親友Y子の
お母さんS子様



続きのお話になります










Y子兄妹は
実家の近くに
住んでいません



それぞれ実家まで
高速道路で1時間以上
かかります




S子様のこと
前回はさらっと



麻痺などは無いけど
数字の感覚がわからない後遺症



…と
書きましたが



実は当初は
壮絶でした










病院で入院中



ひどいせん妄が
出たのです













Y子たちのショックは
どれほどのものだったか…



そして
お母さんだけでも
大変だったのに…










家で一人残った
認知症のお父さん



こちらのケアも
しなくてはいけません











兄妹ともに
お父さんと関わると
精神的にダメージが大きく



お父さんを
自分たちの家に
引き取ることはできません



幸い異常行動は
無かったので



お父さんは
一人暮らしを
継続しました












そうは言っても
認知症です



日に何度も
かかってくる



同じ内容の
お父さんからの電話



それを聞くだけでも
Y子の精神はボロボロ…











Y子は本当に
ギリギリのところで



立ってるだけで
精一杯の状態でした…









しかし更にまた
困難が…




当初の病院での
治療が終わり



リハビリのために
転院した病院で



S子様はせん妄から
自殺をしようと
したのです












次の病院の
当てもないのに



転院先を
追い出されてしまった
S子様











でも…実家に
戻せません…




なので
S子様はしばらく
お兄ちゃんとY子の所で



交互に過ごすことに
なりました








しかし
倒れてからやっと



落ち着いた環境で
過ごせるようになったS子様



そのおかげでせん妄は
落ち着いたのです















旦那さんの作ってくれた
ラーメンで


Y子の食欲も
戻りました










相変わらず
お父さんは
大変でしたが



少し安定した状況が
続くようになった頃…









S子様は
家に帰る決意をされたのです…



あのお父さんが待つ
家に…










今回も続きまーす
次回が最終回でっす











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そろそろ自分の老後も

考えちゃうお年頃よね


 

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