正直この辺りのことを思い出すのは,大変つらいです。体調悪くなって寝込みそう。
でも,これを乗り越えなくちゃ。(話が進まないから・・もあるが)
いいこともあったけど,やっぱり虐待が存在する付き合いは続けるべきではないから。

2011年5月6日

私たち三人は,オフィスのテーブルに座った。私は,森下さんとDと向かい合う形になった。私は神妙な顔をしていたらしい。彼は,ちょっと優しい顔をして,私を見ていた。

森下さん「じゃあ,私のことは気にしなくていいから,好きに話してくれたらいいからね。」「で,あのね,ゆ~ちゃん,Dはどうしてもあなたのとの縁を切りたくないのよね。そうよね,D?」

D(うなずく)「ぼくは友人でいたい」

ゆ「なにそれ,ともだちって」

D「君と縁を切りたくないから」

ゆ「私が泣いたって、自分で振り返りもせず、出てったのに」

D「僕たちは友達だから」

ゆ「また,私たちが友達だったっていうわけ?私を馬鹿にして、酷いこと言って,それでもセックスだけはして,それで友達?そんなのきいたことない」

D「それは,きみが僕の邪魔をするから,いらつかせるから,言わざるえないんだよ」

ゆ「友達って言うんなら,寝ないでよ!」

D「・・・・それは・・君は魅力的だから・・」

ゆ「そんな理由で,人の時間を無駄にしないでよ!私は,本当に真剣につきあってるつもりだった」

D「僕は,結婚とかはまだ考えられないんだ。僕は自分の生活も安定してないし」

ゆ「じゃあ,もうやめてほしい。私ちゃんとした人見つけたいから。」

D「・・僕のメールを見てくれたの?全然返事もくれないから」

ゆ「メール?どこに送ったの?PC?なかったよ。じゃあ迷惑フォルダに入ってるのかも」

D「これ,印刷した。」私へのPCメールの内容を手渡す。

ゆ「あとから読むよ。」

D「うん」

こうして,2時間くらい話をした。私が今までにされたことへの文句を言う。彼は、それは悪いことだとは思っていないらしく,弁解する。その繰り返し。結局いつもと変わらないが、罵倒されないし,会話がなんとか成立するだけまとも。

森下さんがうまくまとめに入った。Dのほうを見て,
「じゃあ,Dはもうなんにも(家電やゲーム機器)いらないわよね?
縁を切らないでいてほしいだけよね?」

Dはうなずいた。うなずかずにはいられない状況に持ってった。
「ゆ~ちゃんも,Dもとりあえず別居するんだし,距離をおいて友人関係をつづければいいじゃないの。しばらくは距離をおいて」

私はこの話で,特に何が得られたかよくわからない気持ちだった。友人関係を維持したいわけではなかったのに。私はもう彼から何も求めていなかったのだ。

私は友人から電話が入って,私は外に出て話した。

戻ると,Dが玄関の近くに立っていた。もう10時近かった。帰る準備だった。眼鏡の奥で目がまっ赤だった。玄関で私の顔を両手で押さえた。

「ゆ~,君は本当にきれいだし、ほんとに素敵な女性だ。僕は君を愛してる。僕は,君がいないなんて考えられない。」と涙を流し,キスをした。

そして,しっかりと私を抱きしめた。

私はただ立っていた。信用できない。
今まで、半年間ぼろかすにひどいことばかり言われ、君のことなんて愛していないと言われ,尽くしても尽くしても,何の感謝もされなかった。

そんな彼が,いきなり天使のようになった。
どんなリアクションをすればいいのだろう。
感情が麻痺していた私は、この時もまだ麻痺していた。

今書いてしまえば,そうだったんだ,ともう過去のことだと思えるが,今日この出来事を書こうとPCに向かった時は「あんな彼でも私のことを愛してくれていたのかな」と思う一面だったから,つらい作業だなと感じていた。

私はなぜ彼を愛し続けられたのだろう。罵倒され,感謝もされず,命令され,愛されず,それでもなぜ私は彼を愛したのか。

たぶん彼は愛に飢えていた。自分の愛は与えないが,子供のように甘えたがった。まるで私の子供だった。私は愛を与え続けた。
性交渉は本当によくした。性欲が強いのか、性が彼の唯一の愛情表現もしくは,スキンシップなのか,よくわからない。それもある意味わたしが勘違いする一つだったと思う。セックスが興奮物質となってマインドコントロールされたのかもしれない。

寝る時だけが私は幸せだった。彼は私をいつも後ろからしっかり抱きしめて,ぴったりくっついて寝た。とても安心して眠れた。あったかくて,夜中何度も何度も抱きしめ直して手をつないで寝た。あれは,私じゃなくてもよかったのかもしれない。寝るだけだもん。女だったら誰でもいいのかも。

だから,私は,彼の言葉は無茶苦茶でも,彼の行動から「私を愛している」と思い込んでいた。そう信じたかったからそうした。それはただの勘違いだったのかもしれない。でも今となっては,本当のところはきっと誰もわからない。

そうして,涙を流しながら,どれだけ私が素敵かと述べ,キスとハグをして,
「じゃあ,僕はここで帰るよ。君は森下さんと少し話をしていきなよ。
森下さん、ありがとうございました。」

と言い残し,潔く帰って行った。

私と森下さんは近くのマクドナルドへ行って,さらに一時間ぐらい話をした。
森「今日ね,Dくんね,仕事中に,目に涙をため,いきなり『話を聞いてほしいんです』と言ってきたの。何かと思ったら,すぐにぶわっと泣き出したの。私,あちゃ~お金の相談かな~いやな予感だな~と思って。

そしたら,Dが『ゆ~と連絡が取れなくなってしまいました。僕は何回も電話しても着信拒否されて。で嫌みのメールを「くそ女」って送ってしまって,彼女に愛想をつかれてしまったんです。なんとか連絡を取ってもらえないでしょうか。』って。

それで,いろいろ彼から話を聞いたわけ。
彼は,本当にゆ~ちゃんを大好きなのよ。でも子供で,あなたに甘えてるのよ。でも、彼に言ったったわ。『そんなメール出したら,誰でも着信拒否するわよ』って。ねっ。
ゆ~ちゃんを待っている間,それはそれは真剣で,落ち込みをあらわにして,周りのメンバーが?と思うくらいの暗いオーラを出して、下を向いて落ち込んでいてさ。まだかまだかと何度も聞いてきて,うっとうしいのよ。(笑)

Dくんね『7:30はもう廻ったのに遅い。』と文句を言ったの。私は『仕事終わってから片付けもあるし,生徒さんもいるし,そんなにすぐに帰れないわよ。もう少し待っていなさい。』と言ったら,ゆ~ちゃんから電話があって,『ほらね,ちゃんとまってなさいって言ったでしょ。ちゃんとかかってくるんだから』って言ってやったわ。
そしたらようやくほっとした表情になったのよ。

でもね,あなたたち見てて思ったわ。彼は,まだまだ子供で全然無理だわ。
このまま戻ったら,彼は絶対に成長しない。だから,またこの先はどうなるかわからないけど,しばらく最低でも数ヶ月は,会わないほうがいいわよ。彼は,一人でつらいけど,乗り越えて成長しないとだめだわ」

ゆ「はい,そのつもりです。私,本当に疲れたんです。私,彼のこと信用できないんです。あんなこと言ってたけど、そんな『はい,そうですか』なんて受け入れられない。だから,しばらくは距離を置きます。私としては,もう終わりのつもりだったし」

森「ほんとよ~,私がいるのに,キスとかしちゃって。もう全っ然おかまいなしだったわよね。」

ゆ「なんだか,私混乱してて。しばらくはひとりでゆっくりします。あとは引っ越しの前に彼の荷物がまだあるからそれだけです。」

森「そんなん,送っちゃってもいいし・彼も,もう何にも要らないでしょ?って釘さしたでしょ。あそこで,ゲーム機は俺のだ、だの言ったらかっこうわるいもん」

ゆ「ほんとうにありがとうございました」

森「わたし,ゆ~ちゃんとは,また仕事で関わりたいと思っているの。だから,Dともまた顔会わせるかもしれない。そんなときにいい形でまた会えたらいいかなって思っているの」

ゆ「ほんとにありがたいです」

こうして,森下さんは夜中まで話をしてくれた。もう帰宅したのは1時をまわっていた。本当に森下さんに感謝して帰宅した。
この夜は,実家に帰った。

続きます


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