富士登山競走、mie式攻略法 | 世界を走ってやる!

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自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日

2014年初めてエントリーした富士登山競走の衝撃的事実。


そんな成り行きだったとはポーン
すっかり忘れてた!


富士山ランニング


今年の富士山試走はこれまでとは何かが違った。

市役所通りからのロード区間は走っていないものの、馬返しから五合目までは以前と比べキツさをあまり感じなかった。

そして、八合目から山頂までは短くすら感じた。


一緒に上った相手が速すぎて、自分のペースが大したことないように感じたが、2年前に完走した時の時間と試走の時間を比べたら、今回の自分の成長は一目瞭然だ。

2017年のレース
五合目〜山頂 2:12:51

2019年試走
五合目〜山頂 2:09:40

条件が違うとは言え、試走のが速いと言うことは成長したってことだよね?!

まぁ、色んな条件が良かったってのもあるけど。

とは言え、3分だけどにやり

感じたことは、富士山は結構上に行けば行くほど筋肉使う。

体力あってなんぼだね。
あと、心肺能力高いのはアドバンテージだと思った。

呼吸が普通にできる、心肺があまり上がらない、息が切れないってとても大切なこと。

生きる為の基本的なことが疎かになった状態で運動するわけだから、そりゃー大変だよ。頭や体に酸素が回る状態を保てなくなれば、動きも鈍りますわ。

普段からゼーハーした練習もやっておいた方が良いかも。


流れ星流れ星流れ星

ここからは自分用に書いた。

装備
頑丈T(新作♪富士山バージョン)
パンツ(エルドレッソのポケットいっぱい)
アームカバー(超薄手)
手袋
ヘアバンド
帽子もしくはサンバイザー
マイボトル(スペシャルドリンク入り)
ハンカチ
※天候によって持ち物多少変わる



富士登山競走のコースはこんな感じ。

区間ごとに走り方や歩き方にコツがある。

ずっと同じ動きでは富士山を制するには難しいと思います。


以下は自分用の走り方なので、あまり参考にし過ぎないでくださいね。


スタート→中の茶屋 走れるロード
ここはとにかく走れるだけ走る!
きっとそれが正解なんじゃないかな?
力まずに走ろう。

11キロを9割くらいの力で走ったくらいでおまえの体と脚は潰れたり終わるようなそんな柔な身体ではないはず。
だって頑丈だろ?


中の茶屋→馬返し かなり傾斜の強い荒れた路面の舗装路
この区間は走れるところは走って、走れないところは歩きもありだと思う。
ただ、歩く速度に注意。ここに限らず、富士山はちんたらあるいたらアウト!
きびきび、速足が基本だ。

歩くの遅い自分は基本走る。多分歩いてる人とスピードはさほど変わらないが。

硬い路面のこの区間なら、踵着けずな爪先上りもギリ行ける(自分比)
三ツ池練の成果を見せてやれ。

爪先走りはかなりの経験値と筋力が必要。
(慣れていない人は足攣ったりするかもなのでやらない方がよい)


馬返し→五合目 基本あまり走れないが頑張り次第では多少は走れる山道

ロード区間で頑張ってかなりゼーハーした状態でたどり着くので、周りもペースがおちる。ついついそのペースに飲まれてしまいがちになるので要注意区間だ。

先ずは少し脚と心肺を落ち着かせながら、じわりじわりと自分のペースで上げていく。決して周りのペースつられてはいけない。速い人についていけるならつくのはあり。土、石畳、木の根っこ、舗装路など色んなサーフェスがあるのでそこにあった歩きと走りをする。

この辺りから一歩の段差(高低差)を考えて進む。一歩を大きく取りすぎて脚を使い過ぎない。脚にきていると躓くことがあるので気を付けて。
この区間は結構転ぶ人をよくみかける。
だいたいそのまま足攣って痛そうにしているよね。



五合目2230m →六合目 道幅の狭い山道
この区間はボリュームゾーンにはまるとかなり渋滞となりタイムロスする。
なので、なるべくここに早くたどりつけるように前半で頑張るべし。

それでも渋滞してどうにもこうにも前に進まない場合は回復時間と割り切って、脚を休めるとか、呼吸整えるとか、補給するとか手袋装着とかで時間を有効活用。
お色直し区間化粧品キャップ

ここで休めるからその前の五合目後半を頑張っておくのも手であるが、その辺は前の混み具合を見ながら判断。



六合目2380m →八合目 ズルズル滑る富士山特有の道と岩登り区間

いちばん苦手な砂利道区間。ここは足裏をしっかり着け力強く一歩一歩進むが、ゆっくりではなく、スタスタとテンポ良く歩く。歩幅は多少取れたら大きく行きたい。
蹴らない、つま先立ちにならない、足裏全体を使うのと足の運び、動き、体の使い方に集中。もちろん力まない。

岩登り区間はとにかく止まらない。
少し険しい道を探してでも前に進む。
できれば目の前だけでなく少し先を見て、最短ルートを見つけて進めたら進む。
全身を使って脚を極力休ませる。



八合目3400m→ゴール3711m 斜度がキツくなる九十九折に最後は岩場

ここまで関門に引っかからずこれたらあとは気合いだ!
呼吸を忘れずに、インターバル並みの感じでゼーハーしながら追い込んでいく。
あとどれくらいとか見なくて良い、とにかく前へ上へ進め。休むな、止まるな、周りは無視しろ、自分の世界へ、自分との戦い。1分。1秒を無駄にするな!

最後の鳥居が見えて、時間に余裕があるのが確認できたら携帯用意。
仲間を探せ!

笑って最高のゴールをむかえろ!

以上富士山