昨日、下北沢のライブハウスで彼らのライブを見てきた。
結論から言うと、
実にギターの音が素晴らしく、ベース音もこれでもかと聴こえた。
あれだけいい音でギターを奏でると、
演奏しているハルカ自身も自分の音に酔って
気持ちいいのだろうと想像できた。
この感覚は実際にライブに行かないとわからない。
ハルカのインタビューで和音の一つ一つの音が綺麗に聴こえるような
エフェクトなりピックアップを用いると話していたが、
その巧妙な気配りが全体のいい音に繋がってるいる。
演奏している人間はティーンエイジャーだが、
演奏技術は半端なく凄いので、そのギャップも面白い。
80年代のヘビメタで流行った5弦開放のルート音に
パワーコードでバッキングしリズムを刻むやり方は、
単純にノレるし、わかりやすく懐かしさもある。
その音楽的に単純なベースに彼らの感性のフレーズが乗る。
まだまだ感性は磨かれるし、進化していくだろうが、
結構聴きまくってくるとハルカの感性は素晴らしいものがある。
もちろん、ベースも素晴らしいし、ドラムもいい。
おそらく、日本に現存するティーンエイジャーでは
最高のテクニックを持っている3人が奏でていよう。
YouTubeの動画のおかげでギターのハルカなんて
自分より大きいギターを持っている幼少のシーンもある。
そして成長していきロックギタリストになってきている。
同じようにLisa-Xも素晴らしいがロックギタリストではないかな。
久しぶりにパワーアンプ全開で音を受けたため、
耳がツンボになった。
驚いたことに、演奏終了後2時間経っても、ある周波数が聴こえなくなっていた。
家に帰り、彼らの音源をステレオで聴くと悪いんで、
耳直しにハイレゾの別の音源を聴いたが、
これまた悪いのに驚いた。
要は、ある周波数帯が聴こえないと、音全体が悪く聴こえるのである。
音楽は全ての周波数帯が自然に聴こえて
初めてイイ音に聴こえるのだとわかったことは
新しい発見でもあった。
結構楽しめたのでまた行ってみたい。
今度は見える位置確保が大事だな。
このアルバムに入っているスローな11曲めのDisperseがいい。
ライブも最後に演奏していた。