彼が,狂信的なクリスチャンであることは,わかっていたが、あれはただの洗脳であって、本当の宗教ならではの大切な教えが,全くわかってないのでは?と思うことがよくあった。
彼は,お金がなくていつもひーひー言ってるくせに、教会への寄付や,人への寄付を惜しまない。それをすると,私にしわ寄せが来て、お金がないからと言って,私が食事代やなんかを出さなければならないから,やめてほしかった。
東北沖大震災の時も,教会に行くたび五千円札を寄付していた。毎月借金と奨学金の返済がある彼にとって、五千円とは,大きいはずなのに。
変なのは、寄付するときに,私にお金を渡して「渡してこい」というのだ。必ずである。格好つけたいのかな。摩訶不思議である。多分,彼はナルシストなので、「俺は,寄付してやってる」という姿を誰かに見せたいのではないかと思う。
だからこっそりとは,しないかもしれない。
まあ,それでも,寄付をすること自体は,決して悪いことではないが、自分の土台を作ってからしてほしいもので,私には,「風呂は入るな。ガス代が高くなる」とか「冷蔵庫を使うな」とか,「ヒーターをつけるな」とかケチケチだったくせに・・・
基準がわからない。
ある時の寄付騒動は,本当にDの人間性に疑問符を打つものだった。
Dはフェイスブックで,アメリカの自分の所属しているキリスト教教会仲間から,案内をもらった。「あるX日にそれぞれが,(困っている人に)寄付をしよう」というものだった。彼は,貧しい人に寄付をすると言い出した。しかも,「君も参加するべきだ」という。
ゆ「え?いや,いくらくらい?」と聞くと,
D「収入の一割くらいかな。」
そんなこと書いてないのに,彼は勝手に決めた。
ゆ「私は,そんなに出したくないよ。私はそんなに余裕ないから,せいぜい五千円くらいかな」
D「だめだ,一割は出すべきだ」
と譲らない。まあ,あんたはそうかもしれないが,それは私の勝手だから放っておこうと心で思って,話を流した。そして,彼は,
次の日に「仕事を切り上げて早く帰宅するから,一緒に行こう。」
と電話してきた。あんまりしつこいから,渋々行くことになった。
ゆ「どこに?」
D「スーパーマーケットのレジの人に,『ここは払います』といって,お金を払ってあげつんだ。」
ゆ「そんなん無理だよ。日本人は,払わせないよ。すごく変人だと思われるし」
D「じゃあ,百円パーキングだ。駐車場の支払いの自販機のところで待っていて、支払いにきた人の代わりに払ってあげるんだ。」
ゆ「そんなの,おかしいわ。車に乗って有料駐車場に停める人が,お金をもっていないわけないじゃんか。お金があるから車に乗ってるんだから。」
D「じゃあどこに貧しい人がいるんだ!」
ゆ「ん~・・・・ホームレスの人とか?」
D「どこにいるんだ?」
ゆ「え?公園とか,駅で見かけるけど,今いるのかな・・」
かなり寒い冬だったから,どうかわからなかった。
D「じゃあその公園に行こう」
といって,二人で行くことになった。なんでわたしも・・・?とおもいつつ,行かないとしつこいので,仕方なく行った。私はその日も体調が悪く,めまいがして,ふらついていた。熱っぽかった。で,「ちょっとゆっくり歩いて」と言っても,Dは無視してスタスタ歩いていった。「君はのろのろうっとうしい」とかいわれたりした。
駅の裏の公園にホームレスの人を見かけたことがあったが、いなかった。
D「どこにいるんだ?!」
ゆ「わからないよ。このまえ駅でみかけたけど・・・」
でも,私はもう仕事に行かなくてはならず,時間がないから、と言った。
ゆ「もしも,本気で困っている人を助けたいと思ったら,ちゃんとお金を活用してくれる施設や協会に寄付したらどう?私は,猫のシェルターに寄付したい。そうやって活動している人にお金を渡したい。」
彼は黙っていた。
Dは駅の近くの中央郵便局で送金手続きがしたいと言って,郵便局の銀行へ行った。私が待合室で待っていたら、すごい異臭のする人が近くに座っていた。
Dの手続きが終わり,ふたりで車に乗り込んだ。
ゆ「さっき待合室で,すっごい臭い人がいた。何日もお風呂は言ってないってかんじで,近くにおれず,外に出たよ。あ~くさかった。」
D「!!!なんで言わないんだ!!!ホームレスだ!」
ゆ「わからない。でもお金を扱ってたみたいだから,ホームレスじゃなくてただ単に,お風呂嫌いの人かもしれない。そういう人いるから・・・」
D「君は馬鹿か!!?お金があったら風呂に入るわ!!!なんで言わないんだ!!!バカヤロー!あほ!せっかくの機会を!!!!君は本当に貧しい人に寄付するつもりがない!」
ゆ「そんなにお金がないかわからないやん。それに,その人にあげて,お金を変なことに浪費する可能性もあるし。」
D「そのひとが,どんな風に遣おうと勝手だ!一日贅沢してホテルに泊まったってその人に幸せが与えられる。それでも,いいじゃないか!たった一日の贅沢をさせてあげたいという俺の気持ちがわからんのか!」
しつこく説教され,寄付をしなかった私は責められた。
まず私とは意見が合わない。それに,最初のスーパーとか駐車場での寄付とか,本質をわかってない人だと思ったから,話をするのをあきらめた。
ただの自己満足で、「俺は寄付をしてやっている」という自分に酔いたいだけのような気がした。いい気分に浸りたいのだ。
「私は仕事に行くから,一人で駅に行ってホームレスの人探してきたら?」と提案したが、一人なら行かない,のだ。意味が分からない。
次の日は,私が仕事で夕方は会えなかった。夜帰宅して,
「ホームレスの人探しにいった?」
ときいても,
「ううん」
と言う。なんで?と訊ける雰囲気じゃなかった。っていうか,もうすっかり忘れました~って涼しい顔で,知らんぷりだった。
彼にとって,この寄付活動は一体なんだったんだろう。正直摩訶不思議だが、あの時に思っただけだったようだ。だから,本当に心から助けてあげようと思ったと言うよりは,「そのときは,そうしたかった」だけなんだと思う。
こうやって私は一貫性のないDに振り回されるのだった。これは,モラハラというより,彼の人間性の一面を見た事柄で,本当にうっとうしいと思ったし,物事の本質が見えていない彼に,残念に思った。

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彼は,お金がなくていつもひーひー言ってるくせに、教会への寄付や,人への寄付を惜しまない。それをすると,私にしわ寄せが来て、お金がないからと言って,私が食事代やなんかを出さなければならないから,やめてほしかった。
東北沖大震災の時も,教会に行くたび五千円札を寄付していた。毎月借金と奨学金の返済がある彼にとって、五千円とは,大きいはずなのに。
変なのは、寄付するときに,私にお金を渡して「渡してこい」というのだ。必ずである。格好つけたいのかな。摩訶不思議である。多分,彼はナルシストなので、「俺は,寄付してやってる」という姿を誰かに見せたいのではないかと思う。
だからこっそりとは,しないかもしれない。
まあ,それでも,寄付をすること自体は,決して悪いことではないが、自分の土台を作ってからしてほしいもので,私には,「風呂は入るな。ガス代が高くなる」とか「冷蔵庫を使うな」とか,「ヒーターをつけるな」とかケチケチだったくせに・・・
基準がわからない。
ある時の寄付騒動は,本当にDの人間性に疑問符を打つものだった。
Dはフェイスブックで,アメリカの自分の所属しているキリスト教教会仲間から,案内をもらった。「あるX日にそれぞれが,(困っている人に)寄付をしよう」というものだった。彼は,貧しい人に寄付をすると言い出した。しかも,「君も参加するべきだ」という。
ゆ「え?いや,いくらくらい?」と聞くと,
D「収入の一割くらいかな。」
そんなこと書いてないのに,彼は勝手に決めた。
ゆ「私は,そんなに出したくないよ。私はそんなに余裕ないから,せいぜい五千円くらいかな」
D「だめだ,一割は出すべきだ」
と譲らない。まあ,あんたはそうかもしれないが,それは私の勝手だから放っておこうと心で思って,話を流した。そして,彼は,
次の日に「仕事を切り上げて早く帰宅するから,一緒に行こう。」
と電話してきた。あんまりしつこいから,渋々行くことになった。
ゆ「どこに?」
D「スーパーマーケットのレジの人に,『ここは払います』といって,お金を払ってあげつんだ。」
ゆ「そんなん無理だよ。日本人は,払わせないよ。すごく変人だと思われるし」
D「じゃあ,百円パーキングだ。駐車場の支払いの自販機のところで待っていて、支払いにきた人の代わりに払ってあげるんだ。」
ゆ「そんなの,おかしいわ。車に乗って有料駐車場に停める人が,お金をもっていないわけないじゃんか。お金があるから車に乗ってるんだから。」
D「じゃあどこに貧しい人がいるんだ!」
ゆ「ん~・・・・ホームレスの人とか?」
D「どこにいるんだ?」
ゆ「え?公園とか,駅で見かけるけど,今いるのかな・・」
かなり寒い冬だったから,どうかわからなかった。
D「じゃあその公園に行こう」
といって,二人で行くことになった。なんでわたしも・・・?とおもいつつ,行かないとしつこいので,仕方なく行った。私はその日も体調が悪く,めまいがして,ふらついていた。熱っぽかった。で,「ちょっとゆっくり歩いて」と言っても,Dは無視してスタスタ歩いていった。「君はのろのろうっとうしい」とかいわれたりした。
駅の裏の公園にホームレスの人を見かけたことがあったが、いなかった。
D「どこにいるんだ?!」
ゆ「わからないよ。このまえ駅でみかけたけど・・・」
でも,私はもう仕事に行かなくてはならず,時間がないから、と言った。
ゆ「もしも,本気で困っている人を助けたいと思ったら,ちゃんとお金を活用してくれる施設や協会に寄付したらどう?私は,猫のシェルターに寄付したい。そうやって活動している人にお金を渡したい。」
彼は黙っていた。
Dは駅の近くの中央郵便局で送金手続きがしたいと言って,郵便局の銀行へ行った。私が待合室で待っていたら、すごい異臭のする人が近くに座っていた。
Dの手続きが終わり,ふたりで車に乗り込んだ。
ゆ「さっき待合室で,すっごい臭い人がいた。何日もお風呂は言ってないってかんじで,近くにおれず,外に出たよ。あ~くさかった。」
D「!!!なんで言わないんだ!!!ホームレスだ!」
ゆ「わからない。でもお金を扱ってたみたいだから,ホームレスじゃなくてただ単に,お風呂嫌いの人かもしれない。そういう人いるから・・・」
D「君は馬鹿か!!?お金があったら風呂に入るわ!!!なんで言わないんだ!!!バカヤロー!あほ!せっかくの機会を!!!!君は本当に貧しい人に寄付するつもりがない!」
ゆ「そんなにお金がないかわからないやん。それに,その人にあげて,お金を変なことに浪費する可能性もあるし。」
D「そのひとが,どんな風に遣おうと勝手だ!一日贅沢してホテルに泊まったってその人に幸せが与えられる。それでも,いいじゃないか!たった一日の贅沢をさせてあげたいという俺の気持ちがわからんのか!」
しつこく説教され,寄付をしなかった私は責められた。
まず私とは意見が合わない。それに,最初のスーパーとか駐車場での寄付とか,本質をわかってない人だと思ったから,話をするのをあきらめた。
ただの自己満足で、「俺は寄付をしてやっている」という自分に酔いたいだけのような気がした。いい気分に浸りたいのだ。
「私は仕事に行くから,一人で駅に行ってホームレスの人探してきたら?」と提案したが、一人なら行かない,のだ。意味が分からない。
次の日は,私が仕事で夕方は会えなかった。夜帰宅して,
「ホームレスの人探しにいった?」
ときいても,
「ううん」
と言う。なんで?と訊ける雰囲気じゃなかった。っていうか,もうすっかり忘れました~って涼しい顔で,知らんぷりだった。
彼にとって,この寄付活動は一体なんだったんだろう。正直摩訶不思議だが、あの時に思っただけだったようだ。だから,本当に心から助けてあげようと思ったと言うよりは,「そのときは,そうしたかった」だけなんだと思う。
こうやって私は一貫性のないDに振り回されるのだった。これは,モラハラというより,彼の人間性の一面を見た事柄で,本当にうっとうしいと思ったし,物事の本質が見えていない彼に,残念に思った。
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