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ブログ 一枚ずつ

時々の聴きたい音楽 和む音楽や 暫く聴いていなかったアルバム
一枚(一曲)ずつ聴きながら書いています

CR

初めて聴くのに懐かしい音楽ってたまにありますよね?
この曲は初めて聴くと言うわけではないのですが
何となく曲自体に懐かしさのエキスが詰まったような感じがします。

ジャケットだけでは分かりにくいのですが井上陽水さんの「コーヒールンバ」
4曲入り 他に「星のフラメンコ」「旅人よ」など収録アルバム「United Cover」から選曲したの
ミニアルバムです。
オリジナルは、1958年ベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)が作り
甥であるウーゴ・ブランコ(Hugo Blanco)がインストロメンタルとして発表し世界的にヒット、
日本では’62年 西田佐知子、ザ・ピーナッツ により歌詞付のカバーとしてヒットしました。
その後、荻野目洋子さんのカバーヒットがあり、陽水さんは2001年にこのカバーを発表しています。

ちなみにオリジナルのリズムはルンバではないそうです。w

「昔アラブの偉いお坊さんが・・・」で始まるこの歌
出だしのこの歌詞の一部だけで、時代も国も超越してしまうような強烈さがありますね。
歌詞もさることながら、マイナーコード進行のこの曲はエキゾチックなんですが
どこか郷愁を誘うような独特のメロディーですね。
ブラジル音楽で頻繁に登場してくる「サウダージ(Saudade)」郷愁のほか思慕、
せつなさみたいなニュアンスを表す言葉ですが、ポルトガル語を使う人たちの
独特のニュアンスがあり翻訳の難しい言葉だとされています。

何となくニュアンスはイメージできそうなんですが
確かに日本語の単語一つでその感覚は言い表しがたいのかもしれません。
中南米の音楽には、時々こんな感覚をわき起こさせる何かに出会います。
「コンドルは飛んでいく」「アントニオの歌」ボサノバの名曲には数えきれぬほどありますね。

ブラジルやキューバの音楽は比較的聴く機会がありますがアルゼンチンやベネズエラ等
その他の中南米の楽曲はなかなか出合えるチャンスが少ないと思います。
しかし、何気なく聴いて懐かしい思いをするこの曲が、そのチャンスの少ないベネズエラとは。
気付かぬうちに世界を回っているような錯覚に陥ります。