りたいな。」
Phat
「俺はただ…毎朝目を覚ましたら君を見たい…普通の恋人同士みたいに…。でも大丈夫だから。今は…幽霊で普通じゃなくても皆が存在を知っていて俺たちを認めてくれてる。」
Phob
「Phat…僕の夢は君と変わらない。君の隣で毎日目覚めたい…そして君と一緒に君の恋人として人生を生きる。君と一緒に幸せになるんだ。現実には無理だけど…いいでしょ?」
Phat
「うん。」
あと22時間
Phob
「Phat…君は生きなきゃだめだからね…愛してるよ。」
Phob
「Dream。」
「…どうしたの?お父さんに会いたい?」
Dream
「いいえ。ただ…混乱してる…お父さんをどう感じていいのか分からないの。」
Phob
「君が思う通りに感じれば良いと思うよ。」
Dream
「お父さんが私とお母さんにしたことを忘れることが出来ないの。」
Phob
「いいんだよ。そう思うことは君のせいじゃない。僕も父さんがしたことを忘れることなんて出来ないから。でも君自身はそろそろ進んでいかないとね。」
Dream
「私はただ…父さんみたいになりたくないだけ。」
「あなたはどうしてここへ?外に出たら悪霊に連れていかれるわよ!?…どうしたの?」
Phob
「最後に…もう一度だけ…手伝って欲しいんだ。」
Dream
「なにを?」
Phob
「あのね…その…Phatをお願い。」
Dream
「まだ時間があるでしょ?」
Phob
「それまで待てないんだ。」
Dream
「さよなら言ったの?」
Phob
「まだ。でも僕には出来ないよ。もし時間が終わるまで一緒にいて僕が悪霊になっちゃったら…。」
Dream
「分かるけど…でもこんな風に去るなんて…よく考えたの?」
Phob
「少なくとも…現実を受け入れられると思うんだ。」
Dream
「何処に行くつもり?」
Phob
「分からないけど…自分の事は自分で出来るよ。」
Dream
「でももしPhatが知ったらそんなことさせないわ。」
Phob
「だから君に頼んでる。僕の代わりに伝えてくれるだろ?Phatが僕を助けたいなら彼は僕の現実を受け入れなきゃ。」
「ありがとう。いつも僕を助けてくれて。君みたいな友達ができて本当に嬉しいよ。」
Dream
「私もあなたに会えて嬉しい。またね。」
Phob
「うん、またね。」
Phatは目を覚まします。
「Phob?…あれDream?どうしたの?Phobを見なかった?朝からいないんだよ。…どうしたの?」
Dream
「Phob…Phatはもう戻らないわ。」
Phob
「なに言ってるの?」
Dream
「今朝、私の所にさよならを言いに来たの。そしてあなたの面倒を見て欲しいって。」
Phob
「ふざけてるんでしょ?Phobはそんなことしない。さよならも言わずに逝くなんてことしないよ。」
Dream
「時間が終わるまで一緒にいて彼を逝かせられる?最後の瞬間まで一緒にいて彼が逝けると思う?愛し合ってるのよ!?彼が逝けない最大の理由ってあなたたち二人の関係なのよ。」
Phat
「…つまり…彼が逝けない理由って…僕ってことなの…?」
Dream
「彼を逝かせてあげて。」
Phat
「俺なら出来るよ…ねぇ…俺なら逝かせられるから…。」
あと5時間
Phobは父Kinに会いに来ますが…
Kinは気付きません。
Phob
「父さん…」
そして…悪霊に襲われるPhob
あと4時間
しかし悪霊は去って行きます。
自分もまた悪霊になりつつあることに気付くPhob。
Phatの声が聞こえ走り去りますが…。
Phat
「見つけた!Phob?大丈夫!?」
Phatは母へ伝えていました。
「母さん…。」
母
「この曲覚えてる?」
Phat
「子供の頃、よく弾いてくれたよね。」
母
「あなたのために作った曲なのよ。あなたがお腹にいるって分かってからいつも弾いてたの。いつか乗り越えることが出来るわ。私が出来たようにね。」
「ほら、これ。お父さんと別れたあの日からこの家にある全ての中からお父さんを消し去ろうとしてきたわ。あなたに聞きもせずに。だからこの箱はあなたが自分で選択して。私はもう自分の道を決めたわ。次はあなたの番よ。これを大切にするか私のように捨ててしまうかあなたが決めるの。」
Phat
「Phobいなくなっちゃった…。」
母
「愛してるわPhat。私がここにいるから。」
Phob
「ごめん。黙って出てって。」
Phat
「いいんだ。分かってる。」
Phob
「生きていけるかい?僕を逝かせることが出来る?」
Phat
「多分…出来ない…。でも…俺の記憶の中に君がいるから大丈夫。いつも君と一緒にいるよ。だから生きていける。君を忘れることは君を思い出すより難しいと思うんだ。」
Phob
「君は僕が思ってたよりずっと強いな。」
「最後に渡したいものがあるんだ。僕に逢いたくなったらそれを使って。」
Phat
「なに?」
Phob
「すぐに分かるよ。」
「このままお別れするなんてイヤだな。夢に入ってもいい?」
Phat
「いやだ。起きてる間にさよならを言いたい。俺たちずっと長い間夢の中に居たじゃん。だから現実の君と居たいんだ。愛してるよ、Phob」
Phob
「僕も愛してるよ、Phat」
そしてPhobが残したFacebookを見つめるPhat
「いつも一緒だよ、Phob」
Phat
”Phob、こんにちは。元気ですか?君はきっともう遠くに居るんだよね。僕かい?君が居たときと何も変わらないよ。でも癌になってもう長くない僕の体のように時間の経過とともに変化したものもあるんだ。”
”この歳まで夢を叶えられなくてゴメンね。不公平な世の中と戦ったんだけど。次世代がこの戦いに勝つことを祈るしかない。そうしたらいつか夢が叶うかもしれないな。”
”僕は女性と結婚して家族を持ったよ。彼女は僕が教えていた学校の同僚教師なんだ。でも長くは続かなかった。僕たちの性格はあまりにも合わなかったんだ。そして人生のパートナーが居なくても変なことじゃないって思ったんだ。”
”母さんは昨年亡くなったんだよ。孤独に生き続けるって残酷だよね。”
”僕を待ってて。すぐにいくから。また逢えるよ。いつも逢いたかった、Phob。”
”愛してる Phatより”
門を閉めるPhat
Phat
「…Phob。」
Phob
「本当に久しぶりだね。」
Phat
「そうだね。君は変わらずハンサムだな。」
Phob
「時間だよ。準備はいい?」
Phat
「ずっと長い間待ってたんだよ。もちろん準備できてるさ。」
Phob
「行こう。」
終わり
Feedback
ハマったぁ…かなりハマりました♡(*゚∀゚)♡
ほんと最後がヤバかった!
いやプロポーズが最高だった!
そして白シャツが黒シャツに変わった瞬間…
カッコいいぃ…ちがう!
”うそ、ダークサイドに入っちゃう?”なんて思いましたが
そこはホラ、もちろんPhatが間に合いましたね(*゚∀゚*)
なんなら始めからどう終わるのか気になり
「とな墓」のように楽しく終われば良いなと思ったりもしましたが
最後に二人で手を繋いで歩いていく姿にグッときて
それが余計に余韻を残してくれました♪
人それぞれ解釈が違うだろうけど
やっと二人一緒になれて良かったねと心から思います♡
はぁ…もっと見たかった…いまだ昇天中です(´∀`)
Tee監督、ほんと最高!
以上ですm(__)m
あっ!
どうでもいいので
ここからは暇な人だけ(*゚∀゚*)
こんな時にも宣伝をねじ込んでくるってスゴいですよね(*゚∀゚*)
最終話はやめてほしいと思っていましたが…ちょっと切ないけどイチャイチャしてるのでヨシ♡
あっ!
時系列が難しかったよ。
シーンごとに時計をチェックしちゃいました♪
合ってるか分からないけど…(*゚∀゚*)
時間が来る前にPhatのもとを去ると決めたPhobは
ベッドで眠るPhatにお別れのキスをし、
パソコンを開き自分のFacebookを開きます。
(パスワードとかどこかに書き留めた方がよくない?と焦る。)
そしてDreamの元へ。
一緒に居たら逝けなくなるからとPhatをDreamに頼みます。
(笑顔だったのに後ろ向いて泣き出す…号泣したよ!)
もしかしたらPhatはPhobから”逢いたくなったらあれ(Facebook)を使って”と最後に聞く前に
Facebookを見ていたのかもしれません。23:20を時計が指してたから。
(ここら辺から混乱♪)
そして悲しくてピアノを弾く母に居なくなったことを伝え(母上の腕時計も見た!)、
一人ベッドで携帯の写真を泣きながら見るPhat。このとき23:44。
それでも、どうしても最後は一緒にいたくてPhobを見つけようと走り出したのか、なんとか間に合ったPhat。
(でもすでに目が悪霊になってた(^_^;)
そして二人は部屋で最後のキスをする。24:00だね。
(クッ…なんど見ても泣ける…(T-T))
あってる?自信ないなぁ…
でもこれなら時計と辻褄が合うかな~♡
ちがうでしょ!?って思ったら教えて下さい♪