野辺山ウルトラマラソン振り返り③後編 | 世界を走ってやる!

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自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日


42キロのゴール地点に着いた時は、これで終わりならなんて楽なんだろうと思いました。

だからと言って、42キロだとなんか短い気もするし、コスパ的にどうなの?と思い、いつもエントリーしません。

今回の野辺山でのエイドで1番美味しいと思ったのはアメリカンチェリー。

甘くてとても美味しいのでたくさん食べたかったけど、いつも2個で我慢しておきました。

食べ過ぎたら後ろの人の分がなくなっちゃいますからね。

42キロを過ぎ、見慣れた景色を眺めなが、あのバームクーヘン屋は小海の帰りにメタさんと寄ったなと思いだしたり。

途中の綺麗な公共トイレを利用したり。

下り基調なので少しペースは上がったものの、特にここで取り返そうとかは考えずに淡々と走りました。

ホカのシューズはフィット感的に中々調子良かったです。

これまでこのシューズでフルマラソン走ったことはないので、せいぜい最長30キロくらいだと思いますが、普段の練習ではちょこちょこ履いていて、サイズ感的には一番しっくりくるシューズだったかもしれません。

レース用のNIKEのシューズは度々トラブルあり。

50キロくらいで、知り合いランナー(Iさん)に追いつかれます。

声を掛けてもらい、少しお話しを。

この方は少し前にFUJI100を完走されているのですが、走りは軽やかでした。

話を聞くと、お風呂に入ってきたそうな。
「お風呂に入ると回復しますか?」と、質問したところ回復はしないけど、さっぱりしてリフレッシュにはなるとのことでした。

私も一度は経験してみたいけど、色々気になることが。

例えば、タオルは無料で貸してくれるの?

着替えはどうするの?

そもそも女子でお風呂立ち寄る人いるの?とかね。

男性はそのまま着てたものをまた着てるようですが。

パンツは洗って履いたとして(履くのかw)、スポブラは?とか。

いや、パンツの替えはそう重くないから持ったとして、スポブラは?とか。

ちなみに、そのIさんは全お風呂を制覇して完走されてました。

他にもお風呂制覇ランナーは結構いたようで、トレイルランナーの白川くんもお風呂制覇したそうです。

レース中に何度も追い越し追い越されするからおかしいな?と思っていたんですよ。

前にいたはずなのに、後ろにいたりとかで。
ゴール後にもしかしてお風呂入りました?って聞いたら入ったと言ってました。

50キロ過ぎからは上りが始まり、60数キロ過ぎまでスライドゾーン。

スライドゾーンギリギリあたりで、女子2位らしき人を見かけました。

ちなみ女子1位はFUJI100で女子2位となった清宮選手です。

この人もとんでもない人ですね。
本当、疲れないのかしら?

6月もレースいっぱい入っているようで、サロマも走るそうですよ。
どんな記録が出るのかひとごとながら楽しみであります。

その後は結構女子もたくさんいました。

69キロを走るイッチーさんとはスライドできました。

59キロのエイドではパイナップルとエナジードリンク飲んで、トイレに寄りました。

エイドを出てからも頑張って走り続けました。

ERIちんとはギリギリスライドで会えました。

写真撮ってくれた。


その後は地味に上りが続きます。


去年は暑くてかなり歩きましたけど、今年は頑張って走りました。


周りは歩く人が結構増えてきました。


そんな中、早歩きペースで走る女子ランナーがいたので、気分転換に話掛けてみました。


お互いダラダラ歩くことなく、決して早いペースではありませんが、上りを一定のペースで進み続けました。


いつもはこの区間(馬越峠に入るまで)で、結構ダラダラしてしまうのですが、今回は割と頑張れたと思います。


でも、馬越の入り口のところにあるエイドではトイレに入ったりオレンジ食べたりと少し休みが長くなってしまいました。


ここからは少し休めると、最初は歩いたのですが、気が変わって途中から走りました。


走ったと言ってもキロ9〜10分ともはや歩きと変わりませんけど。


ちなみに清宮さんはキロ7くらいとポッドキャストで言ってました。


昔と比べ、馬越峠自体はそんなに大変と思いませんでした。


多分、気温が低くかったからというのもあると思います。


途中でコーラを飲みました。

おかわりまでもらいました。


峠のてっぺんではカルピスをもらい、フラスコに入れました。


マイボトルは最初に水を入れましたが、その後は背負ったみで、マイカップだけでもなんとかなりそうでした。


峠ののぼりが終わり、ここからは下り。


下りで少し楽ができれば良いのですが、ロードの長い下りはむしろ上りより脚が疲れるような気がします。


平地まであと何キロと勝手にカウントしながら走りました。


やっと少し脚が楽になりましたが、ここからの平地もあまりペース上りません。


でも、もうすぐでエイドなので頑張って走りました。


いつもならここのエイドでトイレ入るけど今回はタイムを気にしてトイレは寄らず。


メダリストのコーヒー味のジェルを使ったら、今はカフェイン欲していなかったようで少し気持ち悪くなりました。


でも、仕方ないのでそのまま進みます。


去年もそうなのですが、最近はこのラスト10キロ強がかなりキツイ。


コースも97キロまではアップダウンあるので大変なのは分かっていますが、それでも残り10キロなので、これまでを考えたら大した距離ではありません。


あくまで距離の話で、過程は別ですが。


時間的には歩いてでもゴールはできる!と、確信したので、あとは少しでも早くゴールするために、いかに体(足)動かすかです。


しかしながら、ここの前の区間でほぼ足を使い切ってしまったので、気持ちに反して足が動きません。





走っているつもりでも、歩きと変わらないペースだし、後ろからバンバン抜かれます。


気持ち悪さはソフトフラスクに入れたカルピスのおかげで治りました。


顔を触ると少しざらっとしたので、意外と汗をかいていて、結構体から色んなものが出てしまっていたのだと思います。


もう少しちゃんと食べた方が良かったのかもしれません。


今回は胃腸は割と大丈夫で食べられたのですが、後半は面倒になってスルーしがちでした。


馬越峠を走った意味は?とも思いましたが、あれはあれでこの先のことを考えての訓練みたいなものなので、後悔はしておりません。


10時間台で走れた時は、馬越峠も走って、その後もちゃんと走れました。


しかし、去年も今年も走れません。


やっぱり練習不足なんでしょうね。


山にもいってなかったし、ロング走もしておりません。


2月のタラウェラで100キロ走ったけど、半分くらい歩いてましたから。


だから、歩けても走れないのか?


長い距離を走ったのはフルマラソンの距離までだし。


たまりばーやったのも去年の12月ですもんね。

普段のロングランも3時間ちょいです。


練習量が足りないのか、レースでのチカラの出し方が間違っているのか、ここ最近中々上手く行ってませんが、とりあえず、ゴールできているのは頑丈な足のおかげでしょうか。




せめてもの最後の平らな3キロはちゃんと走りたいなと思い、ラストのエイドはスルーしました。


ラストは頑張ってみたものの、それでもキロ7が限界だったようです。




なぜ101キロあるんでしょう?



ゴールシーン



ゴール後、白川くんと。


涼しいから去年より早くゴールできるかと思いきや、ふたをあけてみたら去年より20分くらい遅かったです。


終わってからは、もういいかなと思ったものの、2日後くらいには、やっぱりまたチャレンジしてラスト3キロをスパートできるくらいの余裕でゴールしたいなと思ってしまいました。


やばい、このままだと、10回本当に走っていそう不安


以上


野辺山振り返りでした。



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次は富士登山競走でお会いしましょう。