もう年末…久々の更新&100コ目の記事は破竹の勢いを見せるディズニーのこちらの映画で…!
延期からの劇場公開中止、そして政治的な問題など様々なことがあってリリースとなった一本
当時は劇場公開を待ち望んでたけど、今見るとしないである意味正解だったかもしれないな…と思った
監督 ニキ・カーロ
出演 リウイーフェイ 甄子丹 李連杰 コンリー ジェイソンスコットリー
ストーリー
国家の存亡がかかった戦を前に、各家庭の男子を兵士として差し出せとの命令が下り、息子のいないファ家の一人娘ムーラン(リウ・イーフェイ)は、病気がちな父親を守るため男に成り済まして戦地に行く。彼女はファ家の守り神である不死鳥に見守られ、驚異的な戦闘能力を開花させる。
シネマトゥディより
元々ムーランは何度も映画化されている題材で、ディズニーでも過去にアニメ化されている
なので別に基本のストーリーは同じなんだけど、女性の解放というテーマが強調されていた(個人的にはその主張が前に出過ぎて若干しつこくなっているような気がした
その他で違うところといえばまずは気という概念
劇中から察するに気を持っている人はすごいらしいんだけども、別にドラゴンボールのような衝撃波が出せるわけでもなくイマイチその概念の存在価値がわからなかった
なのにコンリーは鳥に変身したりと魔法が使えたりとリアル志向にしたいのかファンタジックにしたいのかよく方向性が分からなかった
それと上司との恋は良くないということで、昔は上司と恋仲になっていたが本作では上司と恋人のキャラクターを分けている
しかしそんなに恋人との関係性が深掘りされているようには感じなかったので、そのこは原作まんまでよかったような気がする
アクションも正直良くない
メンツ的にはアクション好きなら垂涎のキャスティングなんだけど、まず李連杰とドニーさんのアクションシーンがそもそも少ない
皇帝役であんまり体調も最近よくない李連杰はまだしも、戦士であるドニーさんのアクションが演舞とちょろっと数カット戦うだけというのが残念すぎる(カット割りも悪い
リウイーフェイのアクションも見ていてここ吹き替え使ってるんだろうなぁというのがアクションの流れの中で丸わかり
彼女のドラゴンキングダムのアクションと比べるとだいぶ悪いので、彼女が下手というより演出する側の問題のように感じた
それと最近流行りのカメラを90度傾ける演出も意味があるわけではなくただ単に見にくいだけで良くないと思った
ストーリーはまだしもアクションが特に残念だった一本
吹き替えのキャスティングもドニーさんは大塚芳忠さん、李連杰は池田さんで見たかったな