良いお天気です。快適な気候です。
今日は John Lee Hooker 言わずと知れた、ブルースの権化みたいな人です。
'93年バージンから1948年~54年の録音をコンピレーションとして発売されたアルバムです。
「The Legendary Moderu Recordings 1948-1954」
映画「ブルースブラザース」でベールーシとエイクロイドがバンド結成を決めて
レイチャールズが扮する楽器屋へ向かうストリートで
ジョン・リーが登場していました。(確か・・・)
代表的なジョンりーのスタイルは、足でタッピングのリズムを刻み
強烈に弦をチョーキングしながらリフやフレーズを撒き散らし
唸るような唄の時は ガツガツカッティングして
ゴリゴリ、淡々音を作っていく感じででしょうか?
「ブルース」と聞くだけで 「しぶい!」 と言う反応が世間的には非常に多いのですが
個人的にはジョンリーやサンハウス・スリーピージョンエステスなど
ギター一本を基本とするブルースには とてもドライな印象を持っています。
「打」系の音が単調な上にギターがうねうねと絡まり
ギターのフレーズに歌がまた絡んでくるスタイルですね。
ブルースも楽器が増えていきバンド形式になるとドライ感は薄れて少し油っぽくなる
そんなイメージが、私の中にはどうもあります。
ジョンりーはバックにバンドがいる時は、あまり自分ではギターを必要以上に弾かないようです。
空間や時間の中に、必要最低限の音とウネリがあれば十分だと感じているのかも知れませんね。
ユーチューブでライクーダと共演している映像がありますね?
1992年ジョンりー75歳。
二人並んで座ってジョンが歌っていますが、二人がギターを弾きまくって
会場がぐぁーっと盛り上がる感じではありません。
淡々と必要以上に音を出さず、静寂の中に音楽が放たれ
凄みのような独特の空気が感じられます。
「う~~ん 渋い!」だけでは言い表せない深みか強さか、爽やかさか、ドライな感じか、
言葉の表現だけで十分伝わるなら音楽は必要ないのかも知れませんね。
いろいろ感じて言葉にした後に、言語化できなかった澱の様なモノを
改めて聴き直して眺めてみる、そういう作業が私は好きなんです。