MBC金土ドラマ「ビッグマウス」(クリエイターチャン·ヨンチョル·チョン·ギョンスン、脚本キム·ハラム、演出オ·チュンファン、製作エーストリー·スタジオドラゴン·エイマンプロジェクト)が放映2回目で視聴者の関心を引くことに成功した様子だ。

ニールスコリアによると、30日放送された2回の視聴率は首都圏6.4%、全国6.1%を記録し、同時間帯ドラマ視聴率1位に上がった。 特にパク·チャンホ(イ·ジョンソク扮)が九千刑務所を脱獄する場面は1分当たり最高8.2%まで急騰した。

この日の放送では恐ろしい交通事故後、天才詐欺師「ビッグマウス(BigMouse)」という濡れ衣を着せられ、九千刑務所に入所したパク·チャンホと彼を助けようと努力するコ·ミホ(イム·ユナ扮)の奮闘を描いた。

これに先立ち、事件担当検事に会いに行く途中、ひどい交通事故に遭ったパク·チャンホは、負傷回復もできない状態で突然麻薬投薬の疑いで逮捕された。 警察は、家族の激しい抵抗にかかわらず、頑なに彼を連れて行き、パクチャンホはこの全てが自分が取引を断った郵政日報社長のコン·ジフン(ヤン·ギョンウォン分)が企てたものだと推測した。

弱り目にたたり目で、パク·チャンホの事務所から金や金塊、麻薬や拳銃まで出てきて、状況は予測できない方向に流れた。 結局、パク·チャンホはあらゆる凶悪犯が集まっている九千刑務所に収監され、入所初日から九千病院殺人事件の容疑者チョン·チェボン(キム·ジョンヒョン扮)、ハン·ジェホ(イ·ユジュン扮)、イ·ドゥグン(オ·ルン扮)の主導の下、あらゆる暴力に苦しんだ。

パク·チャンホがあの世の敷居を踏んだ瞬間、戦勢が再び逆転した。 パク·チャンホが天才詐欺師「ビッグマウス(BigMouse)」という報道が出たのだ。 NRフォーラムのメンバーたちはビッグマウスに騙された金を回収しようと彼を助けた。 ニュースに接したコ·ミホは記者たちを利用してメッセージを伝える機知を発揮した。 これを見たパク·チャンホは意志を生かして検事の主張をいちいち反論したが「あなたはビッグマウスですか?」という質問に平常心を失い事態は取り返しのつかない状況に至った。

結局、朴賛浩は「ビッグマウス」という汚名を着せられ、九千刑務所に閉じ込められた。 希代の天才詐欺師ビッグマウスが逮捕されたという事実は誰かにとっては機会で、他の誰かにとっては危険要素として作用した。 コン·ジフンは1000億ウォンを失う危機に直面し、虎視眈々と高い地位を狙っていたチェ·ドハは、これを口実に階級上昇を狙った。

こうした中でコ·ミホは真相隣人を一気に退治した「我が家の解決師」経歴を生かし「私が全て解決してあげる」として勝負師気質を燃やした。 特にパク·チャンホが監獄に行くことになった原因である九千病院殺人事件の真相を究明するために九千大学病院に転職し、戦争の真ん中に飛び込んだ。

コ·ミホが夫を救うために努力している間、パク·チャンホは自分の潔白を明らかにし、残った家族に少しでも役に立つために死を決心した。 自分勝手に死ぬこともできない数奇な運命のせいにしていたパクチャンホは、四方に敷かれた凶悪犯の手を借りて命を終える計画を立てた。

しかし、これも容易には進まなかった。 収監者さえむやみに触れることができない組織暴力団のボスを拳一発で制圧する一方、サイコパス死刑囚までパク·チャンホの勢いに尻尾を下げ、九千刑務所内の彼の立場は少しずつ変化し始めた。 「どうか殺してほしい」という叫びにもかかわらず、思い通りに死ななかったパク·チャンホは、他の方法を悩んでいたところ、脱獄囚は容赦なく射殺させる刑務所長パク·ユンガプ(チョン·ジェソン扮)の性質を思い出し、果敢に脱獄を試みた。

彼の予想通り、パク·ユンガプは直ちに射殺を命令し、パク·チャンホは自分を狙った銃口に向かって凄絶に泣き叫んだ。 生と死を行き来する一触即発の瞬間、果たしてパク·チャンホの運命はどうなるだろうか。

死地に追い込まれたイ·ジョンソクの必死の死闘は毎週金、土曜日夜9時50分に放送されるMBC金土ドラマ「ビッグマウス」で続く。