低金利はいつまで続くか |    ★ふくいまさゆきの【思いつくままに】

   ★ふくいまさゆきの【思いつくままに】

                            名古屋の不動産鑑定士が、思いついたことを、そのまま綴ります!

こんにちは。

不動産鑑定士の福井將之です。

 

不動産市場では、新型コロナウイルスによる影響も今のところ

影を潜め、マイホーム市場や不動産投資市場はあいかわらず

活況を呈しているように感じます。

不動産市場が安定している一番の要因は、やはり低金利で

融資を受けられるということにあるような気がします。

先日も、共働きの若い夫婦が多額の住宅ローンの申し込み

をしておりました。

共働きだから余裕で返済はできるのでしょう。

一方、不動産投資市場も、賃貸マンションなどへの投資や

相続対策は底堅いものがあります。

特に相続対策は、投資物件の利回りや不動産価値など、

あまり重要視していないように見受けられます。

しかし、この低金利時代はいつまで続くのでしょうか?

連日、米国の物価上昇はニュースになり、日本でも、オイルや食料品

をはじめ、物価が徐々に上昇し始めています。

物価上昇とともに、じわりと金利も上昇していく気配を感じます。

低金利に慣れきって、ただ同然で融資を受けられるという軽い

気持ちは見直す必要がありそうです。