昨日もう1本劇場で観て来たのが本作。


数ヵ月前から映画館にでかいPOPが置いてあり、そのキャッチコピーに惹かれ、以前から観ようと思っていた作品。(キャッチコピー細かく覚えていなかったが、調べたら「この映画の主人公は貴方」かな)


例によって何の前知識も入れずに観たが。





どうやら主人公はさえないサラリーマンで妄想癖があるらしい。



妄想癖といっても、突如その世界にリアルに入ってっちゃう系。



daydream(白昼夢)と呼んでいたが、普通のそれをはるかに超えているw



突如スーパーヒーローのようにビルからビルへ飛び移ったり、車よりも早く走ったり、突然雪山から現れたり、妄想部分も映画内ではビジュアルで描かれるから、Sucker Punchを彷彿させたりw



この主人公、少年時代はモヒカンにしてたり、スノーボードにあけくれてたりとやんちゃであり、バックパックを担いで旅行に行ったりと活動的であった。



が、今は型にはまったさえないサラリーマンで、何の冒険もしていない。



何の取り柄もない。



が、ある事件をきっかけに、旅に出ることになり、変わろうとする話。




結構この主人公と被る部分もあるから(スケボーも持ってるし、バックパック担いでヨーロッパの国々一人で回ってたこともあるし、以前はめちゃめちゃ活動的だったが、最近は日本に籠ってる(と言うか休みの日は家かゲーセンにw)とか←)感情移入出来るかと思いきや、今一感情移入出来なかった・・・



だがしかし、まさかのDavid Bowie。



劇場の大音響で、Space Odittyが聴けるとは!!



これだけでも、劇場で観た甲斐あると思ったw



劇中の冒頭で、
「Can you hear me, Major Tom?」
ってSpace Odittyの歌詞がかなり重要な台詞で使われていて、それで急にSpace Oditty無性に聴きたくなってたから(歌詞使うなら曲も使ってくれよと考えてたし)、後半で、ヒロインの演奏+歌から、David Bowieのオリジナルにシフトして劇中歌として登場したのは正に神であった!

てか、曲名、Space OdittyのことをMajor Tom言ってたけどw

まぁ、それはご愛嬌かな?
(実際の日常生活で、タイトル知らない曲とかの話する時、サビの部分の歌詞で話したりもするし)



だがしかし、Space Odittyが流れても、泣くまではいかなかったが・・・
(でも曲は凄く効果的に使われていた。この映画の肝の部分で)



主人公の冒険は、ここから始まる。




自分を取り戻す冒険というか、自分探しの旅というか。




結局最後まで泣けはしなかったんだが、でもまぁ悪くはないかなー位には思っていたんだが。




ラストシーン。




まだ公開中の映画だから、その物ズバリのネタバレは書かないが、あの1ショット(写真)。





瞬間、涙がどっと溢れて来た・・・





ラストシーンだけで涙が溢れてきた映画って、この前DVDで観た、岩井俊二の「Love Letter」以来であったが、今まで何千本映画観て来てる中で、数える程しかない。(この2本を含めても2~3本)




ラストシーンだけで涙が出てくるってのは、そこに至る過程も心にささってたってことなんだよな。




泣けた映画=良い映画って訳では必ずしもないが、この映画に関しては、Space Odittyを大音響で聴けた件も含め、映画館で観て良かったと思った。





「もう一度走り出そう!」


ってのと、


「誰かは見ていてくれてる」




ってのがテーマかな。





まぁご都合主義の場面が多くそこはちょっと目に付きはしたが、でも良作。




主人公が、スケボーに乗って滑走するシーンはワクワクしたし。





スケボー好きと、David Bowie好きにはおすすめw














例によって何の前知識もなく観てきた。


パトレイバーが実写映画化した?ってことで楽しみにしていた訳だが。


完成披露?かなんかの時に、実物大パトレイバーが出現したってことだけアニメ好きの友人からちらっと聞いて知っていただけ。

ちょっと調べたら監督が押井守ってことで、これは期待せずにはいられないと。



で、今週で上映終わっちゃうから、上映時間調べてみたら、62分とか??


嫌な予感・・・


SFXに力入れすぎてその尺でしか作れなかったからかも?と無理矢理考え、とにかく1200円払って鑑賞した訳であるが。





スクリーンは、TVサイズ。


絵もTVドラマ並。


しかも押井守ってのが、悪い方面の押井守だったし・・・




パトレイバーは、漫画は連載時にちらっと読んだが自分にとってはあまり面白くなく、シリーズのアニメ未見。
映画2作だけ観たことある程度。


まぁ映画はよく出来ていた。



押井守は、今や「世界の押井守」だが、面白い作品と面白くない作品が自分の中でははっきりわかれる。



うる星やつら→TVシリーズはまぁまぁ面白いが、好きな世界観ではない。
映画は2作共面白かった。(2作目は世間で神評価されてるが、ネタバレ読んでから観てしまい、失敗したが・・・)


ケルベロス→つまらなかった、というか殆ど記憶にないw


AVARON→大好きな作品。好きな邦画(と言ってもこの作品は純粋な邦画ではなくポーランドとの合作?だが)のベスト10に入る位。


スカイクロラ→今一


攻殻機動隊→凄いとは思うが、好きかと言われると微妙。


イノセンス→前作の攻殻機動隊観ずに劇場で観たら訳わからなかったwやはり凄いとは思ったが、好きかと言われると微妙。



上に書いた悪い方面の押井守ってのは、まぁギャグ線に走った押井守って所かな。



うる星みたいなのり。



まぁ基本コメディは好きじゃないってのがあるから。



永井豪の 「デビルマン」



今までの人生で読んだ漫画でベストワンの神作。



恐らくこれは一生変わらないと思う。



まぁ、世に言う「デビルマン信者」である。



だがしかし、永井豪信者ではない。



結構氏の作品読んできてはいるが、ギャグ線の作品は駄目なんだよな・・・



大学生の頃にマクロスを(中心となって)つくった、河森正治。



愛おぼ(映画版の超時空要塞マクロス~愛おぼえていますか~)は今でも人生ベスト5アニメに入るかって位好きな作品。



マクロスプラスも相当好きだし、マクロス0やFも好きである。



だがしかし、マクロス7やアクエリオンは受け付けないし・・・



天才クリエイターってのは得てして二面性を持っているんだよな。



永井豪しかり、河森正治しかり、岩井俊二しかり。(岩井俊二のもう一つの顔はギャグ線ではなくてダーク面であるが)



で、押井守もそうなんだと思う。



この前、009の記事にも書いたが、押井版ルパンとか、押井版009は非常に観たいと思ってしまうんだが、ギャグ線の押井守はあまり観たくないというか。



だから、立喰い師列伝とかは観ていないし・・・





とにかく、この、実写版パトレイバー。



1200円払う価値は全く無かった・・・
(まぁスクリーンで実写のパトレイバーが動くのはそれなりに楽しめたが、今回は導入エピってことからか、あまりそういったシーンが無かったし)



金欠なのに、こんなもの観てる場合じゃなかった(;´д`)



元々OVA用に制作された物みたいだし(ちゃんと調べてないが、この作りはそうであろう)、DVDでじゅうぶんだった(+_+)




出演者が誰なのかすら調べずに観た訳だが、ヒロインが真○恵里菜ってのには驚いた。




大出世だね。




これは、おめでとう!と言いたい。
(と言っても本人に覚えられちゃあいないと思うが。一応15歳の頃から知ってはいるので)





追記17日03:18


調べたら、13日に等身大パトレイバーが吉祥寺に出現したみたいだし、15日に押井監督のトークショーが新宿であったみたいで。

行きたかったー(T_T)


で、長編実写版までの序章なのか、このプロジェクト。


まぁ予告編で観た2章は本編よりパトレイバー動いてそうだし、とりあえず、追いかけるかな。


エピソードを追うごとに楽しくなる仕掛け。ドエライ金を使ったってあるし。



なんだかんだで、巨大?ロボット(まぁパトレイバー)が実写で動くのはワクワクするしw





Blue-ray家で観れないから、やっとネッカフェで観た。


近くのネッカフェでは観れないから、電車で20分位の街まで出て来た訳だが。


19時30分位にネッカフェ入ったから、余裕で見終わると思ってたんだが。



まさか、映像特典が2時間以上あるとか思わなかった・・・


しかも、内容濃すぎで、何度も巻き戻して観たり、静止画のギャラリーも全部くまなく堪能してたら、終電無くなってしまって、ネッカフェに泊まることになってしまった(;´д`)




さて、以前書いたが、このExtended Cutは、劇場版より、17~18分長いバージョン。



まぁディレクターズ・カット版と以前書いたが、劇場版が劇場公開時に製作側の意向により編集されて公開されたというよりも、監督自らが編集・カットして劇場版は劇場版として世に出し、ソフト化の際にこのverも作ったといった感じかな?この映画の場合。(特典映像での監督の物言いを聞いた感じ。でもそれでも、このExtended Cut版をディレクターズ・カット版と呼んでも良い訳ではあるが)



で、Extended Cut、何が違うかと言えば、大きな追加シーンは二ヶ所(あとは細かいカットは所々に追加されてたりもしたが)



まず、エンディングに組み込まれているダンスシーン(Love Is The Drug)が本編の途中、Babydollが売春宿にやって来て皆に紹介されたシーンの後に組み込まれている。



監督の解説によれば、映画の緊張感が薄れてしまうからというのがカットされた一つの理由らしいが、いやいや。



このシーンはあった方が断然いいと思った。



散々「ショー」の為にダンスレッスンしたりするシーンがありながらも、全くショーが描かれていない劇場版。



Babydollの踊りは見せない描かれ方なのは解るが(これは見せたら台無し)、実際のショーのシーンが無いのはなんとも物足りなく感じていたし。



寧ろエンディングに突然Love Is The Drugのダンスシーンが出てくる方が、初見の時、違和感有りまくりであった。



それこそなんか、世界観を台無しにしてるような気すらしたし(^^;




本編に組み込まれることにより、作品に新たな色を加え、より魅力的になったと思う。




このシーンの映像がまた、いいんだよな。




監督は、PVを作っていた経験が活かされたと語っていた。



メインの二人(CarlaとOscar)は勿論、若い女優さんにとっては出番はたった30秒のダンスシーンでも、プロのダンサーのパフォーマンスのように見せる為に、大舞台さながらの猛稽古をしたらしい。



そんなシーンを劇場公開でバッサリ切っちゃうとか、ある意味凄いな・・・




てか、映像特典であるMovie Tour(オーディオコメンタリーみたいな物、静止画を見れたり、スタッフやキャストのインタビュー映像や撮影風景も映像でカットインするから、かなり豪華特典)を見てたら、拳銃を落とすってだけのシーンを60回も撮り直したりしてたみたいで、監督の作品に対する拘りの情熱や、映像に対する美学が凄い伝わってきた。



Stanley Kubrikとかも納得いくまで何回も撮り直すので有名だが、この監督もやはり相当凄いなぁと。




美学や拘りを持ってる監督の作品は、やはり惹き付けるんだよな。




Sucker Punch、もう少し世間的に評価されてもいいだろ?と←




あ、でも制作費と興行収入調べてみたら、一応興行収入の方が上回ってはいるみたいだが(^^;




監督が、思う存分やりたい放題なことをやって、しかも金かけて作った作品で、一応制作費の元は取れてるし(宣伝費とか考えたら大幅赤字なんだろうが、数字上で興行収入が制作費を大幅に下回ってる作品も多数存在する訳で)、一部のマニアの間では熱烈な支持を受けてはいるからいいのかもw
(SF映画史に残る名作?Brade RunnerやBragil(邦題:未来世紀ブラジル)も赤字だったらしいし )





ちょっと名が売れた監督が思う存分やりたい放題なことをやった映画として真っ先に頭に浮かぶのは、(邦画だが)行定監督の、「遠くの空に消えた」



GOやセカチューのヒットにより、監督が7年間だか温めていたアイデア(ここら辺りはSucker Punchに通じる所があるかな)を自らの脚本でやりたい放題に映画化したのがこの作品なんであるが。



映画公開前に、名古屋、大阪、東京と、舞台挨拶付き上映に足を運んだ思い出の映画なんではあるが、内容はとんでも映画であった・・・



公開初日の舞台挨拶の時、監督自らの口から「この映画を観て、つまらないと思う方もいるでしょう。でも気に入ってくれる人もいるはずです」みたいな内容のコメントが語られる始末(^^;
(既に試写で観た人達からかなり酷評されていたからであろう。完成披露ではもっと堂々として自信満々だったのに・・・)



行定監督の黒歴史となった。




だがしかし、監督がやりたい放題やって撮った作品て、なんか俺は好感は持てるんだが。
(遠くの空に消えたについては決して映画の内容は評価はしてないが)




Sucker Punchも同じような経緯で作られた作品ではあるが、この作品は、「大作」だよなぁと改めて思う。




なるべく演者自らにアクションシーンを演じて欲しいからと、撮影入る前の約三ヶ月間、アクションシーンの為に毎日トレーニングを積んでたってのも凄いと思うし、キャストに挿入歌歌わせたり、たった5分程度のダンスシーン撮る為に大舞台さながらの稽古を積んだり。







で、話がそれて来たが、Extended Cut版で追加されたもう一つのシーン。




それは、ロボトミー手術直前で、Babydollが大富豪に会うシーン。



大富豪はBabydollを「買った」訳であるが、Babydollに、嫌々ながらではなく、自ら進んで己れを受け入れてくれるように言う。(真実が欲しいとかなんとか)



それによってBabydollも自由になれると。



Babydollは、それを受け入れる。



自ら大富豪に身を任せる。



これって、
「Babydollが自ら望んでロボトミー手術を受ける。

Babydollは妹を過って殺してしまったこと(もしくはそう思い込んでいること)をずっと悩んでいたが、その自責の念からも解放され、自由になれるから」

って意味かと思ったんだが(ロボトミー直前に妹がしんでしまった時のシーンがカットインではいるし)


Babydoll役のEmily Browningの解説によれば、Babydollは義父から受けてた性的虐待や売春宿での日々によって性的な物は恐いものであると怖れを抱いていたが、大富豪の登場で喜びに溢れたものだと知ったということらしいが(^^;



このシーンの導入はどうなんだろう?



自分が解釈したように解釈すれば、より解りやすくはなってるかな?
(だがしかし、劇場版でいきなりバッサリロボトミーに移行する見せ方はそれはそれで良いとも思う、ここは甲乙つけがたいw)



で、監督や出演者やスタッフの解説をこのMovie Tourで聞いていて一番驚いたのが、Blue(売春宿の主人、現実世界では精神病院の看護師)はBabydollを愛していたってことだ。



最後泣いている意味がよくわからなかった(単に無抵抗な子を手込めにするのは面白くないと思っている異常者?と考えてたw)が、成る程なと。



あと、なんでファンタジー世界で、鬼武者もどきやケルベロスもどきやドラゴンやロボットとか空想の世界のものとばかり戦うかは、(殺しまくっても)残酷に見えないようにってこともあったみたいだな。



あと、Babydollは自ら犠牲にしてSweat Peaを逃がすことにより自らも自由になれた、Sweat Peaを逃がしてあげることが死んだ妹に対する償いであった、Sweat PeaとRocketに自分と妹の姿を重ねて。
ってことが、脚本家と編集の人の口から語られている。
(この部分は事前に作品から読み取ってはいたが、一応書いておこう)




監督や出演者やスタッフが入れ替わり立ち替わり結構親切に解説してくれたりする訳だが、だがしかし・・・






ロボトミー手術を受けたあとでなんの反応も示さないBabydoll。


そのシーンはわざと曖昧に描いたらしく、


監督曰く、


Babydollはそこにいるのか?
Babydollの精神状態は?
Sweat Peaとの関係は?
彼女は空想の人物なのか?


色々と疑問が残ったならば成功だって!?







で、ラストシーン。



Sweat Peaがバスに乗り込むシーン。



Sweat Peaの目の前でバスに乗り込む少年はファンタジーシーンに出てきた少年と同一人物だし(これは言われなきゃ気付かないw)、バスの運転手は、散々ファンタジーシーンに出てきた賢者。




で、このバスのシーン。



これが現実かどうか?
そもそもSweat Pea自体が空想の産物なのか?
Sweat PeaはBabydoll自身なのか?




ヒントは残してるから探して欲しいで締め括られている(;´д`)




余計に頭が混乱したww




皆さん、それぞれに感じとって貰えればと言われた方が余程マシなんだが(^^;




ヒント残してるってことは、ちゃんと設定、そして真実があるってことなんだよな・・・




Sweat Peaは冒頭の現実世界の精神的病院のシーンから登場するから、Babydollの作り出した空想の人物説は切ってたし、Babydoll=Sweat Pea説も途中から切ってはいたんだが、監督がここまで言うってことは、その説もまだ有効な訳か?

とりあえず、4回通して観て、ほぼ解釈は固まっていたのに、振りだしに戻された感じ(;´д`)














てか、そうこうする内に夜が明けてしまった・・・





このブログ、何度もBlue-ray止めたり巻き戻したりしながら書いてたら、5時間近くも(DVDを見はじめてからは10時間)かかって書いてるしww
(;´д`)







とりあえず、また観返さないとだな(^^;





追記17日7:56


気になって気になってしょうがないから、謎を解明する為に、徹夜でネットサーフィンして色々調べてみたが、余計にわけわからなくなったw


妹を実際殺害したのは継父かBabydoll自身なのかすらもマニアの方々の間でかなりねちねち議論されてる始末だし、監督がMovieツアーで拘ってた2つのトランクについても、誰も完全回答だしてないんだな(^^;



Seat Peaが真の主人公説は解るが、Baby DollがSeat Peaの妄想だった説もありなんか?



監督は、アメリカのTVのインタビューでは、冒頭のシーンや精神病院でのシーンすら現実とは限らないと言ってたみたいだか!?



そうなると、もうお手上げwww



誰かマジで、完全回答用意してくれよと・・・(;´д`)