さて、岩井俊二監督の最新作、「ヴァンパイヤ」昨日借りて来たんだが、とりあえず先週観た「花とアリス」と「Love Letter」の感想を先に書いて置かないと先に進めない・・・


だから一応ざらっと書いて置こうかなと。


この「花とアリス」。


本来ならば公開当時劇場で観て置かなければならない作品であった。


当時、広末涼子出演作はとりあえず全て抑えていたから。


だが、舞台挨拶に出た訳でもなく、ちょい役ということもあり、結局映画館には観に行かず、そのまま現在に至るまで放置していた・・・


何度か人に薦められたこともある。


が、「アイドル映画」ってイメージが強く、観る気が起きなかった・・・


別にアイドル映画ならばアイドル映画でもいいのである。


アイドル映画も今までの人生で数多く観て来てはいる。


だが、アイドル映画ってのは、そもそも、出演者目的で観る作品。


劣化した後の鈴木杏と、不細工なのにアイドル女優扱いされている?蒼井優が主演では観る気が起きなかったのだ・・・



蒼井優、スワンの涙?というTVドラマで初めて観たのかな?


なんでこんな不細工な子がアイドル女優みたいな扱いを受けているんだろう?と不思議でしょうがなかった。
(蒼井優ファンの方ごめんなさいだが、実際そう思ってたので)



別に嫌いとまではいかなかったが、自分は、「映画は女優が命」と考えている時期もあって(今でも少なからずそう思ってるけど)、蒼井優が出ている作品はなるべく観ないようにし続けてきていた。



だがしかし、「星になった少年」



カンヌ映画祭で主演男優賞を受賞して話題になった柳楽優弥が主演ということで、当時劇場に観に行った。


で、蒼井優がこの映画のヒロインであったんだが。。。





この映画を観て、蒼井優、いい女優さんだなぁと思った!


顔か好みとか好みじゃないとか関係なく、「いい女優さん」


もはや、アイドル女優というイメージも無くなっていたし。


それから、実写版「鉄人28号」や、アニメで声優をやった「鉄コン筋クリート」とかを観て、自分の中での蒼井優の評価はますます高まっていった。


まぁわざわざ蒼井優が出演してる作品を全部観てみようとまでは思わなかったけど。






で、時が流れ。


最近DVDで、過去に見逃していた作品の数々をみている流れでこの「花とアリス」。


やっと観ることが出来た(観ようという気になった)訳である。





ストーリーは、花って子とアリスって子の二人の少女の友情物語なんであるが、主軸はめちゃめちゃである。

恋した男の子に、(その男の子自身が)記憶喪失であると信じこませ、自分に告白したと嘘をついて彼女になろうとする花。
そして、嘘に嘘を重ねてる内に、その男の子の元カノだったという設定でそこに巻き込まれていくアリス。


男の子は次第にアリスに恋心を抱くようになっていく。


つまり、三角関係。


だがしかし、普通ありえねーだろ?人に言われたから自分が記憶喪失だと信じちゃうやつなんていねーだろ??
(それは劇中でも登場人物自身が突っ込み入れているがw)

アリスはその男の子とデートを重ね、「ここが初めて二人で○○した場所なんだよ」とその男の子と物語(その男の子の失われた記憶(実際失われてはないんだが)を作る物語)を作ってく訳であるんだが。


粗筋だけ聞いたらいかにも作り物っぼくどう考えても面白くなさそうなんだが、これが以外に面白い。



登場人物に個性があるのも魅力の一つなんだが、所々の映像が究めて芸術的というか、そこはさすがに岩井俊二といった所か。


てかこの男の子、棒読みの演技にしか思えないんだが、味があっていいなw


写真部の女の子も明らかに棒読みなんだが、岩井俊二は棒読みの演技指導か好きなのかな?



映画「ホタル」の記事に書いたが、実写映画だと実際棒読みの演技指導・演出ってのはやはり存在するんだよなと。
で、それが味にもなるんだよなと。
再確認させられた感じ。(大林宣彦監督作品の中にもそういった演技指導をわざとしている作品も存在するし)
アニメだと許されない(普通のキャラを演じる場合)んだけどね・・・



2歳からバレエを習っていたという、蒼井優がバレエを披露するラスト近くのシーンが美しい。



あれ?これってやっぱ、アイドル映画じゃん!w




でもそんなの関係無しに、作品として、良いと思える部分はいくつかあった。




阿倍寛のカメオ出演も楽しいし、大沢たかおや広末涼子のちょい役出演も豪華。




この映画、監督が岩井俊二じゃなかったら凡作になりうる映画なんだろうが(プロットだけなぞると)、監督が岩井俊二ということで、映像に救われているというか。



なんとも不思議な作品である。




そこまで高評価ではないが、低評価はつけられない作品というか。



とりあえず、今までの人生で観た邦画作品の中でベスト50位ぐらいには入ってきたのではないかなと。(分母は邦画だけでも1000作品以上の筈)



とりあえず観て良かった。
やっと観た。

最近、忙しくて、6本レンタルして1本しか観られるずに返したりとかしてたし・・・

ちょっと前まで1回レンタル屋に行く度にまとめて10~12本借りるをしてたが、2日ほど延長しただけで一度に延長料金6000円ほど払わされたことが今年に入って2回ほどあったりしたから、最近は週に2回、6~7本ずつ(1週間で結局12本~だが)借りることにしている。
借りて来て、観てなくてもとりあえず返して、また借りることにしている。
延長料金がとにかく高いからなー。
1本1週間100円で借りられる作品も、延長料金は1日で280円とか取られたりするしあせる
(例えば2日延長するだけで6倍以上支払わされることになる)

延長料金を払ったら負けなんだよな汗


レンタル屋って、ずっと延長料金で儲けて成り立ってるのかと思ってた。


が、この前TSUTAYAの店員に聞いたら、各店舗は大元から買い取りではなくレンタルした商品をユーザーに貸出ししてるらしく、延長料による収入は殆ど大元に持ってかれるから店の収入にはならないと言っていたが。


本当かなぁ?


一本100円で貸出してて、延長料による収入が無くなったら店経営出来ないような気もするんだが汗





で、「星を追う子ども」



いやはや、評判通りというか、なんとも評価し難い作品だった・・・


この作品を2年かけて作ったって!?!?



まぁジャンル的に一言で言えば、壮大な冒険活劇ファンタジーといった所であろうが、何もかも中途半端。



本来ならぱ6時間位の内容の作品であったものをはや回しで観ているような感じて話がポンポンと進む。



突っ込み所が満載過ぎて逆に腹を抱えて観てられたがw



なんで、あの、大山椒魚の化け物みたいなのをみんな熊と間違えてるのか?とか、至るところで、ギャグなんじゃないか?って思えるほどに笑える要素は満載w



新海誠が新たな引き出しを見せたくて作った作品なんであろうが、冒険してるのは作品の主人公ではなくて新海誠自身だってのがひしひしと伝わってくる←
が、完全に失敗している。



駄目映画のお手本、教科書的作品。



ジブリ、ジブリ言われているが、新海誠的には、誰からも受け入れられるような「世界名作劇場」的なキャラを動かしたかったらしいがw

まぁキャラデザに関しては別にあれでもいいですよ、俺は普通に受け入れられたし。


問題は内容でしょ。


誰かが、ナウシカやラピュタのような世界観と書いていたが、ナウシカに失礼過ぎる!!!



地下の世界で、なんかやたらと異世界の造形がでてきたりしながら、普通に(現実世界の)馬や牛か出てきたり、世界観すら構築されてないと言うか、違和感ありまくり・・・


かつて地下と地上の世界は繋がってたらしいから、馬や牛は地上から仕入れた動物ってことなん?



途中あまりにも眠くなってうとうとしなから観てたからよくわからんが、もう一度観てみたいとはとてもおもえないし汗



監督はインタビューで、テーマみたいなものの押し付けはしたくなく(メッセージを声高に言うのではなく)て、人が正しかろうと間違っていようと必死に生きる姿をただ見せるだけの作品にしたかった、そして観客に励まされて欲しかったと言ってるんだが、

1「喪失を抱えてなお生きろ、それが人に与えられた呪いだ」

2「でもきっと、それは祝福でもあるだと思う」


テーマ、ちゃんと語られてるじゃん、しかも最後の「台詞」で「説明」する形でww


これでしょ、この映画のテーマは。




生きているのは辛いこと、でも、産まれてきたこと自体は素晴らしいこと。




殆ど全ての映画作品がテーマにしたがるこの2大テーマ。




最後の台詞のやり取りで片付けちゃってるのが一番駄目な所なんじゃないの?

ねぇ、監督さん。




とにかく、オールスター総出演。


ナウシカ?ラピュタ?もののけ姫?EVA?
っ「ぽい」雰囲気のもの。


で、ガンツの黒い玉まで出てきたのは吹いたwww




うん、色々な意味でなかなか楽しめたといえば楽しめたかな?



少なくとも劇場公開当時何の前知識も入れずにメチャメチャ期待して観た「ゲド戦記」よりはましであり、観た後の落胆もなかった。




新海誠作品の中で、秒速5センチメートルだけが異常に突出した完成度の良作になってるのは、あれって山崎まさよしの原曲自体が元々名曲で、そのビデオクリップを作っただけだからなのかどうなのか。




とりあえず新海監督の次回作に期待!



まぁ回り道をするのは悪くないことだとは思いますよ。



邦画界の至宝園子温だって、あれだけ異色な作品出し続けながらひょこっと「ちゃんと伝える」みたいな凡作作ったりもしてるし(あれも作った意図が全く不明だった)、音楽の神様David Bowieだって、いきなりTin Machineなんてバンド組んだりも過去にしちゃってたりする訳で。
















で、「Love Letter」観ようとおもったんだが、その前に。

4~5日前に途中まで観て、そのまま放置していたこの作品を観た。


口直し(目直し?)には丁度いいしw



主演のLogan Lerman(ダルタニヤン役)がこの映画の宣伝の為に来日した際、個人的にサインを貰っていたから、公開当時劇場に観に行こうと考えていたんだが、色々あって断念、でやっとDVDで日の目を見ることにあせる




実は、「三銃士」と言えば、小学生の頃図書館で夢中になって読んだ作品なんである。

江戸川乱歩の少年探偵団シリーズと共に当時小学生であった自分を夢中にさせた作品の双璧!



以前日本のTVシリーズでやってたアニメも観てたり、三銃士が映画化される度に興味を惹かれたり、実際鑑賞したり。


だかしかし、ちょっと前に公開されたDicaprio主演の「仮面の男」は期待外れで全く面白くなかったと記憶汗







今回の三銃士はさて・・・








冒頭から引き込まれる。



アトス、ポルトス、アラミスのキャラ設定はまぁ良い。


で、ミレディなる、女傑がこの映画には出てくる。



ん?これってルパンの不二子ちゃん!?!?




そうだ!世界観そのものがルパン三世なんである、この映画!www




アクション主体の冒険活劇であり、ご都合主義で、ストーリーは次から次へと目まぐるしく展開する。



バッサバッサ編集で切りまくったんじゃないかと思われるほど、本当にストーリー展開の早さには圧倒されるw


だがしかし、悪くない。



テンポは抜群である。



善と悪を真っ二つに分けたような構図も解りやすいし、愛について語るシーンも嫌みがなく、少年少女向け(もしくは少年少女の心を持つピーターパン症候群大人向けw)といった所か。



二重スパイのミレディが自ら飛行船から飛び降りるシーン。



お前、峰不二子じゃなかったのか?



不二子ならば絶対助かってる筈だよなと。




で、案の定結局助かってるしww←




能無しのお飾りかと思われた王様が意外とおちゃめで可愛いし、ダルタニヤンの(ダルタニヤンが惚れた)王女の侍女に対する愛情も健気で可愛いし、愛がテーマの映画でもある。



最後ホロリとさせられたというか、ちょっと涙を流してしまったのは内緒w




エンターテインメント作品としては、悪く無いんじゃないかと思う。



飛行船の描写も迫力あったし、チャンバラシーンもなかなか楽しめたし。



たまにはこういった、難しいことを何も考えないで楽しめる作品、大いに有りだよなと。




ルパン三世外伝として観てw(いや、原作ファン視点からも?)、80点以上の評価はあげたい所かなとw