チャレンジ富士五湖118K⑤仲間を捕まえろ! | 世界を走ってやる!

世界を走ってやる!

自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日






ゴールに向かって走るのだが、不思議なことに80キロ過ぎから調子が良い。

コースが下り基調なのもあるんだろうけれど、下りでもガンガン走れるは嬉しい。

膝にきちゃってる人には下りが逆にキツかったりするからね。

100キロ参加の人達をガンガン抜かし、吉田うどんのエイドまで戻ってきた。


第24エイド 98.9キロ

うどんに目が行ったが、先を急ぎたい気持ちの方が強くて、うどんには手をつけなかった。

そんな時誰かが私を呼ぶ。

誰だ?

あ、タローさん!

ついに仲間に追いついた。

すごいね~ 頑張ってるね。
ゆうなり行っちゃったよ。

って言葉聞いて、じゃあ行かなきゃ!とさらに先を急いだ。

どの位前にいるのかわからないけれど、必ず追いつかなきゃと思ったけ。

もうすぐ西湖。

第25エイドに向かう途中の上りで見覚えのある後ろ姿を発見。

{8F1AEC60-1317-4CFF-A7B3-AE17D767BE35:01}

あ、Aiさんだ!
じわりじわりと近づいて行き、やっと手の届くところまでやってきた。

肩に手を置いた。
捕まえた!

突然の登場に驚かれたが、少し会話をする。

Aiさんは膝が少し痛いけど、ゆっくり頑張ると行ってた。
そして、ゆうなりがもう少し前にいるという情報もGET。

よし、早くつかまえなきゃ!
そう考えると、楽しみも増え元気が出てきた。

残りの距離も大分減ってきた。

途中姉さんの応援もあった。


{A3957E75-FF6A-4801-89B6-732A8419F5EE:01}


ゆうなりを捕まえるのにそう時間はかからなかった。

西湖のエイド近くで誰かと一緒に走っているゆうなりを見つけた。

声を掛けると、

お!相棒!
速いね~

そう言いながら、一緒にいた男性を紹介してくれた。

ゆうなりの同級生でたまたまこの大会で会ったらしい。

今回のゆうなりさん、かなり元気なご様子。

ついておいで!と言って、私は走り出したがさすがに私についてこれなかったらしい。

そして、私は先を急いだ。

急いだと言ってもせいぜいキロ6:30~7:00位のペースだが。

そして、手元の時計で100キロを通過した。

時間は10時間50分位だったかな。

初100キロより体感的には楽だったけど、タイムの方はイマイチ。

あと残るは18キロのみ。

途中ハテナエイドってなのがあって、楽しみにしてたら、まさかの駄菓子。

よっちゃんイカみたいなのだった。

違う意味でハテナだよねドクロ汗

全くもって魅力を感じずスルーしてしまった。

なぜか100K過ぎで謎の復活。
元気出てペース上がる。

{F7F712B7-66F2-42B5-BDE9-A49F9B9D5D85:01}

と言っても3キロ程度だが。

そして、河口湖手前のプレミアムエイド到着。

第26エイド 103.7K地点

ここではDNSのドリンク一気飲みとプロテインバーみたいなのを頂く。

お持ち帰りように封の空いてないものをポケットにしまった。

長居はせずになるべく早く立ち去った。

この辺から前後のランナーと位置関係が大分変わりつつあった。

エイドで長居をしたらあっと言う間に差がつき始める。

これまで良く見ていた女子が遅れ始めたと思ったら、後ろから別の女子がやってきたり。

これだけ長い距離になるとどうなるかわからないものである。

河口湖の途中くらいかで、見覚えのあるTシャツを着た人を発見!

あーちゃんだった。

あーちゃんと声をかける。
あーちゃんも膝に来てしまったようで、私はゆっくり行くよとマイペースで歩いてた。


あーちゃんを見送り、わたしも先へと向かう。

なんとなくトイレに行きたい気もするのだが、なかなかトイレが見当たらない。

自分達の宿泊しているホテルの前を通ったので、思わず寄ろうかとも思ったが無駄に走りたくなくて、そのままスルー。

ここまできたら、あともう少しだ!

ステラシアターまでのなだらかな上りがキツく感じ始める。

そして、やたらと信号待ちが多くなった。

信号ストップで休めるけど、それが続くことで休み癖がつき始めた。

もっと頑張れるはずなのに、ダラダラしてしまう。

信号待ちではランナーみんな同じ体勢。

膝に手をやって前屈みになってた。(笑)
みんな辛いんだな~

ストレッチをしたりする人もたくさん。

私は上半身がガチガチだった。

止まっては走りを繰り返すうち、いつしか左足首が痛み始めた。

靴下だか、ゲーターの当たるところが痛い。

一度気になると気になって仕方ない。

痛みが気になり、ついには歩きが増えた。

多分、もっと気持ちを強く持てば走れなくもないのだけど、周りの雰囲気とか、上りで嫌気がさし始めてあんまり頑張れなくなってきていた。

車からねーさんが声を掛けてくれた。

心の中で乗っけて~~と叫ぶ。

あと10キロもないのに…

この10キロの長いこと、長いこと。


やっとステラホールのエイド到着。

ボランティアの人達にお帰りなさいと声をかけられる。

ねーさんも迎えてくれた。
エアサロを脚に掛けてもらった。

ここまでエイドが全然なくて、とても喉が渇いていたのでコーラが美味しくてたまらなかった。

エイドにはプリッツとポッキーがあった。

ポッキーを2本食べた。

目の前にボストン ストロングの青Tシャツを着た女性がいたんだけど、ものすごい量のポッキーを手にしてたよ(笑)

ここで姉さんと少し言葉を交わしたが。そう長居はせずに最後の地獄の様な坂を上り始めた。

残りあと5キロ


もうちょっとつづく。