こんにちは。
不動産鑑定士の福井將之です。
今年の5月以降数回にわたり、不動産鑑定士として能登支援活動に参加させていただき、8月、収束に向かいつつあるということでようやく支援活動も一区切りとなりました。
でも、能登の復旧はまだまだです。それこそ牛歩のごとく日々が進んでいるという状況です。
日本は地震大国です、しかも昨今は豪雨被害、台風被害等による家屋崩壊、土砂崩れ、外水氾濫、内水氾濫が毎年のように全国で起こっています。
能登半島の現状を目の当たりにして、能登半島の復旧はどうしてこんなに遅いのか?1月1日に地震が起こってからはや8ヶ月なのに、そんなことを考えたりしました。
自然災害はいつ起こるかわかりません。しかも毎年日本列島のどこかで被害に見舞われています。そんなときに迅速に復旧させる万全の体制を整えていなければいけないのではないか?と想念しました。
そしてそれを誰が行うか?それはやはり国政なんです。
しかし、その体制は整備されていません。それはそうです、裏金疑惑、議員秘書給与詐欺、不倫等にいそがしい人たちではできません。「国民の生活第一」という理念が欠如しているのですから。
今回の各党の代表選挙で各候補の方針等を聞いていても、ほとんどの人がこの「自然災害」についてあまりふれていません。国会議員は能登半島を視察しているのでしょうか。憲法改正や党の改革などの前に、早急に自然災害にそなえるための体制づくりに取り組んでいただきたいです。
能登半島の現況に接してそんなことを思いました。
能登半島の人・風景・海は本当に素晴らしいです。
能登半島の一日も早い復旧・復興を願っています。