2007/8/11 16:18 さきっちょってどうよ到着
何処だか良く解らない道の駅を過ぎてからはひたすら走ります。惰性、意地、ヤケクソ、引くに引けない、などの表現が妥当でしょうか。
今考えると、海岸線のオロロンラインからは少し外れて内陸に入り真っ直ぐに稚内を目指していたようです。地図が無く青看板が頼りで、稚内を目指しているのだから当たり前です。
何とか稚内市内に入り「意外と都会だな~」と思いながら青看板で宗谷岬を目指します。
宗谷岬の近くに“最北端の給油所”があり、最北端給油証明書が貰えるのを前日のネット調査で知っていたので、給油しないでいますが、200km限度で考えていたのに、宗谷岬手前で200kmを超えてしまいました。
宗谷岬手前のセイコーマートで205kmだったと思います。
程なくして宗谷岬が突然現れ、急ブレーキを掛けて駐車場へと入ります。
入った瞬間は「本当に此処か?」と思いましたが、宗谷岬の建造物をみて間違いないと確信しました。
とりあえずトイレへと行き、お約束の塔まで行ってみます。戻ってバイクにまたがりタバコを吸いました。
吸っている最中に、12年前に北海道から沖縄まで行った事。沖縄に着き、「今度は宗谷岬に行って見よう!」と思ったこと。働いてから一度宗谷岬を目指し寒くて断念した事。バイクを買ってくれた親父が死んだ事。結婚した事。子供が生まれた事。
初めて沖縄へバイクで旅した時の気持ちから今現在までの気持ちがとても鮮明に思い出されました。時間にすればタバコを一本吸う時間なので5分も無いと思いますが、
・やっと着た!
・何故今まで来なかったのか?今まで無駄に過ごしたのか?
という気持ちが半分づつで何とも言い表しようのない、自分にとってはとても貴重な時間でした。南の先から北の先まで(離島除く)到達するのに12年もかかってしまいました。
それだけで満足してバイクを走らせようとエンジンを掛けると、隣に停まっていたハーレーの人が「あら~、もう行くの?気おつけて!」と声を掛けてくれました。
旅に出ると人嫌いの癖が出るので、頭を下げてすぐ隣の最北端の給油所へと向います。
最北端給油証明書と手づくりなホタテのキーホルダーを貰い、満面の笑みで野営地と決めている稚内ドームへと向う中年の俺でした。
が、この時点で稚内ドームが何処にあるのか解らなかったので、とりあえず稚内方面へと走り出しました。
さきっちょってどうよ午後 8/1 14:35
無事に稚内方面へ抜けおびら鰊番屋などを横目に快調に走っていましたが、初山別村当たりから霧。それがだんだん酷くなってきて気がつけば雨。カッパを着るタイミングを逃しずぶ濡れな上からカッパを身につけます。
写真の道の駅は何処なんでしょうか?解りません。多分富士見だと思います。
ここの道路情報みたいなもので先を見ますが完全に雨です。天気予報では大雨警報が出ていたようで、地元の友達から冷やかしの書き込みが入ります。
遠別町の街中で右折のところを直進して何となく一緒に走っていたライダーとはぐれてしまいました。ジェットヘルにサングラスなので視界が悪く雨が当たって顔が痛いです。しかし、同じ状況でもサングラスも掛けずに走り出す人も居て驚きました。
ここから稚内まではこの旅のグレーゾーンです。どんどん日が落ちてきますが雨は止まず。停まればさほどでもない雨量ですが、濡れた体に視界不良とあって景色を見る余裕が無く、ひたすら青看板で稚内までの距離が減っていくのを確認していました。
さきっちょってどうよ昼 8/1 11:54
あまり地元と変わりません。この辺は留萌らしいです 。
軽い峠のような道を越えると急に街っぽくなってきて留萌というところに来ました。この街を右に抜けると北海道の左肩に当たるオロロンラインに出るはずです。てっきりT字路に突き当たって左ま増毛、右は稚内となっていると思っていましたが、予想以上に街中が入り組んでいて同じところを2度ほど回り、最後は野生の勘で何とか無事に目的地へと向えました。京都ナンバーのライダーが信号待ちで一生懸命地図を見ていた時点で何やら漠然とした不安を抱えていましたが、いかんせん地図を持ってこなかったので青看板をひたすら注視しながら徘徊しました。街中に川が流れているのが原因のようです。
ショッピングセンターの駐車場でおにぎりを買い食しました。新しいジャンバーが暖かいのかと思っていたら、全道的に猛暑だったようで焼肉の準備の買出しをするカップルや若いグループが沢山いました。


