孤独のすすめ | 美人薄命

美人薄命

美って一瞬だよね。だから美人である時も一瞬。
一瞬の命が美であるから薄命なわけ。
個人的な見解。

孤独のすすめ - 人生後半の生き方 (中公新書ラクレ)/中央公論新社
¥799
Amazon.co.jp


書店で徘徊中にこの書籍に出会う。

なんとなく購入、読んでみた。

元々、五木寛之のエッセイは20年くらい前に読んだ記憶がある。

ネガティブ思考の中に光を見出す文章が結構あった。

ポジティブ思考が善と考える世の中であえて、

否定的な発想から、癒しを感じさせられるものが彼の文章にはある。


まだ、記憶に残っている彼のエッセイだと、

「ソ連」の入国の際、職業を聞かれ、「詩人」と答えた瞬間、

入国管理局の若者が横柄な態度から急に敬意を示した話とか

イタリアの路上で対向車と危うく衝突する事故未遂の際に、

咄嗟に左にハンドルを切ってしまい、右側通行の外国で

日本の左側通行の危機予防策をとってしまい、怒られたとか

死ぬ間際の病人に「頑張れ」は対峙であり、

「よく頑張った、死んでいいよ」というのは同峠であり、

そっちの方がいいのではないかと言った内容とか。


さて、本編では人生を4つのターンに分け生きる。

人生は、青春、朱夏、白州、玄冬と四つの季節が巡ってくるのが自然の摂理です。

人生100年時代はすぐそこに来てるので25年単位でその季節を生きる。

なかなか染み入るものがあった。

実際、自分は単純に100まで生きると決めてるので、

ようやく後半の人生が始まると呑気に構えている。

そのほうが、なんかあくせく残り時間を気にすることがないので、

余裕ある人生を送れる気がするから。

その人生観に肯定されるセンテンスが青春、朱夏、白州、玄冬であった。


高齢化社会の日本で嫌韓ならぬ嫌老が潜在意識で進行している。

それには高齢者が自立しなくてはならないとか、

高齢者特有の身体の衰えを抑制する商品開発をすれば

世界中の金持ち高齢者が、高値を全く気にせず購入するアイディアなどがあった。

確かに、完璧な補聴器、老眼を完全に直す手術、なんかがあれば

需要は確実にある。

そんなビジネスモデルの提案もあった。


一気に読める。

暇な方はどうぞ。