その日 わたしは会社が終わった後に
友人と会う約束があった。
だから
お洒落?
毛皮のコートを着ていたんだ・・生意気にも・・
ロングの毛皮のコート・・
朝
いつものように スタバに寄って気付いた・・
お財布がない。・。・
小銭入れには・・
数えても数えても
982円しかない訳で・・
抹茶ラテを諦め
会社に向かう
一日
考えていたんだ・・
誰かに借りようか・・
逢う筈の友人に借りちゃおうか・・
取り敢えず お昼抜き・・の わ・た・し・・
だけど
家に一回帰る事にしたのが・。・
失敗・・
駅迄数分の距離
の筈
タクシーに乗ったのです・・
どうしても
乗りたい電車があったから・・
それを逃すと
中2本は各駅停車になる。。・訳で。・。
どうしても
その急行に乗りたかったんだ・・・
タクシーは
どういう訳か
遠回りをする
「あの・・道、真っ直ぐで 駅ですけど」
「ぁ・・すみません・・間違えてしまって・・」
(間違えようがないじゃん~
真っ直ぐな道の先に駅が見えてるじゃん~)
「ぇ・・電車の時間があって・・」
「すみませんねぇ」
ついてないな・・わ・た・し・・
絶対に故意的だ・・
と、言っても・・
今のわたし・・
確かに生意気そうに見えるわけで・・
巻き髪に・・ピンヒールのブーツに・・
(何度もしつこい!ヶド)毛皮のロングコート・・
バーキン・・もどき(←ここ重要)
イヤミとしか思えない・・わたし・・
(いつも こんな格好してる訳では決してございません)
(本当に!!!!!)
駅に着き
980円と・・言われる・・
だってー
お財布ないし
小銭いれの中
982円よ?
どうするのよ!
わたし!
どうせ
電車に乗り遅れた事だし
交番へ行き
「今。そこにいるタクシーさん・・(何故かタクシーに「さん付け」)
わざととしか 思えないんですけど・・
遠回りされまして。・。」
「仕方ないでしょ?
だって 貴女、毛皮を着て
数百円の文句言ってもね」
ぇ・・警官の言葉とは・・
思えないんですが・・
「まぁ いい勉強したと言う事で」
と・・言われました・・
泣
そ・そういう問題かあ~???
2円を持って家に着くと
友達から℡あり・・
「早く~来い~♡+゜ 」
どうして
こうも
天然しちゃうんだろう わ・た・し
ε= (-с_-`o) ハァ…
犬がわたしと同じ病になり、余命一年の宣告を受けたとき
わたしは、天井に目をやった、青白い電気の光だけが
異様に明るく感じて、無機質な病室に置かれたゲージを
眺めて、溜息すら忘れて、
先生からの
「今日は預かりますね」ということばで
我に返って・・・
主人と家に戻るまで一言も発することなく
家に着いてからは
主人は、犬用の点滴の台を作ったり、JUMPが
居心地いいようにと布団を干したり
わたしは、ずっと、ぼーとしていた。
そんな日々を綴った日記を読み返していると
あ、こんなことあったな とか
こんな若い時もあったな とか
ちょっと、現実逃避ぽいけど
残しておきたくて。
今日も、踏ん張っています。
読まなくていいですから。
こんなやつもいたなと・・記憶の片隅に・・