え〜っと…
あけましておめでとうございます
とりあえず2月なので去年に比べたら更新は早いはず!
今回は久々に見たアドキンスのこちらの映画をレビューしていこうと思います
ニンジャ・アベンジャーズ
監督 アイザック・フロレンティーン
出演
スコット・アドキンス ケイン・コスギ 肘井ミカ 菅田俊 ヴィタヤ・パンスリンガム ティム・マン カズ=パトリック・タン
ストーリー
「エクスペンダブルズ2」のスコット・アドキンスとケイン・コスギの主演で、殺された妻子の復讐を果たすため戦う男の姿を描いたアメリカ製忍者アクション。アメリカ人のケイシー・ボウマンは日本で甲賀流忍者の修行に励み、甲賀道場の跡取り娘・武田波子と結婚して平和な生活を送っていたが、何者かによって身重の波子が殺害されてしまう。かつて師匠のライバルだった男で、いまはミャンマーで麻薬組織を率いるゴローが波子を殺害したという確証をつかんだケイシーは、ゴローを追って単身ミャンマーへ渡る。主人公ケイシーをアドキンス、その兄弟子の中原をコスギが演じる。その他、肘井美佳、菅田俊ら日本人俳優も出演。
映画.comより
妻を殺され復讐に燃えるニンジャを描いた本作
確かに復讐譚ではあるが、いくらなんでもな邦題ではある…というか復讐者はアドキンス一人なのにアベンジャーズってなんで複数形なんだ?なんて野暮なことは考えちゃダメ
個人的には前作のキャラクターを殺して、その復讐をするというタイプの続編はあんまり好きじゃなくてストーリー面でいうと前作「NINJA」の方が好み
現代にアップデートされたニンジャという面でショー・コスギの代表作「ニンジャ」シリーズの流れを継いでいたのが良かった
↑言わずと知れた?名作
本作はまずニンジャ要素がそこまでないし、出てきても東南アジアが舞台だからかゲリラ兵のような戦い方や昔ながらのニンジャスタイルが多かったので新しさはあまり感じられなかった
ここら辺がファイトコレグラファーとしてのティム・マンっぽいなと思ったり…(後述
そんな感じでややストーリーや演出面としては思うところがあるんだけど、それを吹き飛ばすぐらいアクションが素晴らしい!
正直アクションに興味がない人にとってはアクションが良くても映画としての欠点が目立つし…と思うかもしれないけど、そんなのを吹き飛ばすぐらい凄まじいアクションだしヌーイメージの映画にそんなものを求めるなよ!と思う(個人の意見です
94分の映画なんだけど誇張抜きに10分に1回はしっかりとしたアクション(尺もちゃんとある)が挟み込まれるのでマーシャルアーツ映画ファンには眼福
こんだけたっぷりアクションがあるとボリューム満点すぎて飽和状態になりそうなもんだけど、ちゃんとうまくシチュエーションや武器などで個性を付けているので見ていて飽きがくることがない
道場にアドキンスが殴り込みするシーンをワンカットで撮っていたりと意欲的なショットも多い
アクションのスタイルはニンジャ映画ということもあって空手ベース
やっぱフィジカルが凄くて格闘技や武道のチャンピオンが多い欧米のアクション俳優には今日本で流行っているような繊細なアクションよりもこういうカッチリしたアクションが似合っているように感じる(人にはよるけどね
アドキンスの肉体も全盛期って感じでとにかく動きまくる!
最近は回し蹴りが棒蹴り気味になっていて流石に年齢を感じるが(現在48歳)、この頃は突き蹴りどれをとってもキレがあり素晴らしい
あと今回見直して気づいたのはアドキンスは右足がおそらく利き足なので回転技の時反時計回りになることが多いんだけど、逆の時計回りのアクロ技の時はスタントダブルを使っていることが多いということ
よ〜く見てみると高難易度な時計回りに回るアクロ技はアドキンスではなくスタントダブルがやっていたりする
ちなみに本作のアドキンスのスタントダブルは今や役者として「プロジェクトV」や「海関戦線」、「モンキーマン」のファイトコレグラファーと大忙しの成家班のブラヒム・チャブだったりする
そんなブラヒム・チャブだったりティム・マン、カズ=パトリック・タン と動けるメンツがめちゃくちゃいるのでどのバトルもみんな動きまくり!
日本だったら主演の動きが埋もれちゃうから敵の動きは控えめにしよう…とかしそうだけど、本作ではどいつもこいつも主演級の大立ち回りをするのが最高
こういう動ける人が沢山出演いる映画で真価を発揮するのがティム・マン
↑アドキンスと対決するティム・マン(右)
本作以降アドキンスと様々な作品で組むこととなるまさに盟友といえる存在の彼なんだけど、とにかく人間の身体能力の限界を引き出すかのようなアクションを設計している
本作でのアドキンスとのバトルを見ても分かるように自身がめちゃくちゃ動けるので、自分基準でアクションを作っているからこんなアクションが作れるんだろうなと思う
しかし!動ける人が出てない作品になると突然輝きを失ってしまう
アクション出来ない人をいかにうまく見せるかという撮り方やシチュエーションでのこだわりがなくて、立ち回りだけで全てを解決しようとするのでこのような事が起きてしまうんだと思う(S.A.S.など
なので本作のニンジャという設定が上手く活きなかったのもある意味ティム・マンらしくはある…
そんな動ける人が大量発生している中、堂々ラスボスを務めるのがケイン・コスギ!
日本語はアドキンスに引けを取らないケインだけど、アクションは彼がラスボスで良かったと感じられる本作…いやアドキンスやケインにとってのベストバウトとなっている
とにかく技のキレがとんでもないし、見せる技の数々もハイクオリティ
彼をバラエティタレントとしか捉えてない日本人に見せてまわりたいぐらい!
今は絶縁しているがショー・コスギのニンジャシリーズの流れを継ぐ本作のラスボスとして登場したという系譜もアツくて、ニンジャ映画ファンにとっては忘れられない対決となった
ここまでやりきると清々しさすら覚えるアイザック・フロレンティーン×アドキンスの最高傑作
劇場公開された数少ない、そして現時点で最後のアドキンス映画でもあるのでアクションバカはマストウォッチ!





