螺鈿の骨董品
とうとうお稽古場がなくなりました練習に使っていたたくさんの楽器はお弟子さんがそれぞれ引き受けてガラ〜んとした空間に螺鈿の家具が残りました先生に これはどうしますか?と聞いたら「誰も持っていかないから業者さんが、他の物と一緒に廃棄になるかな お前 持っていかない?」って じっとみてたら いただきましょう って言ってしまった 「ワァ お前がもらってくれるならそれが一番だよ 嬉しいよ」なんてこったソウルに帰られる前日 車に積んで持ってきました はぁ 家に持ち込んでから はたともしかして と思ってまた先生に電話しました先生 これもしかして花嫁道具かしら「そうよ 結婚した時の嫁入り道具の一つよ 1969年の結婚だからね」やっぱり 54年前 しみじみ見たら 貫禄だわ細かい細工ですね小さな傷もあちこちにあるけどそれも歴史だわ今は職人もいなくなってるというからね 大事にしましょう昨年の夏 いただいた絵もあるしこれも50年から60年経ってるし(まだ 飾るところが決まらないの)これも50年ものです飾りました だんだん骨董ものが増えてますそういえば 5年前にいただいた螺鈿もあったわ中もビッシリ螺鈿です現代ものもいいですね池先生の東京のお稽古場は去年の夏から少しずつ片付けはじめ年末年始、ご家族総出で、また弟子たちも手伝い お稽古場はなくなりました40年以上前から伽倻琴のお稽古に通ったので数えきれない思い出があります しかし、先生はこんな時もお稽古の予定は崩さない 片付けの間に弟子たちに稽古をつける やぁ先生らしいわ 「もう 東京に帰るところがなくなっちゃったよ」先生 うちでよければいつでも来てくださいね って言ったら「そうするよ」 ウムウム