GERRY
二人の若者が3日間道に迷い、一人だけが助かった・・という実際にあった話を題材にした映画ということで見てみました。始まりのシーンは美しい荒野を走っているところからですが、うん?ちょっと長い?・・・もしかして、これは普通の映画の運びとは違うかも・・と、予感はしました。二人の若者(マット・デイモン、ケイシー・アフレック)がドライブをしているシーンです。会話はなく、美しい風景が流れていきます。やっと、車をとめて二人は”荒野の小道”という所へ歩いていきます。他愛もない会話をしながらどんどん進んでいく二人。そして二人はとうとう道に迷ってしまい、水も食べ物もなく美しい荒野を彷徨うことになるのでした・・”ジェリー”という言葉が少ない会話の中に度々でてきます。自分も最初、なんの意味だろう?と思っていましたが、どうやらドジッタ、イケてないとかいう意味みたいです。とにかく長回しのワンシーンカットが多いです。これでもか!という感じで映画の最中にきょろきょろよそ見をしてもまだ同じシーンです。飲み物を取りに席をたって戻ってきてもまだ同じシーンです・・・自分のように物語性を求めてしまっているとちょっとつらいかもしれません。ただ、会話は少なくてもこの二人の危機的状態の中での気持ちは伝わってきます。もし、自分だったら・・と思うと・・広大な風景の美しさもすごいです。ただ、家のテレビではいけませんでした・・これは映画館で見たほうがよかったでしょう。しかし、仙台では確か公開されていなかったはずです・・・リモコンで初めて早送りという反則技を使ってしまった映画でした。このガス・ヴァン・サント監督は”グッド・ウィル・ハンティング””エレファント”を作った人です。